March 11.ー自分を育てる

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案外、自分を育てることは苦手だと思う。

最近はかなりないがしろにしてきた感じがハンパない。

 

何をしたいのか。

何が欲しいのか。

何が必要なのか。

 

毎日、生きることに一生懸命で、未来にどうなりたいとか、明るい未来とか全く描けない2年だった。

その前は割とそういうことを考えてて(夢をかなえる、ではないけども)、実践をしてきて、そこそこ正直なところ「悪くないじゃん」と思える人生で。

 

 

いきなりつっかかった。

ーーーーーーーー大きな岩。

 

 

その壁をがんばって正面から越えようとしたら、うつになった。

今考えれば、もう少しやり方があったような気がするし、やっぱり2年前に思ったことは正しくて(もう、転職しようかな、あるいは、異動願いをだそうかなという)、ただなんとなく動けなくなってしまっていて、新しくそういうことを始める気力も体力も全くなかった。

 

 

元気になってきたからか、それともあまり回復していないからか。

よく最近お金の心配をしている。

でも、よくよく考えたら、休む前よりもちゃんと+でまわせているし、何をそんなに貯金したがるのだろう?

「不安貯金病」と勝手に名付けているけれど、時折、この病に陥る。

 

そういうときは、大抵、

  • 仕事ではいまいちだと思う
  • 趣味だってそんなにあるわけじゃない
  • 自分みたいな人は山ほどいる
  • どうやってこの先生きていくのか
  • 自分の付加価値って何?

といったようなことを考えていて、あ、とりあえずお金貯めなきゃ。みたいな。

 

 

そうではない時は、自分の趣味(いけばな)に投資したり、好きなお洋服を山ほど買ったり、旅行にいったりして、割と収支がすっからかんになるまでお金を使ったりしていて、その時は、その経験が得られたことに満足して、また仕事頑張ろ〜!という感じになったりする。

 

 

自分を育てていくのは大変で、投資をしていかなければならないし、それには決断が必要。

お金よりも、若さと体力と時間の方が大事なときもある。

大人になったら、お金を払ってできることもあるけれど、若さと体力があるから、少ないお金で大きな体験(得るもの)があることもある。

その体験が、その人の魅力を作っていくのだと思う。

だけど、多くの人が貯金をしている中で、自分だけマイナスを形成しながら経験をしていくことに恐怖がある。

その恐怖をこえられるかどうか。

育てていくのに、そこに一つ、どうもポイントがあるような気がする。

 

 

やってみなければ、わからない。

自分の人生を作っていくのは、自分だから、そのときにやりたいことをやっていくのがいちばんいいことな気がする。

 

 

ーーーーお金がないって、相変わらず暴れたりしますが。

 

それって、言い訳なんだよね。

苦しいことしたくないから。

 

 

最近はちょっとずつ、お金をつかって、自分を愉しませる練習中。

日々、小さな種を育てて行こうと思います。