#セイントセントー 3銭湯♨️

先日、とうとう念願の薬師湯さんに行ってきました。

 

薬師湯・萩の湯・寿湯の3銭湯は、銭湯業界では有名なご兄弟(長沼三兄弟)がそれぞれ経営している銭湯として銭湯クラスタでは有名な銭湯です。

1年前からこの3銭湯でお風呂でしか読めない漫画、セイントセントーが連載をスタートして、たぶん私のようなファンが増えたのでは.....?

私はそれで薬師湯さんを知って、機会があったら(なくても行くんですけど)行ってみたいなぁ〜!と思っていたのですが、先日ついに思い立ってセイントセントーの連載銭湯の3銭湯を制覇できたので、なんかちょっとしたゲームクリア感があって嬉しかったです。*1

うふふ。

 

 

セイントセントーとは?

メソポ田宮文明さん(@mesopotamiyabun)というイラストレーターの方が描いている漫画。

薬師湯・萩の湯・寿湯の3湯限定で読めます。

今年の2月で1周年を迎えられたのですけども、浴室で気軽に読めるので私は好きです。

たまに薬師湯のヤクシガラスとか萩の湯とか、掲載してる銭湯にちなんだネタが出てきて思わずふふっと笑ってしまう。

意外とご高齢のマダムにも読まれていたり、キッズが漫画の前で止まってたりするのを見かけます。

 

 

ちなみに、私が銭湯に行き始めた時にいちばんはじめに行った銭湯は寿湯。

どちらかというと寿湯はメンズ向けの銭湯なんですが*2、ハード面は歴史を感じられる銭湯なのだけど、ソフト面は地域を良く考えてある+時代に合ったアップデートをしている銭湯でその差がすごく面白いな、と感じました。

アップデートしてるから、お客さんの中にもちらほら若い子やアジア系の観光客も見かけるし、常連さんも外からくるお客さんを拒絶はしてなくて、まあいっか、みたいな感じに見える。*3

それがちょっと楽しいな、と思ったのも、銭湯通いのきっかけの1つです。

 

 

そんなわけで、今回は"セイントセントー3銭湯"を紹介したいと思います。

ハード面や立地面はいろいろ違いがあるけど、なんかやっぱり根本の銭湯に対する哲学というか、それぞれのオーナーが考える”銭湯とは”みたいな定義が似てるのか、違いはたくさんあるけど”銭湯をコミュニケーションスペースと捉えているところ”が似てるんだよな、という風にに感じる。

 

 

 

薬師湯

3銭湯の中では1軒だけ少し離れた立地にあって*4、萩の湯・寿湯とはそんなに客層がかぶらない気がします。

墨田区向島という隅田川東京スカイツリーのすぐ近くという下町カルチャーの色濃いエリアに建っているビル型銭湯。

とうきょうスカイツリー駅*5から歩いて3分くらいのところにあります。

押上からだとまわってくるので10分くらいのようです。

 

 

薬師湯に入って感動したのは、サウナの温度。

通常、女湯のサウナって平均80度〜90度くらいに設定しているところが多いのですが*6、温度計見たらガチで100度。

刺激が好きな人はすごく好きだと思います。

水風呂はこの前は16度くらいなのですけど、半分外みたいな感じなので、今の時期は外気温が低めなので肌感覚では余計に冷たく感じるのかも。

地下からくみ上げた水がめっちゃ気持ちいい。

この100度ー15度くらいの組み合わせって、慣れない人は体に負担がかかるのでたぶんそんなに好きじゃないと思うんですけど、サウナ好きな人はこの温度好きでしょ?って感じの設定をしてくれる銭湯って貴重なので、このあたりからここのオーナー、銭湯とかサウナとかが好きなんだなあ、って思ったところ。

サウナ室にはTVがなくて、80sミュージック(懐メロ)がかかっているあたりも、わかってる感が....!

TVがないというのもそうなんですけど、下町に来るお客さんって、レトロ好きだよねっていう。

お客さんの年齢層が高いのもあるのかもしれません。

 

 

お風呂は薬湯!

100種類以上種類があって、毎日変わります。*7

壁画は、女湯は富士山ではなくヨーロッパのお城のタイル絵なあたりも他とは一線を画すスタイル。

ロビーも広々としていて、お風呂上がりにひと休憩、とかもできるスペースもばっちり!*8

エンターテイメント精神あふれる銭湯で、いつもいろいろなことをしているので3銭湯の中でもいちばん”たのしい”銭湯だと思います。

また行きたい....!

スカイツリー観光に合わせても良い。

ランステーションにもなっているようなので、今年は隅田川RUNもチャレンジしたい。

ほんといいなあ。

薬師湯のオーナーは長男の秀三さん。

 

yakushiyu.com

 

 

萩の湯

萩の湯についてはもうなんていうか銭湯クラスタの有名な人たちから普通の人たちがあらゆるところで語っているので、私が書かなくともよいかなとは思うのですけど、まあ書きます。

 

萩の湯は2017年の5月、鴬谷の根岸にリニューアルオープンした都内最大級のスーパー銭湯系の銭湯。

根岸は下町カルチャーを持ちつつ風流さも併せ持つミックスなところがおもしろいところで、とても粋な街です。

鴬谷というと駅前のホテルのネオン群を連想する方も多いかとは思いますが、実際にあるくと文化的な碑や建物も多く建っていて、上野桜木のすぐ裏手の位置するので結構印象は変わる気がします。

鴬谷園という予約の取りにくい焼肉屋さんも有名。(美味しかったです。)

鴬谷の駅から萩の湯まで歩いて行く途中には、笹乃雪という江戸時代から営業しているというお豆腐料理屋さんの建物も風情があって趣を感じさせます。

 

 

萩の湯はとにかくいつ行っても結構賑わっていて、たまに平日の寒い日の夜の空いてる日に当たるとゆっくり入れてラッキーだな、と思うくらい。 

お客さんは老若男女多種多様な人がいて、観光できてるとお思しきアジア系ファミリーに出くわしたり、毎日通ってる地元のマダムやときどき遊びに来る子供連れのお母さま、仕事終わりのOLや学生さんとほんとうにいろんな人がいます。

 

 

セイントセントー3銭湯の中では、私の住んでいるところからはここが1番近いので行く頻度ここが1番高いです。

鴬谷駅から徒歩5分、もしくは日暮里駅から徒歩10分。

どこ行くかすら考えたくないくらい消耗しているときは、大抵日暮里の斉藤湯かここ。

多いときは週3くらい行くので、ぼちぼち挨拶しない顔見知りは増えました。

お店のお姉さんとかからは認識されてる気がする。

 

 

萩の湯は銭湯を超えた銭湯という感じがするところで、ハードもソフトも最新型なのにカルチャーは銭湯、っていうところが人を惹きつけているのではないかなと思う。

中学とか高校の時の放課後の図書室とか生徒会室、あるいは大学の部室のような、出入り自由で気楽な空間。

サウナは90度、水風呂は18度前後でいちばん平均値のところを行くのも萩の湯らしい。

女湯には塩サウナもあります。

露天風呂で外気浴をしながらのんびりお風呂を楽しむのもオツですね。

今の時期は外気温が低いのでお風呂の温度は高め。

月に1度は鳴子温泉のお湯に変わるので、そのときに行くとまた全然違ってたのしい。

お風呂は炭酸泉、露天風呂、白湯、薬湯(これが熱湯)と多種類で、なかでも炭酸泉は広くてのびのび入れる。

ここに塩谷さん(@enyahonami)の銭湯図解がいくつか飾ってあって、次にどこの銭湯に行こうかなぁと考えるのも楽しい。

私の1番のお気に入りは青のタイルの敷き詰められた白湯。

タイルの濃いブルーが美しくて、ずーっと湯船に浸かって眺めていたいくらい。

 

 

お風呂からあがったら、2fへ。

ここのフロアはフロントのとなりの広々としたスペースが食堂みたいお食事処になっていて、生ビールもクラフトビールもそのほかアルコールもある。

お風呂あがりの生ビール、身体にしみる……!!!

私はおつまみに推すのはもつ煮。

ちょうどいい味でいつも食べちゃう。

ダーリンが飲み会で夜ご飯がいらない時は、ここでビールとラーメンとか、餃子、もつ煮、〆はどうしよっかな〜とおじさまみたいな1人セント酒をしていることも…。

ハンバーグ定食食べてみたいんだよな〜。

 

 

定期的にイベントを開催していたりして、とにかくホスピタリティがすごい。

あと、地味に毎月貼られる萩の湯だよりに出てくる陸上の話題がすきです。(←箱根駅伝ファン)

3銭湯の中ではいちばん万人受けする銭湯なんですけど、いたるところに”万人受けとはこういうこと“という考えを体現していているところが見え隠れしていてとても興味をひかれます。

 

萩の湯のオーナーは次男の雄三さん。

 

 

haginoyu.jp

 

焼肉鶯谷園

 

www.sasanoyuki.com

 

 

 

寿湯

最後は上野(稲荷町)にある寿湯。

銀座線の稲荷町からなら徒歩3分、上野からなら区役所の方向へまっすぐ歩いて12分くらいかな。

寿湯のマークはきつねをかたどったものなのだけど、そうか、稲荷町だからきっとお稲荷様なのね。

 

ここの銭湯は、Twitterで比較的ヴォイスの大きいクラスタであるit系メンズのファンが多いからか、ネットで紹介をよく見かけます。

建物自体は昔ながらの趣のある銭湯なのですけど、まあ紹介したくなる気持ちはめっちゃわかる良い銭湯です。

特に男湯はめっちゃお風呂が充実していてほんとうらやましい…!

広々とした露天風呂とか2つある水風呂とか、上に上がるロッカーとか。

遊びごころ満載でいいな〜。

 

女湯は広さはないですが、薬湯、水風呂、露天風呂、サウナとほしいものがひととおり揃っていてなんとなく安心感がある。

サウナは90度、水風呂は18-20度といったところ。

薬湯はマッサージゾーンと普通に入るゾーンが分かれているのだけど、普通ゾーンの方は深くなってるところがあって、その深さが絶妙。

斎藤湯の熱湯も深くなっていて、壁のとこに肘ついて入るのが好きなのでこの深さは嬉しい。

露天風呂は萩の湯と同じく月1で鳴子温泉のお風呂になります。

去年はいろんなイベントをやってるなぁ、と思うくらいイベントしてたんじゃないかな。

氷入りの極寒風呂(水風呂)も入ってみたかったんだけど、混みそうだなぁと思って敬遠してしまった。

この前行った時はちょうどビームス×牛乳石鹸のコラボで洗面器が赤い牛乳石鹸のデザインになっていてかわいかったです。

 

寿湯は、個人的に3銭湯の中でいちばんエモい銭湯だと思う。

銭湯いいぞ、って記事を読んでいちばんはじめに行ったのは寿湯だったのでちょっと感慨深くて印象に残っていることもあるけど、佇まいがノスタルジックだからか、気持ちが揺らされる。

オーナーの熱さとか一生懸命さみたいなのがなんとなくわかるな、って感じる。

立地自体も気さくな下町だからか、寿湯はコミュニケーションの密度が濃い。

お客さんの地元のマダムもちゃきちゃきしている感じで、細かいところはあまり気にしない感じでである。

上野という場所柄、アジア系の観光客は多いし、なんとなく若い子の比率も高い。

番台にも外国人のアルバイトの子がいて(萩の湯にもいる)、多様性というのを実践してるなあと思う。

まあそのくらい柔軟じゃないとあのあたりではやっていけないのかもしれないが。

 

ちなみに寿湯と萩の湯は客層が結構かぶっていて、回遊している人も結構多い。

いつだったか、萩の湯が休みの日に寿湯行ったらめっちゃ混んでて、なんでだろ?って思ってたらマダム達が”今日鴬谷のとこ休みだからね〜。“と話しているのを耳にはさんので、たぶん毎度のことなんだろうな。

オーナーは三男の亮三さん。

 

 

www7.plala.or.jp

 

 

セイントセントー3銭湯では、どこもタオルのレンタルセットをやっているのだけど、それがどこでレンタルしても、ナイロンタオル、タオル、バスタオルで共通してるので、やっぱ共通点あるんだなぁとしみじみ思う。

50円〜70円くらいなので、手軽に行きたいときはとてもうれしいサービスです。

っていうか、アッパー70円はやばす…。

安いよ。

 

そして、この3銭湯はいずれも下町にあって、常連さんも観光客とか新しいお客さんとか来るのに慣れているので、”銭湯初めて!”なお客さんが来てもそんなにびっくりしないところは、慣れてるなぁ、って感じなので、ビギナーにおすすめです。

 

 

薬師湯のサウナ入りたい.....! 

 

 

*1:こっそり”セイントセントー3銭湯”と心のなかで名付けてます。

*2:男湯は拡張工事をしてめっちゃ広くなったらしい。女湯はスペースの関係上難しかったようです。 

*3:問題がおこっていないわけではないと思う。

*4:ご兄弟のご実家はこちらのようです。 って、この前萩の湯だよりに書いてあった。

*5:少し前まで業平橋という駅名でした。スカイツリーができて駅の名前が変わりました。

*6:男性よりも負担がかからないように設定されていることが多い。

*7:ちなみに私が行ったときは”岩下の新生姜湯”でした。お湯がピンク....!

*8:ビールもあるっぽい。気づかなかった!