気力と体力の回復
ここ1年くらい、ようやく気力と体力がうつになる前くらいまで戻ってきた。
ひとえに仕事と銭湯めぐりとプライベートのバランスがうまくまわっているからだと思う。
1年前までは、1日フル稼動してパワーを出しつくすと3日寝込んで普通の1日が始まるまで1週間かかる、
あるいは、梅雨の滅入る時期なんかはがっつりと体調を崩して1ヶ月布団から出れない、
なんてことがざらだったから、今こうやってパキパキと仕事のことを考えて準備して、起きて普通に会社に行く、という生活ができていること自体に感動してしまう。
下手をすると週5くらいで銭湯に行っているのだけど、ほんと銭湯様様である。
銭湯通いしなかったら、こんなに動けるようになっているかは甚だ疑問だ。
銭湯、本当いいので調子が悪い人には騙されたと思って試して欲しい。
”やりたい”欲求の成長
そこそこ健康になって、日常の生活をまわせるようになってくると、むくむくとあれこれやりたいことが出てくる。
身体ってほんと重要。
心身が健康であることが、こんなに欲望を左右するものだとは知っていたけど今まで全然理解できていなかったことが最近本当によくわかる。
元気になってきたので、やりたいけど”今はまだ無理”と棚上げになっていたことをスタートさせた。
それは”着付け”である。*1
きっかけ
もともと私はいけばなを習っていて、気がついたら習いはじめて10年以上経ったのだが、日本の伝統文化に関わっていくと、どうしても切っても切れないものがある。
それが着物だ。
誤解のないように書いておくと、いけばなをやっていると着物を着る機会は増えるが、お茶とは違って着物を持ってなかったり、着物を着なくとも普通のお稽古を続ける分にはさしたる問題はない。
が、このところ着物を着た方が無難なイベントに出ることが増えてきたのと*2、結局なんのかんのと言っても海外に行ってなにかをするつもりがあるのであれば、自分で着られるようにならないとちょっと困る*3、という状況が見えてきたのが実際のところ。
実家の箪笥の中に、いくつか祖母が母に買った着物*4がほとんど手付かずで眠っているので、もったいないから風通しするついでに着ようかな、と思ったり、ついでに自分で訪問着くらいは着られるようになったら、だいぶラクになるなぁ...と考えたり。
着られるようになるかは今のところわからないけど、まあお太鼓くらいは着られるようにがんばろうかなあ...と思っています。
なんでそんなことを考えるか?って言うと....
ここ数年、ぼんやり思っているのは、やっぱり私はいけばなをどうにかゆるく広めていくようなことがしたいと思っているのかなってこと。
それをプライベートでやりたいのか、それともビジネスにしたいのかというあたりは非常に微妙なところで、正直なところ今もその辺は自分でもよくわかんないなぁって感じである。
教えられる資格をとってから、そのままにするのも勿体ないなぁと思いつつも、動くのめんどくさいし、身体も心も疲れ果てていてそれどころじゃなかったので、ここ数年はただただ自分の日常で気楽に花を飾る楽しむことに使ってきた。
のであるが.....。
インスタグラムなどを眺めていると”お花をセンスよく気楽に飾れる”技術を気楽に習得したい人はそこそこいるのかなぁ、とは思う。
最近は、ラフな感じで”お家にお花を飾る技術”を伝えるのをもっと敷居が低くゆるーーーーくやりたいなぁ、と思ってはいるのだけど、現実問題、いかんせん場所と花の仕入れと道具の置き場を考えると利益でないどころかマイナスだな、と思ったり。*5
なんとなく、そんなわけで最近はここ5年くらいぼんやり考えていたことをたぶんやっていくんだろうな〜っていう予感がするので、たぶんそういう方向で動くのではないだろうか。
気楽なお茶会ついでにお花をいけるみたいな感じのゆる〜い集まり?みたいなのを作りたいようなきがするんだけども....
Que sera, sera.