iの一期一会

アラサーiの日々のこと。

October 21.

天気:晴れ

睡眠:そこそこ良好

起床:6:00

体調:うだうだ。朝ご飯作ったり。家事したり。

 

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本日は読書感想。

「約束された場所で underground2」

 

 

約束された場所で―underground 2 (文春文庫)

約束された場所で―underground 2 (文春文庫)

 

 

アンダーグラウンド」を読んで、何か少し違和感というか物足りなさというか、そんな感じを覚えた。

もともと、2が出ているのは知っていたのだけど、内容はよく知らなかった。

そんな理由で、その後のことでも書いてあるのかな?と思いながらこの作品を読み始めることになった。

 

 

読み始めたら、今度はオウム真理教の関係者へのインタビューだったので、結構驚いた。

読んでいくと、なんだか結構普通の人っぽいな、と思った。

今はもう関わっていないという方もいる。

オウムへ惹かれていく過程、というのがどの方のインタビューでも浮かびあがっていて、読んでいる限り、割と現実に失望して、さらになんか自身を高めようという努力の方向の先に、その宗教があった、という感じ。

普通(というのも難しい言葉ですが)だと、その失望した時点で、どこかで現実との折り合いをつけてなんとかかんとか適当にやっていくところを、なんだか純粋な心のまま、魂を高めるとかそういう感じのことに突っ込んでいってしまったような。

 

 

悪く言えば、中2病的な感じをこじらせて、こじらせた方向でコミットした組織が結果的にものすごいまずいものに向かってしまったというか。

よくも悪くも、純粋なんだな、という感じはすごくあって、ただなんていうかそれを頭ばっかり先行しちゃったんじゃないの?というような。

こじらせた時に、こう普通の方向で身体を使って現実的にやっていく方向にいっていたらこうはならないんじゃないのかなぁ。

 

 

私自身もなんか過去なんて封印したいくらいこじらせっぷりが酷いから、すごく正直にかくと、惹かれていった過程というのはよくわかるし、共感できるところもある。

ただヨガとかノストラダムスとかそういうものには全く興味が向かないからそっちに行かないだけなんだろーな。

とは思うけど。

はまっていく感覚というのはたぶん誰にでもあって、じゃあその「はまったもの」が果たしていいのか悪いのか(社会的な面から見て)というところなのかな。

うーん。

ぐるぐるしてきたー。

 

 

なんていうか、現実を否定した宗教が作り上げた組織が、まるで官僚組織そっくりなところはなんだか皮肉だな、とは思った。

 

 

最後の河合先生と村上春樹氏の対談はすごく本の終わりとして救いになったと思います。

なんか、そうそう、くすって感じですごく河合先生って、かわいらしいのです。

対談読むとほっと和んじゃう。

 

 

それはたぶん、今のシステムからはみ出した人を排除しないからで、ふんふん、とか言って、難しいことをすごくわかりやすく説明してくれるからなんだろうなー。

やっぱりなんていうか、はみ出した人の逃げ場がある社会をつくっていかないと、いろいろ大変なんじゃないのかな、と思う反面、事件が起こるとなんかどんどん管理的になるのよねぇ......

 

 

そんなに管理したい(されたい)か?

 

わたしは嫌だけどな。

そんなわけで、やっぱりよくわかんない、が感想この本の感想かもしれない。(全然感想になってない。)