「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)を読んで →その1

はてブをたまにみていたら上がってきていた記事を見て、

 

あぁぁぁぁぁぁ..........!

 

と思った。

あるあるの宝庫で、こうやて本当に病んでいったのを思い出した。

そうなんだよね.....

 

toyokeizai.net

 

toyokeizai.net

 

 

わたしは長時間労働をしていたわけではなく、世間的に見ればものすごく恵まれていた労働時間で働いていた。

誰に言わせても、数字的に見れば、はっきり言ってホワイトな環境だ。(たぶん。少なくとも電通ほどは働いていない。)

残業はあったけど多くてもせいぜい45時間〜50時間くらいだった。

ただし、もともとは快適で働きやすかった環境は年を追うごとに悪化していき、

最後は顔を見ると吐き気がするくらいだったし、

上司の隣に座っていた時は上司のいる方の顎から首にかけてはアトピーっぽい感じを発症して仕事を辞めてからも1年くらい回復にかかったし、

上司のいる方の耳はほぼ聞こえてなかったし、

うつ病診断される直前は、仕事が終わってロッカーに引っ込んだ後、15分は電池が切れたかのように身体は動かなかった。

 

 

記事に書いてある通りの道を本当に体験して、そうして確かに、うつだと診断された。

当時の時系列を追ってみる。

 

 

2012.5:

春に崩した調子がぐずぐずと戻らず、しんどい中会社に通う。

ふと、ある日の出勤時、「この電車、飛び込んだら、もう会社行かなくていいのか。」と思いフラフラとホームを歩く。

体調を崩して朝会社に電話をして、病院に行って(行けと言われるので、行くこともあるが、実際には行ったことにしていかなかったこともあった。いったところで、うすうす内科の分野ではないと思っていた。)昼過ぎに会社に報告の電話(←当時は病欠のときには病院に行って、〇〇の診断を受けましたの報告を要求されていたので)を入れる、その一連の作業がひどく面倒だったし、しんどかった。

結局飛び込みはしなかったが、その日はさすがに会社に電話をして、その足で自分の落ち着くところへ逃避。

「やばいかも....」

『それはやばいね。っていうか、会社辞めちゃえば?辞めても生きていけないわけじゃないし、やりたいことやってごらん。』

少し落ち着きを取り戻したが、春先からの不眠で体力が辛い。

体力的につらいから、異動願いも積極的に出す気になれない。

 

 

2012.6:

不安定な体調は周りにも言われていて、産業医と面談。

不眠解消のクリニックを紹介され、紹介状もあったのでバックれるわけにもいかず、しぶしぶクリニックへ。

とりあえず”様子見”ということで、軽めの睡眠薬マイスリー)を処方され、少し落ち着きを取り戻すも、睡眠薬の処方に懐疑的な家族の目もあって医者にこっそり断薬。

以降、とりあえず低位安定な体調と戦いながらなんとか出勤する日々。

おそらく、産業医とクリニックの医師の見立ては”要経過観察”。

本格的にここで改善に動けばよかったけど、若さにまかせて一切無視。

 

 

2013.6:

騙し騙し仕事を続ける。

異常もあるが、非日常のイベントをスケジュールに組み込みまくることで、身体も心も麻痺させる方向へ向かう。

(まだ楽しいことがあればこの時期は一時的に頑張れた。)

転職を考え始めて、とりあえずリクナビNextに登録したり、他業界を見に行ったり。

少しジタバタしたものの、他業界のメンズにあまり魅力を感じなくて転職を思いとどまる。(←理由がひどいけど、けっこう本気だった。)

曲がりなりにも、そこそこ仕事とプライドはある人もそこそこいるので、他を見たときに「えー。」とものたりなくなってしまうという......。

......。

 

 

2013.12:

相方と遠距離恋愛兼社内恋愛(例えると、大阪⇆広島くらいの距離)を始める。

元々体力的に厳しいところ、わざわざ遠距離恋愛を選んだため(万が一社内恋愛がバレても遠距離なので噂が広がりにくい。なお、私は社内恋愛についてはやっといてなんですが反対派。女の子にとってプラスになることは一切ないから。その当時は、バレたら辞めると腹を括って社内恋愛を始めました。)ますます自分の首を絞める。

 

 

2014.3:

実家住まいだった状況も手伝って、自分が通う形式にしたため首が締まる。

徐々に通うのがキツくなり回数が減る。(なお元々は2週に1回会っていた。)

 

 

2014.5:

一向に改善されない状況についに音をあげた私は、dead or aliveな気持ちで異動願いを出す。

苦手な人と4年も一緒にやってどっちも異動しないなら、もうこっちが異動願いを出すしかない、、、という気分。

覚悟を持って、異動願いを申し出た。(つもりだったが、後日談。受けた方はそんなに深刻だと受け取ってなかったことが翌月判明する。)

付き合っていた相方は、あと1年くらいは異動がないと思う、という話で、ここから1年この状態が続くかと思うと体力的に続けるのは無理だから、と考え始める。

そのとき、

1)会社を辞めて相方の住んでる地域に引っ越して仕事を探す。

2)会社を辞めずに相方と別れる。

3)会社を辞めて新しい仕事を探すが、相方と続けるかはフィフティ:フィフティ。

4)会社を辞めずに仕事を続けて、相方とも別れず続けてみる。

5)会社を辞めて、相方とも別れる

と5つの選択肢をあげて、考えるテーブルにのせた。

たぶん、考えたことを図にするとこんな感じ↓↓↓*1

 

 f:id:iixxx:20170531141035p:plain

 

それで考えた結果、自身が取りうる選択肢は、 4ないし2≒5。

とりあえずすぐに判断するのめんどくさいから(←!)現状維持かつ放置を選択。

ただし、この時点では、体力が回復したら5の選択肢を取る可能性がかなり濃厚だった。

 

 

2014.6:

私の異動はなかった。

が。

全く予定になかったのに相方が異動になり、戻ってくるという。

「先月、1年異動ないって言ってたじゃん!」ととりあえず攻めておいたが、日々の緊張の糸がプツンと切れる。

会社に行っても涙が全然止まらず、いよいよやばい感じに。

職場でもさすがに察知されて、その日のうちに産業医面談になる。

「とりあえずやばそうな状況だから、かかりつけの心療内科に行って診断書もらってきて。」

ということで翌日、1年ほど前にちょっとだけ行ったところに行くと、「あー、うつだね。」となり、診断書を出してもらう。

 

 

 

長くなったので、その2へ続きます。

感想文ではなく自分の話になってしまった。

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)
 

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

 

 

 

 

*1: 読み返すとじゃっかん位置取り間違った感あるけど、直すの大変なので直しません....。