October 17.

天気:晴れ

睡眠:良好

起床:9:00

体調:良好。肩早く治らないかな。

 

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最近、徐々に自分の中の気持ちの整理をして、人に説明できるような感じになりつつある。

会社に通って、働いているときにはそんなことを考えている余裕はまったくなくて、たぶん働き始めたらまた全くなくなると思うので書き留めておきたい。

 

 

今まで、うつになった、ということをなかなか受け入れられずにきたけれど、最近、まあなって良かったんじゃないの、と思うようになってきた。

まあ実際のところ、なっちゃったんだからいいも悪いもないんだけど。

運が悪かったのと、自分で選んだ積み重ねの上に出てきた現象だったわけだから、そのままじゃ無理だよ、というストップをかけてくれた身体には感謝している。

見えなかったこと、考えられなかったことが、少しずつ考えられるようになってきたから。

 

 

これから書くのは、母娘関係と働くことについて。

実体験から思うこと。

 

 

私の世代で同じように働いていたり、経済的にも社会的にも自立している女性は、実は結構な割合で相当母娘の関係が悪化している。

知り合いでも、やはり母娘の関係が厳しい人は多い。

娘が優秀であればあるほど、そして母親が既に会社生活から長く離れていればいるほど、深い溝が形成されていく。

その理由は、(まあ娘側からの見解ですが)母親が子離れできないこと。

母親は、自身の経験から「あーした方がいい、こーした方がいい」と言わないと気が済まず、これは推測ですが、そういうアドバイスをしないと、母親自身がアイデンティティというか自分の立場を確立できないことが原因なのでは?

ついでにのパターンは父親と母親がカップルとして機能しておらず、母親が孤立していることもよくある。(ような気がする。)

就職とか結婚とかで娘側が自分で選んで人生を生きようとするときに、母娘関係が一時ダメになったとしても、父親と母親がカップルとしてお互いに尊重して生きているパターンは割と修復も早い。

お互い大人になっていけば、解消していけるのかもしれないけど、社会と同じで成熟するには時間がかかると思う。

まあ血だからしょうがないよね。

可愛さ余って憎さ100倍みたいな。

 

就職活動なんかでも顕著にこういうことがおこるから、それまで結構優秀で大学卒業まで通してきた女の子達というのはだいたい2パターンに別れる。

 

  1. 親の勧めをきき、親の勧める大企業に入って(場合によっては一般職。まだあるのか!と思うかもしれませんが、あるところにはそういう採用はあります。)”良い娘”となる。
  2. 親の勧めをきくけども自身の感覚や会社研究などの結果、そういうものを蹴っ飛ばし外資系orベンチャー、たまに大企業の総合職といったところに就職し、結論としては絶縁状態、無会話状態となるが、自由な人生を謳歌する。

 

1を選択した場合、その後の進路は2つにわかれる。

①どこかで良い娘をやめて自分の人生を生き始める。

②そのまま親にとっても見栄えのいい結婚相手をつかまえて、理想の中流家庭の生活を目指す。

2を選択した場合は、すでに自分の人生の取りかじを自身の手に持っているので、その後も自分の人生を生きていく。

どこかで結構和解してたりする。

 

 

私自身はどうだったか。

就職活動時、じつは1でも2でもなかった。

というのは、親の勧めはとりあえずきくだけきいたが、結論としては、やっぱダメだな、自分で生きよう、という感じになったのだけど、結果的に外聞の良さげな会社に拾われたため、まあ内心複雑。

私は自由に生きる!みたいなパワフルウーマンを目指していたのに、社会にあなたはこっちのがあってるよ、みたいな引導を渡されたわけで(笑)。

まあひどい話よね。

往々にして、私の人生は割とこういうことが起こるので(2回の受験とかね)その渦中にいるときには相当大変だけど、まあ慣れてるんだけど(笑)。

自己分析がめちゃめちゃ下手、ともいうんだけど。

 

会社にはいって1年くらいは仕事についてもあーだこーだどーだと色々話したりもするんだけど、徐々に話すこともなくなっていくし、年次が上がっていくにつれて業務も専門的になってくるから説明してもわかんないし・・・・という悪循環。

ちょうど24ー25くらいというのはそれなりに自信もついてくるからますます娘の私も傲慢になり・・・(失笑)

まあイケイケゴーゴーみたいな感じだったわけです。

家にもあんま帰らないし。

とにかく会話しても会話がちぐはぐになる。

あーだこーだ言われる。

ぎゃんぎゃんやる。

仕事で疲れている上にそういう感じでぎゃーぎゃー言われると頭にきて夜の11時くらいから2時間くらい親子喧嘩をする。

(翌日わたしは仕事です。怒。)

というような激しい親子関係を経て、最近は落ち着いてきた。

うつになった私を何も言わずにほっといてくれるし。

初期こそ動揺してたけど、やっぱりお母さんがどーんとしてるとありがたいなと思います。

 

 

時々仕事(というか職場)の話をして、今ってこーなってあーなってあっちこっち大変な訳。私も!(ここは主張しておく。)というような話をしていると、残念ながら30年前とあまり女性の働く環境は変わっていない。らしい。

結構先進的なはずなんだけどなあ・・・。

今ってすごく理想が先行してしまって、現実的なフォローが追いついてないんだよね。

これ、変わるの?みたいな。

身近でそういう子育てしながら働く女性を見ているだけに、なんだかなあ・・・・という正直複雑な思いです。

中から変えていくより河岸変えした方が早い気がするよ。

 

あ。胃が痛い。

なんでこんな話になったんだろう?

ま、いっか。

書こうと思っていたこととまったく違うことになってしまった。