毎回記録してるわけではないけど、ちょくちょく行っています。
日暮里の斉藤湯。
この日は年に4回開催される斉藤湯のレディースデー。
金曜日の定休日に、男湯と女湯を両方開放されて女子だけで楽しめる日。
近隣のお客さんはもちろん、この日にわざわざやってくるお客さんやちびっ子連れのお母さんたちも多い。
炭酸泉にはバラやデンファレ🌹などの花が浮かび、見た目にも楽しい。
バラ風呂とかフラワー風呂とかなかなか入る機会もないからいつもとても嬉しい。
最近は露天風呂には入浴剤が入って、キャンドルで照らされるシックな空間になる。
斉藤湯の熱湯と水風呂は男女の浴槽でちょっとずつ温度が違うので、その4種の交互浴を楽しむのもオツだ。
昨日は混雑がひと段落したところで入ったので、熱湯と水風呂にぐらぐらと煮出されるように浸かりながら、通い始めた頃に思いを馳せていた。
斉藤湯にはじめて来たのは、2017年の夏。
もう4年くらい実は通っているんだなぁ、と思うと感慨深い。
よほどのことがない限り、2018年からはレディースデーに来なかったことの方が少ない。
(前回の9月にがっつり親知らずの抜歯がはまってしまい久しぶりにこられなかった。)
春夏秋冬。
お風呂のお湯がどんな熱さに変化する楽しみとか(季節によって熱湯や水風呂や露天風呂の温度が変わる)、夏と冬のお風呂上がりに感じる感覚とか。
だいたい覚えるくらい通った。
起きて生活するの自体がしんどかった頃の記憶や、家族の揉め事に巻き込まれて疲労困憊して癒された夜とか、再び働く楽しさを取り戻してお風呂に浸かって適度なストレス解消をしていたこととか、春のしんどい季節は斉藤湯に行こうとか、そして今回仕事を一旦辞めることは自分にとって良かったんじゃないかと思うこととか。
人生のその時々の記憶と私の暮らしが銭湯という空間で積み重なっていっているのが、とても不思議な感じがして。
もうすっかり、自分の生活に斉藤湯が浸透しているのがおもしろいなと思う。
Twitterの密かに会ってみたいなと思っていた方とも「偶然偶然〜!」をしていて空間を共有していたのがわかって、とっても良い夜だった。