iの一期一会

アラサーiの日々のこと。

うつで結婚。

私はうつのまっただ中に結婚した。

まっただ中、とは言っても、復職はしていたから、”とりあえず働ける程度”には回復していたが。

だから相手は、今考えてもよく結婚したと思う。

 

 

一般的な婚活市場では、健康であることは最低限求められるし、うつの私と結婚するということは、平均的な人よりも余計な荷物を背負うことになる。

「下手したら、会社の査定にも響くのでは?」と怖くなって、別れを切り出したこともある。

(昇進問題はビジネスマンにとって結構重要な問題だ。)

相手の答えはNOだった。

 

 

あとからきいたら、別に深い理由はないらしい。

もちろん、相手も別れる選択肢を一度思考にのせたらしい。

のせた上で、特に別れる理由もない、という。

 

”これで別れて、もう一度ラクに生活できる恋愛の相手が見つかるかどうかもわからない。

うつになった人は会社でも他に山ほど見てきているから、別に偏見もない。

うつになったiが重たいかと言われれば、そうでもない。

だから別に深く考えなくていいよ。

家族養う分くらいはとりあえずどうにでもなるし。”

というのが、相手の言葉だった。

 

私達はその頃付き合い始めてちょうど1年くらい。

別に長く一緒にいた訳でもなく、まあ平均的な期間だ。

元々私は結婚願望が薄く、相手は結婚願望が強い人だった。

しかもお互いにアラサーで、世の中一般で言う「結婚適齢期」。

私はともかく、結婚したい彼にとって、この時間は貴重だ。

適齢期を逃すとその先は結構しんどいものになるし、何より激務で、異性と出会っている暇なんぞないのでは。(←余計なおせっかいであることは重々承知しているんですが。)

 

ともかく、彼が相手を切り替えるなら今切り替えた方がいいし、切り替えないのであれば私が結婚を考える必要がある。

頭の中で一巡「結婚」という言葉をまわしてみた。

”そこまで言ってくれる人がいるのならば結婚してもいいんじゃないだろうか。

よく考えたら、精神疾患があるにも関わらず、別に構わんと言ってくれる人はそうはいないし。

1年も付き合えたということは、一緒にいても辛くないということだと思うし。”

という結論に落ち着いた。

 

 

以前、年の離れた近所のお姉さんみたいな存在の人に

”あなたがそこまで1人の男を話題に挙げるのはめずらしい。付き合ってみれば?”

と言われたことがあり、アドバイス通り付き合い始めたのを思い出したこともある。

 

 

結局、結婚は運と縁とタイミングというヤツなのだろうか。

彼と付き合い始めた時に、彼の先輩と会う機会があって、彼のどこが好きで付き合ったの?ときかれたときに、運と縁とタイミングです。と答えたことがある。

その人は笑って、「ヤツの要素皆無やな。」と言ったけど。

 

 

そんなこんなでそれから半年。

年末に実家に帰る段階になって、改めて結婚の話がでたので(実家に帰るついでに、結婚の話をしておいた方がラクだよねという)、お互いまあもう引っ張らなくていいよね、ということで結婚することにした。

 

 

その後、紆余曲折あって予定より早い段階で入籍して、思ったよりも早く仕事を辞めることになった。

実際のところは、入籍して、復職して半年くらいで退職したのだけども、退職してからののんきな生活が良かったのか、その5ヶ月後には寛解して通院も薬もいらなくなった。

だから、うつで結婚したけど、良かった。

とりあえず、今日も平和に生活しています。

 

 

というか、旦那ちゃん、よく決断したよな.....。

単なる、のろけエントリーになってしまった。ような。

 

 

ま、いっか。