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直観に従う、ということ。
2014年は、とても不思議な年だった。
何より、今まで、ずっと。
1人で生きてきて、これからも1人で生きて行くのだと思っていたけれども。
誰かと一緒に歩く人生を、今まであまり想定してこなかったしやってこなかったけれども。
自分が一番逃げてきていたことを、実践した年だったような気がする。
ーーーーーー1年半前。
まだ、彼氏もいなくて、結婚も想像できなくて、仕事でいっぱいいっぱいで、もうどうしていいかわからなかったとき。
人生の先輩(めちゃくちゃ美人で素敵な女性)が、くれたアドバイスのようなやり取りを思い出す。
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ーーいくつだっけ?結婚は?
今度のバースデーで、28になります。
結婚は今のところよくわからない気がするんですけど・・・・。
(にっこり、笑って)
ーー結婚、したい?
少し、私は考えたけれど。
ただ、正直に、心の中のことばをひとつずつ選んだ。
したい、と、思います。
・・・・・Maybe.
ーー・・・できると思う?
はい。
できる感覚はあります。
どんな相手か、わからないけど。
インターナショナルに、一緒に生きて行ける人。
そうこたえたとき、わたしは何も疑問を抱かなかった。
この回答は、ただの直観だった。
(ふふふ、とまた笑って。)
ーーあのね。世界が遠い人とは、結婚できないよ。でもそういうときは、直観を信じていいよ。直観の通りに、なるよ。大丈夫。わたしも、結婚できたから。
ひとつ間違った人が発すると嫌みにすらなるこの言葉は、この人がまっすぐ生きてきていてそこから出た言葉だったから、素直に受け取ることができた。
そうして、その後、彼と出会うことになるのだけれども。
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正解はよくわからないし、選んだことが正解なのだろう。
少し、道を進めることになって。
今、少し。
ドキドキしている。