iの一期一会

アラサーiの日々のこと。

December 3.

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好きなお洋服を着られる、という幸せ。

ーーーーだったはずなのに。

 

 

お休みに入ってしばらく。

今思えば、結構ムリヤリ外出をしていたような気がする。

 

”早くよくならなきゃ。”

”世の中とつながっていないと社会復帰できなくなってしまう。”

”ちゃんとしなきゃ。”

”早く、復職しなきゃ。”

 

そんな気持ちがいっぱいだった。

そんな状態で出かけても、まあ調子がいいわけがなかった。

(今考えたらそっか、と思う)

外出しても1時間くらいがせいぜいで、それ以上外にいると疲れてしまい翌日から3日ほど起き上がれない日が続いた。

 

 

会社にいかなくていいとなると、OLメイクやOLルックをしなくてもよくなる。

最後はメイクをすることもできず、半分すっぴん、全身黒色、そしてタイツという格好で過ごしていたことを思えば、窮屈なOLルックを脱ぐことができて正直、心底ほっとしていた。

 

 

”これで、好きなお洋服を着られる。”

 

 

そう、思った。

だけど私自身に出てきた答えはーーーー。

 

”何を着たらいいかわからない。”

 

何の色が好きなのか。

どんな素材が好きなのか。

コットンなのか、リネンなのか。

 

 

ピンク?白?黄色?

 

黒以外の選択肢をまったく思いつかない。

カラフルな色が大好きだったはずなのに、何を合わせていいのか、どのバックをもつのか。

ハイヒール、エスパドリーユ、それともスニーカー?

 

元々手持ちのものが少ないので、本当はシーズンごとに買い足さなければまったくお洋服が足りないのに、買いに行く元気はなく、出かけなければならない日はデニムにTシャツ、スニーカー。

 

 

香水、ピンクのリップ、花、アクセサリー・・・・・etc

 

昔キラキラ光って見えたものを見たり使ったりするのは、しんどかった。

何を着たいのかがわからない。

何を買ったらいいのかわからない。

 

 

しばらく、しばられずに好きなものを着られるのに。

 

しばらく、恐怖でいっぱいだった。