December 20.

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福利厚生のいい会社に勤めるということ。

 

 

福利厚生の充実した会社に勤めている方にたまに話をきくことがある。

かくいう自分の勤め先も、平均よりはかなり良いんじゃないかと思う。

それと比較してもいい、というのはやっぱりメーカーが多い気がする。

基本的には、メーカーは男女ともに総合職ばかりということも多少色があるのかもしれない。

(そのかわり、営業の数字とかもかなりかけられるという話。)

 

 

どちらかというと、仕事の質に関してはかなり色々なグラデーションがあるので(いろんな採用形態の人が混じっているので)、広告やメーカーやベンチャー、IT、コンサルなどの業態の人の話をきくとかなり違って面白い。

当然、このあたりのくくりは男性も女性もイケイケである。(ことが多い気がする)

 

 

割と私自身はのんびりとした性格なので、どれだけキツくても若干のんびりっけがある会社はやっぱりそういうタイプをとるのだろうか。

まあいいや。

拾ってもらったので何かをいうのもなんだか気が引ける。

 

 

なんだかんだ言って、サラリーマンって割と保険や年金においては実際のところ守られているところがあると思う。

入社や退職の手続きがめんどくさいのだって、書類が多いのだって、それなりには理由があって、その分よくも悪くも現状においては保護膜が厚いのだろう。

徐々に薄くなっている気がするけど。

 

 

私が怖かったことは、いつかは出ようと思っているのに、認めたくないけれどもだんだんその保護膜が心地よくなっていて、出たらどうしよう、ちゃんといろいろなことができるのだろうか?、老後の準備は?、貯蓄は?、人生は?みたいに不安がたくさん出てきてしまったところだった。

若いときは無防備に出れるのに、段々年を重ねたからか、臆病になった。

背負っているもの、何もないのに。

 

 

しばらくは、「働くこと」と向き合って今のところでやっていく予定だけれど、今度は間違えない。

身体を壊すまで働くのは、やっぱり間違ってる。

 

 

世の中の流れ的にも、保護膜は薄くのばして行く方向に少しずつ動いている気がするし。