そういえば、春は割と自由花のお稽古が多いな〜・・・・・。
最近は結婚式やら準備やら結婚式やらでお稽古に行ったり行かなかったりしていた気がする.....。
ようやく、諸々が終わってそろそろ落ち着いてきそうな感じなので、ルーティンでお稽古に出られるといいなあ。
しばらくやっていないとやっぱりなんか変な感じになって、お部屋にお花を飾ってみたり、積極的にいけるようになるんだけど、毎月やっているとだらだら感があって、たまーにぱたっと休んでみたりして。
そんなことを繰り返しながらお稽古に通ったいけばなは、始めてから早いもので9年経ちました。
元々は、「海外に出て生活するなら日本の文化のことを知っておいた方がいいなあ....」くらいの気持ちで始めたお稽古ごとだったけど、うまくはまった感じはある。
そんな私は、相変わらず日本に暮らしております。
日本文化って、やってみると奥深くて、いろいろ発見があったりして楽しい。
そして、それを背負って立っている各分野の第一人者はすごいなあ、と素直に感動します。
コンテンポラリーなものは、新しく作ってゆけばいいから、自分が失敗したところで、よくも悪くも迷惑はかからないけれど、伝統文化はそれ以前に何百年も続いているものだから、自分のところで失敗してダメでした、ではお話にならない。
けれど、変化していくのが文化だから、今までのものを継承するだけではいずれ廃れてしまう。
変化や革新的なものを受け入れながら、生き残っていくというのは大変なことだと思います。
ところで、私自身のお花は、はじめた当初よりは、だいぶマシに生けられるようになり、生ける形もバリエーションが増えてきた。
ふわふわしながら、今のところは趣味の範囲で時折自分の部屋のインテリアに反映させる程度だけど、スキルがあるとないとではやっぱりできることが違うなあ、と密かにたのしんでいる。
自由花は生ける形が決まっているものよりも数段難しい。
というのも、決まっている形というのは、多くの人に美しいと認められた形であって、先人のセンスを拝借するので、誰が生けても美しく見えるけれども、自由花というのはそうではなくて、自分のセンスが試されるので、まあ大変なのだ。
基本は、左右対称になっているデザインを少しずつ崩してつくっていくところからはじめてます。
植物がお部屋に飾ってあると、必然的に片付けるし、やっぱり心が和むみたい。
なんだか不思議。
(今年の3月にいけたもの)
(始めたばかりの頃はこんなだった。)
今週のお題「植物大好き」