December 22.

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銀座や表参道は、かつての私には怖いところだった。

 

 

オシャレな人が多くて、お店をのぞいたときにお姉さんが寄ってくるのが怖かった。

何を話したらいいのかわからない。

自身のスタイルもよくない。

まずお洋服が入るかどうかの恐怖がある。

(ダサいのに)ダサいと思われたくない。ーーまあ、どうせ思われるんだけど。

 

 

何を着たらいいのかーーーー

わからない。

 

お店もよくわからないし。

 

 

そんな感じで、めっぽうこの辺の街を避けていた。

今はすごく好きだけど。

 

 

どこになにがあるかわからない?

ーーー歩いて探してみればいい。きっと何かみつかる。

 

何を着たらいいかわからない?

ーーー着てみてきいてみればいい。

 

お洋服のサイズの恐怖?

ーーーダイエットしてやせればいい。

 

周りの目が気になる?(ダサいと思われたくない?)

ーーーその視線の刺激が、自身を綺麗にする。

 

 

そんなことがわかるようになってから、これらの街が好きになった。

呼吸もラクだ。

オシャレなものがたくさんあって、プラスチックなもの(郊外によくあるコピーのような光景)がまずない。

本物がたくさんある。

ディスプレイはとてもキラキラしていて、歩くだけで愉しい。

男性も女性も、この街は実はとても親切だ。

 

 

とはいえ。

銀座や表参道を愉しく歩けるようになったとは。

 

 

ちょっぴり大人になりました。

ーーーたぶん。

 

 

美容院に行ってこよ〜。