新婚旅行の話⑤ ~古城めぐりとパリと美術館~

今週のお題「下書き供養」

 

引き続き、古いエントリーの下書き放出。

ずっと気にかかっていたものがようやく放出できそうで、少しほっとしています。

新婚旅行のエントリーは③のバルセロナ観光からパリへ移動してきたところ(前半3日分)までで記事を書くのに力尽きてしまい、後半のことをまったく書けていなくて。

でも記憶って、どんどん薄れていってしまうので、書けるのであればログは取っておくと後で読んでもやっぱり楽しいです。

 

そんなわけでもう結構忘れているんですが、新婚旅行の記録(後半戦)です。

ちなみに新婚旅行はいろいろ検討した結果、今までヨーロッパに行ったこともないのにまあなんとかなるべ、と適当具合を発揮し、パッケージツアーにせずにエアとホテルと現地の観光ツアーを別々にインターネットで抑えました。

 

まさかコロナがきて海外旅行に行けなくなるとか、ノートルダム大聖堂が火事になるとか、そんなことが起こると思っていなくて、写真を見ると平和だったなぁ.....とため息をついてしまいます。

やっぱりできるときにやれる(やりたい)ことをやっておくべきですね。

いやわたしまだイタリア行きたいのに行けてなくて、いったいいつ夢をかなえられるのだ...... 

 

【新婚旅行の旅程~全行程~】

2017.9.15〜2017.9.22

1日目:成田からアムステルダム経由でバルセロナへ。

KLM2本のトランジット予定が、いきなりアクシデントがあってアムステルダム~フランクフルト~バルセロナのトランジットに。(成田~アムステルダムはKLM、アムステルダム~フランクフルト~バルセロナの2本はルフトハンザに振替....)

深夜1:00にへろへろになりつつホテルに到着。

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2日目:午前中にバルセロナの観光地のチケットをこの日にインターネットで抑え(カサ・ミラサグラダファミリアカタルーニャ音楽堂)、ボケリア、バルセロナ市内観光、カサ・ミラへ。

3日目:メトロを使ってカタルーニャ音楽堂サグラダファミリア、ムンジュイック城をまわり、ホテルで夜ご飯。スペインワイン美味しい....。

4日目:早朝の飛行機でエル・プラット空港バルセロナ)からシャルル・ド・ゴール空港へ(パリ)(エールフランス機)

午後からパリの街散策&お土産探索。

夜はホテル近くのブラッスリーにて夜ご飯。

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5日目:ロワール地方の古城めぐり。

旅程を作る時点ではモンサンミッシェルに行くか、古城めぐりをするかもめにもめたのだけど、モンサンミッシェルが修復中?かなんかで古城めぐりになった記憶。

現地ツアー会社のバスツアーを事前に日本で予約済み。

ガイドさんの言語は、英語、スペイン語、フランス語、日本語。

もちろん日本語をチョイス。言語ごとにグループを分けてまわる方式。

朝早くから夜遅くまで終日ツアー。

夜ご飯はホテルのルームサービス。

疲れ果てすぎた…

 

6日目:ルーブル美術館凱旋門、夜はセーヌ川ディナークルーズ

ルーブル美術館オルセー美術館ディナークルーズは現地のツアー会社にチケット等を事前予約して宿泊先のホテルに届けてもらう方式にした。

ルーブルは事前予約しておかないとディズニーランド並みに入れないときいたので、この予約だけは日本で頑張った気がする。

この時ディナークルーズの最寄り駅が水漏れかなんかで閉鎖されてて、現地に時間ちょうどに到着するの大変だった。

駅が閉鎖って.....!!

日本だとまずないよ…

 

7日目:オルセー美術館ノートルダム大聖堂を周り、夜にシャルル・ド・ゴール空港へ。

さよならパリ。

いろいろとアクシデントはあったけど、楽しすぎた。

ダリンと一緒だったら、きっとどこに行っても今後もきっと楽しめるなぁ、と確信した旅だったな。

(このエントリーは5日目~7日目の記録。)

 

 

5日目は朝からロワール地方の古城めぐり。

朝早くにパリの集合場所に向かい、バスに乗って1日ロワール地方の古城観光へ向かう。

ツアー言語は、フランス語、英語、スペイン語日本語のそれぞれのガイドさんが通訳しながら色々説明してくれるもので、バスの中では4ヶ国語の同時説明が一回に聞けて新鮮だった。

バルセロナでは主に観光の情報は英語で読むことになるのだけど、意外なことにパリ周辺では日本語ガイドが発達していて、主要な観光地では日本語の案内が良くでていたように思う。

出入口や駅の表記が全てフランス語onlyのメトロでさえ、スリには気をつけろ、の案内は日本語で流れていた。*1

 

パリから200km強移動距離があるので、この日の移動は1日掛かり。

シャンボール城→シュノンソー城(ここでお昼)→シュベルニー城の順でまわったけど、お城の中は見所がたくさんあり、一日中歩き回ったのでパリのホテルに戻ってきたらヘトヘトだった。

シャンボール城はめちゃくちゃ豪華な王の城、シュノンソー城は王族の貴婦人が主で柔らかい印象のある城、シュベルニー城はシュベルニー伯爵が建て、今も代々の伯爵家のご一家が管理されている城で、展示が行き届いている城、という感じだった。

日本では気候的な要因などで建物丸ごと長い間現存していることがまずないので、それぞれの城を興味深く眺めた。

シャンボール城ダヴィンチの手がけた螺旋階段はすれ違うことなく登り降りできる階段で、歩いていて不思議な感じになった。

2人で歩くとちょうど向かい側に相手が見える構造になっているので写真を撮るとおもしろい。

レオナルド・ダ・ヴィンチについては、ルネサンス期にイタリアで活躍した自身の知識の中では画家であり芸術家というイメージしか持っていなかったのだが科学や建築などあらゆることに精通している天才である、という旨の説明を受けて、生で見たり聞いたりする経験ってやっぱり全然違うな…!と感動したのを妙に覚えている。

パリの観光でも、ダヴィンチは観光する上でキーワードになるので、そういうの知ってたら事前にもうちょっと調べてくるのに…!と思って自身の知識の浅さを突きつけられつつも、毎日とても新鮮な楽しさがあった。

ダヴィンチ関連のもの、フランスにもいろいろあるのですね。

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(シャンボール城)

 

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(シュベルニー城)

 

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(シュノンソー城)

 

 

6日目。

待ちに待ったルーブル美術館…!!!

人生で一度は行ってみたいとずっと思っていたので、並ばずに入れるチケットを買っておいてよかったです。

私たちが訪れた日は平日でしたが、観光地であるパリではそんなこと全くお構いなしに長蛇の列を見た時、情報知っててほんとによかった…と心から思いました。

1日かけても全部は全然回りきれないくらい広く、あちこちに素晴らしい展示が広がっていて完全におのぼりさんでキョロキョロしながらも展示案内用のガイド、Nintendo3DSを操りながら主要な展示を中心に見てまわることに。

普段私がほとんどゲームをやらないために、3DSの使い方がわからず苦戦しているのを尻目に、ダリンはサクサクとガイドを操作してこっちだよ〜とどんどん進んでいくので、ガイドはダリンに任せることにして後ろをついてまわった。

生のモナリザ、ちっちゃいよ、と聞いていたけどほんとに小さかった。

ルーブルはとにかく太っ腹で、日本でよく見る展示とかだとちゃんと鑑賞ルートがある程度組まれていることが多いのだけど、ここは全然そんなことはなく、一応ちゃんと管理はされているにはいるけれどそこかしこにごろごろと重要な美術品がサラッと展示してあって、歩きまわるのがとにかく楽しい。

朝から入って夕方くらいまでずっといたけど、1日あっても全然足りず、いつか機会があったら再訪したい。

 

この後、凱旋門に登ってパリの街を眺めた。

放射線上に道路が広がっていく景色は、上から見ると一目でパリとわかる景色でとても楽しい。

全部階段だったから登り切ったらぜーぜー言ってたのは秘密。

パリでの最後の夜は、セーヌ川ディナークルーズ

ディナークルーズの出発場所へ行く途中、最寄りの駅がまさかの雨漏りで閉鎖されている情報に気づかず、電車に乗って、あれ???路線図の駅のところにバツがついてんだけどどういうこと???と思って、はーん?!なったんだけど何人かの通りすがりのパリジャンやパリジェンヌに聞いてようやく分かったことは、その駅今閉鎖されてるということ。

いやいやまてまて駅が封鎖ってどういうこと⁈

といろいろ突っ込みどころは満載で、2人でゲラゲラ笑うしかないなってなって怒りながらも一駅分歩く羽目になった。

集合時間ギリギリになったけど、出船に間に合ってよかった…!

ごはんを食べながら眺めるセーヌ川沿いのパリの景色は、数多の観光客を魅了してきた理由がとてもわかる美しい景色だった。

ワインはやっぱり美味しかったです。

本場…!

 

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(ルーブル美術館の入口)

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(カフェのテラス席から見たところ)

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(エントランス)

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(サモトラケのニケ)

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(モナ・リザ)

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(凱旋門)

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(凱旋門から見たエッフェル塔)

 

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(セーヌ川ディナークルーズ)



7日目。

いよいよ旅行も最終日。

この日の深夜に便で日本に帰ります。

この日は午前中にオルセー美術館をまわりました。

ルーブルとオルセーは行ってみたい2大美術館でした。

オルセーについてもルーブルと同じく並ばずに入れるチケットを手配しておいたので、ストレスなく入れました。

よかった…!

ルーブル美術館とは趣が異なり、印象派の絵画の展示が中心の落ち着いた雰囲気です。

観光客もそこそこいるけど多すぎるということもなく、ゆっくり鑑賞することができました。

有名な絵画については通り一遍の知識は持ち合わせていたのですが、やっぱり生で見ると全然違います。

知らなかった数多くの作品については、実際に見てみて見識が広がった気がします。

モネの日傘の女は学校の課題で模写したことがあるので、生で見る絵は感慨深かったです。*2

オルセー美術館を出て鑑賞した後は、近くの駅のカフェでランチしました。

憧れのカフェ…!

テラス席で通りを眺めながら食べたり飲んだりするのやっぱり開放的で楽しい…。

その後はまだ時間があったので、せっかくだから最後の一箇所ということでノートルダム大聖堂

この時どうしようかいろいろ悩んでいたのですが、これはナイスチョイスでした。

この後火事のニュースをきいてなんとも言えない気持ちになったのの反面、この時行っておいてよかったな、と思いました。

この後、ホテルで荷物をピックアップして、パリからタクシーで空港に向かいました。

タクシーの運転手さんは運転している間英語とフランス語とiPhoneを使っていろいろお話してくれました。

パリ周辺には実は4つも空港があるという話、タメになりました。

シャルル・ド・ゴール空港では検問ありのチェックインに時間かかりーのでめちゃくちゃ空港で待たされて、諸々が終わって待合スペースに到着した時はヘロヘロでした。

帰りはエールフランス機で羽田着にしたのですが、長距離移動ならKLMの方がわたしは好みかも…。

最後までいろいろあったけどたのしかった思い出です。

 

次はイタリアに行きたいのだが……

一体いつ行けることになるのやら………

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(セーヌ川)

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(Louvre - Rivoli 駅/メトロ 普通のメトロの駅はそんなにきれいでもなかったけどここは綺麗な駅でした。)

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(オルセー美術館)

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(メトロの入口)

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(ノートルダム大聖堂)

 

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(シャルル・ド・ゴール空港と帰りの飛行機、air france)

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(Evian もエッフェル塔!)

 

 

 

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*1:めっちゃびびったけどそれくらい日本人観光客の被害が多いのだろうことは推測できる。パリのメトロ乗るたびにスリに目をつけられて生きた心地のしない電車だった。ちなみに目をつけられたな、という感じはなんとなくわかる。

*2:私は美術が全然ダメだったので、模写はめちゃくちゃ苦労しました…!!!!