天気:晴れ
睡眠:そこそこ
起床:7:30(その後寝た。12:00くらいに実質起床?)
体調:そこそこ
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敵前逃亡、という選択肢。
ーーーーーーー敵前逃亡。
穏やかじゃない言葉だな。
うつうつしているときにちょっぴり思っていたこと。
自殺を考えたり、生きていくことをやめようと思ったり、明日の希望が見えないとき。
よくもう死んじゃえばいいかな、と思った。
死んじゃえば、明日会社に行かなくていいし、行かない連絡もしなくていい。
そんな考え方。
そのあとで、大抵、「あ、まだ、じゃああの人(もちろん仕事以外のプライベートの友人、知人、恩人)に挨拶してないな。」とかって会いたい人がいたり、
「明日、それじゃあ美味しいご飯食べてからにしよう。」と思ったりするので、
途中でその思考をよくやめるけど。
これが、ひとりで、誰も引き止める人がいなかったら、引き止められる心が踊る事柄がなかったら、結構キツいことだと思う。
仮に、うっかり、ふらっと、電車に飛び込んでしまったとして、誰が責められるのだろう。
この手の思考の迷路に入っているときは、いつも私はわからなくなっている。
自分の持っている現在の悩み(そんなの仕事をやめればいいじゃん!ってだけの話なんだけど、辞めたら、明日、どうやって生きていくの?みたいな。脳内の正義と悪魔のささやきが交互にやってくる。)と、生死を同じ土台の上にのっけて考えてしまうのだ。
そんな状態で、それでも、力を振り絞って会いに行った人が、
「あんた馬鹿ね。
とりあえずそんなのどうでもいいから、今日は会社休みなさい。
連絡一本いれればいいんだから。
それで、今日はもうここでのんびりしてればいい。」
そんな風に、言ってくれると、はじめて「あ、そうか。」って腹落ちする。
それから。
ようやく生きることについて考えられるようになったり、ご飯が食べられるようになったりする。
学校では、「逃げる」という選択肢を教わらない。
だから、就職活動でうまくいかなかったりすると、追いつめられて自殺してしまう事件もおこる。
正直、その気持ちは、わからなくはない。
わたしも、たぶん、仕事はしているけれど、状況は同じ。
「あなたが、笑って、過ごせれば、親だってそれでいいんだよ。」
敵前逃亡かもしれないけど、逃げることって、そんなに思い悩むほどは悪いことじゃない。
逃げた先で、新しい誰かと出会えるかもしれないし、新しい生き方をできるかもしれない。
未来は、わからない。
でも、ありていのことばでいうと、生きていれば、未来は、つくれる。
逃げるが勝ち。
そんな言葉も、あることを。
ふと、思い出した。