【Advent Calendar 2022】#20 焦がれて降り立ったそこは、堕落の楽園だった

Day20、"サウナサンシステム"の水風呂つながりから、サウナサン。

サウナサンシステムの本家の方です。*1

 

 

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サウナサンはずっと行ってみたかった。

男性専用施設なのは知っていたんだけど。

深夜の東名厚木健康センターで足立さん*2アウフグースを受けてから、機会があったら絶対に行ってみたい、と思っていたのです。

 

 

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深夜に、足立さんのアウフグースを受けた夜の話を話しています。

サウナサンの調香人をやっている松村さんのお手製アロマのスターアニスの香りがすごく印象的だったな。

 

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ほどなくして、チャンスが唐突にやってきた。

レディースデーを開催してくださる(しかもその週は九州サウナレディースマンスと称していろいろなサウナ施設でレディースデーを開催してくださいました)というので、とりあえず激戦になりそうなサウナサンの宿泊予約を何も考えずに取ってしまった。

自然と身体が動いた。

どうやって行くの?

とか

旅費は?

家族は?

とクリアしなければならない問題がいくつかあるにはあったのだけど、今しか動ける時間がないから、と内心言い訳をしつつ、持ち前の「予約を取ったら勝手に実現に向けて動き出す能力」をフル稼働して、諸々のことを説得し、チケットを取り、準備をして、気がついたら当日に佐世保の駅のサウナサンに降り立っていた。*3

 

 

 

佐世保、日本で最西端の駅だったんですね。

鉄道の終点だったんだ!

知らなかった。

佐世保は家族のふるい友人の出身地なのだけど、駅に着くと道行く人たちがみんなその方に似ていて、地域の顔ってあるのだなぁ、としみじみ思った。

長崎の人の顔ってあると思うんですよ。

輪郭が似てるのかなぁ。

長崎県は歴史的にキリスト教が根付いている土地だけど、佐世保の街でも歩くとすぐに教会を見つけて、本当に根付いていることを実感する。

 

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施設は、想像以上にすごく好みだった。

好きなポイントはいくつもあるけど、とにかく清潔感がすごい。

どこもかしこもピカピカすぎてびびる。

普段、温浴施設は清潔感がある方が好き、と言ってるのだけど、サウナサンほど掃除が行き届いてる施設はないと思う。

本当にすごい。

ちょうど良い湿度で居心地のいいサウナも、ローズマリーの香りがこれでもかというくらい香ってくる熱々のミストサウナも、サウナサンシステムで濾過されている水風呂もとても好みだった。

その夜受けたアウフグースは大事なものとしてずっと取っておきたいくらい素敵なアウフグースだった。

あとね、サウナサンのレディースデーで真骨頂だなと思ったのは、夜中の間に清掃時間が設定してあってサウナに入れない時間があったのだけど、朝起きて朝サウナしに浴室に入ったら、薬湯の色が変わってたんですよ。

夜中の間に薬湯も変えてくれたのです。

米ぬかオリーブからひのきの湯に。

1泊2日できてるのだから、ということで薬湯も種類を楽しんでほしいという趣向で入れ替えてくれたのかと思ったら、感動してしまいました。

どうもありがとうございました。

 

 

いつか動ける時間ができて、女性が入れる日があったら本当にまた行きたい。

 

好きすぎます。

 

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浴室の撮影許可をいただいて、撮影しました

 

 

 

 

 

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*1:名付け親がプレジの中出さんだったのですね。サウナサンシステム自体はニューウイングの小さい方の水風呂で稼働しています。

*2:現サウナサン社長

*3:JR九州の特急で来たのですが、JR九州のネットから予約したら安かったです。

【Advent Calendar 2022】#19 そのお店にはパッションが宿っていて、愛されていたのがひと目でわかった

Day19はスパリゾートプレジデント。

2022年6月30日、閉店。

 

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長らく御徒町(上野)にあった男性専用施設で、常連さんの多い施設だった。

TLに流れてきていたみんなの嘆きは、その施設がいかに愛されていたかを物語っていたと思う。

今年は、本当に多くの施設が閉店している。

去年、サウナ王がちらりと何かの挨拶でそんな話をしているのをSNSYoutubeかの動画でみていて(来年は閉店する施設が今年よりも多いと思うというような話)、その話の通り2022年は多くの施設が惜しまれながら閉店した。

今なお休業しているところも多く、いつ閉まるかは予断を許さない状況のところも結構多いと思う。

 

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最終営業日の6月30日を終えた翌日、7月1日のプレジにいた。

有志が最後に開催してくれたレディースデーに、運良く当選したのだ。*1

プレジは北欧やサウセンと同じくずっと"近くて遠い"サウナだった。

物理的には遠くないのだけど、入ることのできないサウナ。

そういうサウナはいくつもあるけど、入ってみたくて入ることのできないサウナだった。

 

 

案内されて入った浴室は、案外コンパクトで、予想通りとっても好みだった。

プレ八幡席があったり、しき◯の薬草サウナを研究して限りなく近づけたミストサウナ(というには熱すぎる体感のサウナ)があったり、サウナサンシステムを導入した水風呂があったり、温浴槽は二股カルシウム温泉*2だった。

プレ八幡席を紹介しているサウナ室の写真は、お友達が撮ったものらしかった。

この日のサウナは"トワイライトサウナ大森ガーデン"だったらしい…!

言われたらなんとなくわかる。

じわじわと身体をあっためる熱を楽しみながら、あーここにお客さんたちが入りにきて、ストレスだとかなんだとかの汗を流しにきていたのか、とあらためて感じるとしんみりした。

まだサウナは元気だった。

プレ八幡で軽く炙られて、位置を移動して蒸していく。

薬草ミストサウナは落ちてくる水滴すら熱くて笑ってしまい、サウナサンシステムの水風呂は、おー!確かにサウナサンの雰囲気ある…!と思った。

肌に触れる時の水の感触かなぁ。

 

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名残惜しく何セットもした後に切り上げて休憩スペースでちょっとだらけていると、わぁ〜!っという声女性たちの声と空気が動いて、振り返るとNWの吉田さんがいた。

女性に大人気の吉田さん。

わたしも好きです。

フロアをくるっと歩いて何やら確認して、どこかへ消えていく。

この後ここにあるリクライニングシートがニューウイングに迎えられていた。

プレジの御神体だったキティさんは風の噂で北欧にいるときいている。

サウナサンの足立さんは"サウナサンシステムの鮮やかな水風呂Tシャツ"をつくったり、逆インスパイアと称してプレジのスチームサウナの再現をサウナサンで試みていた。*3

みんながプレジを惜しんで何かできることをやっていて、プレジの愛され方はしあわせだな、と思った。

プレジには人を虜にする不思議な力がある施設でした。

中出さん、チーム上野+αのレディースデーを開催してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

 

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帰りに館内着のおみやげをもらって、この夏はずっとプレジの館内着で過ごした。

ゆるっと、だぼっとした感じが快適でとってもよかった。

うれしいサプライズ、ありがとうございました!

 







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浴室の写真は撮影許可をいただいて撮影しました

 

 

 

 

 

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*1:運を使い切ったかもしれない。

*2:ニューウイングにもある熱湯のやつ

*3:期間/曜日限定

【Advent Calendar 2022】#18 パッションだけは裏切らない

Day18、毎日サウナ。

閉店したお店の話が続いたので、今日は新装開店オープンの施設のこと。

 

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群馬県前橋市にできたこの毎日サウナは男性専用サウナなのです。

が。

毎月第二/第四月曜日にレディースデーを開催してくれている稀有なサウナなのです。

内装は、サウナ屋らしく、

薪サウナ、2種類の水風呂、シャワーブース、休憩スペース、

以上。

潔くて、ひとつひとつのスペースを広くとっているので、かなり快適に過ごせます。

 

 

ここの凄いところはいろいろあるけど、

アウフグースがすごい、

ということはひとつ特徴だと思います。

かなりの頻度でガチのアウフグースをやってるんですよ。

スカイスパとかゆいるとか、そういうガチな施設にも勝るとも劣らない感じのやつで、ほんとにたのしいのでほんとにぜひ受けに行ってほしいんです。

薪サウナで、座面が広く設計されてるので足まであったかくて、しかもアウフグースしてない時はセルフロウリュできるんです。

薪のパチパチと鳴る音をききながら、風に蒸されたり、ある時のアウフグースはウェイウェイリズムに乗ってガンガン熱くしたり、さまざまなサウナの顔を見られるのと、何より情熱を感じられるのがいいです。

勢いと情熱。

支配人はもちろん、ここでアウフグースしてる方々は本当にみんなサウナ好きなので、それがすごく伝わってくる施設なんですよね。

 

 

全然サウナと関係ない話で恐縮なんですが、昔NHKで「ハゲタカ」というドラマがやってまして(わたしはドラマ見てないんだけど)、原作の小説を読んでた時に、登場人物の台詞で印象に残ったものがあったのです。

 

私は、ラブだのフェアだのは信じない。信じているのはパッションだけよ。

リン・ハットフォード ハゲタカⅡ(下) 

 

これはめちゃくちゃ腑に落ちたので、今でもわたしの座右の銘みたいな感じなんですけど*1、パッションっていちばんダイレクトに伝わると思っていて、生きていく上でなにがいちばん大事かっていうと、パッションだと思うんです。

だからそういうパッションのある施設には自然と惹かれるし、自分が好きなお店はみんなパッションで営業してるなぁ、と思っています。

ひとつ、そういうお店が増えたのはうれしいですね。

長く営業してほしいお店です。

 

 

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シングルの水風呂。映える!

 

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浴室の写真はイベントの時に撮らせてもらった物で、撮影許可をいただいています。

 

 

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*1:この発言の主bitchなんだけど潔くて好きなの。

【Advent Calendar 2022】#17 居心地のいい黒湯とあったかい雰囲気のお客さんが好きだ

Day17、そしがや温泉21。

2023年3月31日、閉店予定、とつい先日発表されていた。

 

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ウルトラマン商店街のある街、祖師ヶ谷大蔵

円谷プロの本社が南側の砧に、円谷氏のご自宅が北側の祖師谷にあった縁で、小田急線の高架化をきっかけに世田谷区の職員が間で動いて、商店街と円谷プロが一緒になって今の商店街の形にしたらしい。

駅を出るとすぐにウルトラマンのモニュメントに出迎えられる。

 

 

そしがや温泉21は銭湯めぐりをしていたときに訪れていた。

2018年にその記録がある。

この頃は多分、「昼のセント酒」をみて、舞台になったここに来たんじゃないかと思う。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

iixxx.hatenablog.com

 

その後もちょくちょく訪れるくらいには好きな銭湯で、定期的にここには来ている。

なにせ広いし、温泉である黒湯が濃い。

謎の冷凍サウナが気持ち良く、全裸でミニプールにも入れる。

サウナも水風呂もあり、多彩な浴槽があるのがよかったのだけど、いちばんはここのお客さんの雰囲気が好きだったのだ。

近所からちょっとやってきて、温泉に浸かって、近所の情報を自然と交換して、1日をちょっと幸せな気持ちで締めくくってる人たちを眺めているのがよかった。

いついっても、みんなにこにこしてるのだもん。

こっちもここにくるとふふっと笑顔になってしまう。

 

 

それだけにここの閉店の知らせは衝撃を受けてしまった。

仕方ないのだけども、あと3ヶ月。

何回行けるかな。

最後まで入りに行きたい。

 

 

ようやく今年参加できた世田谷区の銭湯のスタンプラリー、最後の景品はここで受け取った。

 

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www.soshigaya-onsen21.com

 

 

 

 

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【Advent Calendar 2022】#16 大好きな場所を失った日

Day16、殿上湯。

2022年10月11日閉店。

「一軒家丸ごと壊す」のTVの番組も入っていたから、様子はもしかしたらいろんなところで見られるかもしれない。

ここはわたしの定期的に入りにくる準ホーム銭湯だった。

 

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5月の半ばに来た時に、営業日が減るのを知らせる貼り紙を見た。

でもまだ週4日は営業してくれる。

そういえばフロントの人が減った気がする。

殿上湯は何人もの学生さんや若いスタッフでまわしていた記憶があったので、少し心配ではあった。

ちょうど山の湯が閉店したくらいの時期だったので、ちらりと閉店が脳裏に浮かんだけれど、そんなことない、と無理矢理考えを打ち消した。

 

悪い予感は、だいたい当たる。

 

夏が終わる頃、閉店の噂を耳にする。

それでもきいた時には、まあそうだろうな、としか思えなかった。

最後の3日は毎日入りに行った。

思い残すことのないように。

最終日はラベンダー湯をやっていた。

毎年、東京の銭湯では10/10の銭湯の日にちなんで、タオルを配ったりイベント湯をやったりしているのだけど、最後までそういうイベントをやってくれるのが殿上湯なのだ。

 

 

ここの駒込の水質が思う存分楽しめるお湯が好きだった。

ぐらぐらと深い熱湯で、何もかも忘れてお湯に浸かる楽しさを知り、水風呂で蕩ける気持ちよさを知った。

殿上湯に来てなかったら、わたしはこんなに水風呂の水質を追い求めていないと思う。

駒込の水は心地よくて、それにつかってさえいれば、人生たいていのことはどうにかなると思っていたのだ。

また1つ、好きな場所を失ってしまった。

今年はほんとうに多くのお店が、休業したり、閉店したりしている。

燃料高は邪悪だと思う。

 

 

ロスコには永く営業してもらいたい。

ほんとうに。

 

 

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【Advent Calendar 2022】#15 池袋から1駅。都会のすぐ近くの街で、時の狭間に迷い込んではよもぎの香りに癒された

Day15、豊島区要町にあった山の湯温泉。

2022年5月15日閉店。

銭湯友達のホーム銭湯だった。

行ってみて、どうしてここが好きなのか、とても納得した。

 

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閉店になるときいて初めて足を運んだここ*1は、まるで世の中の時の流れから取り残されたように、お店の周辺だけ時が止まっていた。

住宅街に突如現れるこのお風呂屋さんは、ほんとうにむかしの番台スタイルのお風呂屋さんだった。

映画に出てくるおばあちゃんの家そのものの雰囲気だ。

まだこんな銭湯があったなんて…!

本当にすごい!

入口から男女分かれていて、高いところに番台があって。

若いお姉さんが番台に座っていて、荒川区の06の共通入浴券を渡して入る。

今日の薬湯はマスカット。

まんなかに浴槽のある関西式のスタイル。

壁には鈴栄堂の美しい九谷焼のタイル絵。

絵付けの色が鮮やかで、しばらくずっとこのタイル絵に見惚れていた。

 

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サウナはよもぎの香りのするミストサウナ。

清掃がよく行き届いていてほんとうに居心地がいい。

ミストサウナはいちばんサウナのなかで難しいと私は思っているのだけど、ここのミストサウナは佐世保のサウナサンのミストサウナみたいにピカピカだった。

その上、ちゃんと熱い。

時々水を流している音が聞こえてくるこのストーブは一体どういった仕組みなのかよくわからないけど。

何もない日に来たい、と言っていた理由がよくわかる。

 

脱衣所はソファが置いてあって(ふかふか)、ゆったり使える。

しかも広いのにどこもかしこも清掃が行き届いていて、つい長居してしまう。

カラカラと引き戸を開けると、トイレとコインランドリー。

引き戸、いいなぁ。

居心地が良すぎた。

 

 

失ってしまったのは、ほんとうにつらい。

いつか、しんみりせずにここの話をできる日がくるのだろうか。

 

 

今もときどき、ふらっと入りに行きたくなる。

 

 

 


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*1:豊島区は妙法湯、巣鴨湯、香取湯以外まだ未踏です

【Advent Calendar 2022】#14 かわいすぎて悶えるお風呂で、ユーミンを聴きながら、永遠に失ってしまったミストサウナに似たサウナと出会った

Day14、にんじん湯🥕

 

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名古屋の旅行が急遽決まってから、愛知県ではどうしても行きたいところがあった。

それがここ、豊橋のにんじん湯。

お釜が壊れてしまって、営業継続を断念していたのを、それを耳にしたゆとなみ社が動いて、女将さんと一緒にクラファンをして、一緒に営業していくスタイルをとっていた。

クラファンには参加したので、入浴券を持っていた。

2022年の3月31日が有効期限になっているけど、クラファン分のものはいつでも使えるようになっている、といただいたお手紙に書いてあった。

豊橋はなかなか遠くて、足を伸ばすことがあまりない。

だからせっかくの機会なので、どうしても来たくて、名古屋から名鉄特急に乗ってきた。

近鉄はわりと乗るけど名鉄は初めてかも。

 

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豊橋駅で降りて、駅前から市電に乗る。

市電…!

大好き…!

新川で降りてしばらく市電を眺めたあと、にんじん湯へ向かって歩く。

徒歩5〜7分くらい行くと、ずっとSNSで見ていたにんじん湯が、写真もままの出立で現れた。

 

全てがかわいい。

 

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入口のフロントでは、女将さんと若いお姉さんが対応してくれる。

あちこち写真を撮ったあと、クラファンでもらった入浴券を使いたくて!

と渡すと、

ありがとうございます。ゆっくりしていってくださいね〜。

とお風呂に送り出された。

広美とした脱衣所ではユーミンが流れている。

レトロでいい。

浴室に入ると、墨田区京島の電気湯の鏡広告が出ていた。

ちょっと低めの洗い場のシャワーは、床に直座りするとちょうどいい高さになっている、というのがにんじん湯新聞に書いてあってなるほど!と思った。

ゆとなみ社はどの銭湯でもお風呂場に新聞が貼ってあって、飽きない。

豊橋の水は名古屋よりも硬くて、入るとぴたっとくるお湯だった。(ロスコに似ている。)

 

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女湯はミストサウナのみなんだけど、たのしみに入ると、そこの温度は45℃とか50℃の表示とは全然違う熱さで。

座った瞬間、山の湯に似ていると思った。

春に永遠に失ってしまった、よもぎの香りのたのしいミストサウナの居心地の良さに似たサウナ。

まだ豊橋に来たら入れるのか。

それは、救いみたいな感じだった。

某サウナでも使われる裏技がこっそり書いてあって、今回はやらなかったけど、それをやったらアツアツになるでしょ。

にんじん湯さんは、本当にここの設備を熟知してるな、と思った。

 

 

帰りには近所に住んでいるという常連さんと少しお話しして、東京からここの銭湯に入りに来るために来た、と言ったら、わざわざ⁉️ととても驚いていた。

 

豊橋の駅の風来坊で持ち帰り用の手羽先を買って、ひかりに乗って帰路に着いた。

 

永く営業してほしい。

 

 

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