天気:曇り
睡眠:そこそこ
起床:8;00
体調:喉が痛いのをのぞいては治ってきた・・・・
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昨日、よしもとばななさんの小説の感想を書いた。
ばななさんと言えば、ご本人は全く登場しないのだけれども、この糸井さんとばななさんのお姉さんの対談が好きだ。
この対談を読んでいると、読んでいる限り、お父様もお母様も想像を絶する方で(多分、あまり枠にはまらないタイプなんだなと)、そんな家族で生活していたら、そりゃあ、恐ろしい。
この対談の何が一番好きかというと。
「父と母が死ぬところ」ということについて突っ込んで書いてあることだと思う。
我が家は祖父母と同居している。
両方とも軽く、日本人の平均寿命を超えている。
片方については軽く90を超えてもうすぐ後半へ突入しようかというところ。
もう片方も90を迎えようかというところである。
祖父母を見ていて思うことは、年寄りが一緒に生活していると、死について考える機会が多いということだ。
たとえば、毎年やってくる年賀状が減ってくる。
年々友人達の喪中のハガキを眺める彼・彼女は何を思うのか。
個人的には、年齢も年齢なのだし、相手だってあってのことなのだから、年賀状を出すこと自体をクロージングしていってもいいと思う。
しかし、彼らは、それをやめない。
先の対談に、人は「生きたなりにしか死ねない」というような話があって、なるほどな、と思ったのだ。
祖父母を見ていても、それは確かにそう思う。
さて、いつまで生きることやら。
最期まで、見届けたいとは思う。
死に方は、その人の生き様。
目下最大の心配要素は、父or母が祖父母より先に死んじゃうのではないかということ。
なるべくストレスフリーでやってください、って、難しいんだけどさ。
そんな私は、家の中で鬼嫁ならぬ鬼孫と呼ばれております。