【湯活】Sep 1 ‘20 斉藤湯

久しぶりの斉藤湯。

8月のサウナ疲れとおかしなお天気にぐるんぐるんメンタルもフィジカルも引っ張られて外出どころか何かをする気力すらなく、夜になってようやくバスに乗るくらいはできそうな感じになった。

ぶくぶくと沸かされる熱いお湯に浸かって、クーラー冷えで疲労している内臓や身体を労ってあげたいと思い、斉藤湯へ。

元気のない時でも来られる銭湯であることがありがたい。

(ちなみに元気のない時に行くサウナは駒込ロスコと巣鴨のSAKURAである。)

斉藤湯は元気がなくてもなんとか来られる銭湯だったから、徐々に通っているうちに豆腐メンタルが回復してきたんだな、とふと思った。

 

 

人間の身体って本当に神秘だ。

5年前の冬、メンタルブレイクが寛解したものの日常生活を営むのがぎりぎりだったころ。

ずーっと私は、休んで寛解したら体力と気力は以前みたいに溢れてくるようになると思っていて、全然思った通りに回復しなくていつもイライラしていたように思う。

元々、有り余るエネルギーで身体をぐるんぐるん引っ張り回して生きているタイプなので、メンタルさえなんとかなればフィジカル面でなんとかなると思っていて、それがそうではないのだという事実を2年くらい前まで受け入れられなかった。

だからこうなったのは肉体があまりの過酷さに悲鳴を上げただけかもしれない、と思う。

 

 

まだ銭湯のあれこれに慣れていなくて、斉藤湯に来始めた頃。

ここのお風呂の深さが不思議だった。

熱湯も水風呂ももう少し浅い方が座ってのんびり入れるのに…、なんて思っていたのだけど、今ではすっかりこの深さの虜だ。

膝たちになるくらいで肩まで浸かって祈りのポーズで大体入っているのだけど、その姿勢に慣れてしまって、最近は浴槽の深い熱湯の方が好きだ。

最近上野の寿湯行ってないなぁ…。

実は熱湯は密かに寿湯がお気に入りだったりする。

水風呂が混むのであまり行かないのだけど、久しぶりに熱くて深い薬湯もいいな…と思った。

 

 

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