天気:晴れ
睡眠:良好
起床:7:00(活動開始は13:00)
体調:脱臼した肩が痛くて動かしたくない。昨日よりだいぶマシ。何かしようという元気はないけど、何もしたくないというほどでもない。
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ーー夏。
夏は大抵、割と回復していることが多い。
調子の悪い春を抜けて、太陽が心地良いからだろうか。
わくわくしていく周囲の気分にも後押しされて、少し調子を回復していた。
趣味に没頭したり、どこかへ遊びに出かけたり。
ちょうどこの頃、趣味で通っている生け花で、師範の資格をとらないかという話があった。
お金もかかる話だし、師範になってしまうとやらなければいけないことも増えてくるし・・・・etc
ネガティヴな考えで悶々としていたのだが、まあものは試しだ、ということと、そういうチャンスが運良く手元に巡ってきたのであれば、流れに任せてやってみよう。
やめることはいつでもできる。
と、思い、実技試験に向けて没頭していた。
仕事のしんどさは変わりはなかったが、淡々と毎日が流れていった。
折しもその試験の後、遠方に住む友人の結婚式が控えていた。
正直に書けば、素直に祝う気持ちが8割。
残り2割にもやっとした感覚がなかった、とは言わない。
複雑ではあったが、心から、結婚までたどり着いてほんとうによかった、と思った。
女子校育ちのためか、卒業後、そのままいったら結婚せずに2人で遊んでしまうという危惧を少し抱いていたのだ。
ともかく、遠方での結婚式があり、その前に一度会おうか、ということで、会いに行くために旅行へ出かけた。
ちょうどそのとき、大文字の時期に当たっており、親と旅行へ出かけるついでに、彼女と会って旅行を堪能した。
我が家の家族旅行は旅行は基本的に現地集合、現地解散。
各々が好きな交通手段でその地で集合することが多い。
その帰り。
偶然大学時代の友達が名古屋へ着ているということで、真夜中に落ち合うことになった。
夜まで暇だ。
ふと、名古屋に知り合いがいることを思い出した。
だめならだめで、どっちでもいいか、と半ば投げやりに。
メールをうった。
すぐに返事は戻ってきて、その夜は待ち合わせの時間まで、その知り合いと飲み、現況やら、何やら、をいろいろ話した。
昔よりは、骨太になっていた。
結論を言う。
ーーーーーー3ヶ月後。
その知り合いと私は、何をトチ狂ったか遠距離恋愛をスタートさせた。
アホなのか?
それまでBFはたくさん作ってきたものの、特定の誰か、ということはしてこなかった。
アラサーの魔力だろうか。
週末、月に1〜2回くらい、そうしてわたしは名古屋へ通うこととなった。
この年(2013年)は、とにかく、
ゼロへ・・・・。何かがあっても、なんとかなるだろう。
結婚したりしたらできなくなること、したいこと、やり残したこと、後悔することのないように、全部、やりきろう。
と考えていた。
身体に残ったエネルギーを全て使い、旅行、旅行、生け花、旅行・・・・・という感じで、毎月何かしらトピックがあり、睡眠については良好まではいかないものの、”やや不良”くらいで留まっていた。
体調も悪いものの、会社に通えない、という事態にはならなかった。
転職のエネルギーが削がれたこともある。
悶々とする会社に通う毎日は、まるで監獄に通っている気分になっていた。
アラウンド30という難しい年齢を迎える周りの女性社員たちは、毎月誰か知り合いが退職しており、自身の限界も感じていた。
何度か、退職、ということを考えたのだけど、それに伴う手続き(出さなければならない届け出、社会保険や年金の切り替え手続きなど)を考えると、気が遠くなり、めまいがした。
結局のところ、そのめんどくさいことをしたくがないために、とりあえず毎日会社に行っていればいい日々を消極的に選んだ。
就職にはエネルギーがいるが、退職にも、エネルギーがいる。
そんなことに気がついた。
そして、そのエネルギーができたとき、今度はタイミングを逃さず退職しよう、と、心の片隅にその事実を置いた。
そしてその時期がくるまでに、今の会社にやり残したことがないように仕事をしよう。
やりたいと思ったことに、手を挙げよう、と。
余談ではあるが、ガリガリに凝り固まっているが、そういう異動には割と柔軟性のある会社なのだ。