November 17.

天気:曇り

睡眠:そこそこ

起床:10:00

体調:割といい。お花を買いにいくのと(とりあえず)生けることはできた。

 

 

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平面から立体へ。

 

 

いけばなの型の基本は、古くは「たて」を基本にした形から始まる。

その後、形は「よこ」へと展開。

いちばん直近にできた形式の自由花は「まる」のイメージで作られることが多い。

 

 

ざっくりな流れはこんな感じで出来ている。

「たて」(平面)

  ↓

「よこ」(平面)

  ↓

「まる」(立体)

 

「まる」(というか球)のイメージはフラワーアレンジメントがまさにその形で発展してきているので、新しいものはいけばなもアレンジメントも一見どちらかわからないもの、というのもあるのですが、お互いに引き算の文化(いけばな)と足し算の文化(フラワーアレンジメント)が重なりあって新しいものがうまれていくというのはいいなあ、と思う。

 

 

「たて→よこ→まる」という風にどんどん形が変化していったというのは、お花を飾る空間が変化したことがあって、「どんなところに飾るのか」ということが大きく関係していると思う。

 

たて:大きく広い場所

よこ:床の間や和の空間

まる:テーブルや玄関

 

いけはじめてすぐの頃は、線をイメージすることですごくいっぱいいっぱいで、平面的になってしまうのだけど、だんだん奥行き空間を意識できるようになると、どの型でも立体的になっていきます。

 

・・・・・わたしは下手でよく「奥行きを意識する」ということを言われます。

立体感、意識してできるといいなあ。

 

 

何年かぶりに窓の外をふと見やったら、庭の隠れ蓑の木の枝がいつの間にか窓(2階)のところを超えてこすっていた。

どおりで、ここのこと日当り悪いな、と思っていたのだけど。

長いことそんなところ見なかったら、気づかなかった・・・。

 

 

そんなわけで、明日は晴れたらちょこっと窓から枝をもらって飾ろうかと企んでいます。

何の花をあわせようかな。

 

ところで、1X年住んでいて庭の木が隠れ蓑の木だということをはじめて知りました。

 

 

紫陽花があることはしってたんだけど・・・・。