【日記】Feb24,2022

第6波と3回目ワクチン

さて相変わらず、Covid-19の第6波真っ只中である。

前回のCovid-19下での日記は、2021年10月に書いた生活雑感。

Tokyo Olympic & Paralympic 2020が開催された期間の東京の暮らしづらさと恨みつらみについて書いていて、Covid-19に紐づけるのはもうそれでラストでいいかなと思っていた。*1

 

iixxx.hatenablog.com

 

2年も経てば、正直なところ慣れるしダレる。

まだまだ注意警戒が必要なレベルではあるものの、2020年の当初ほど緊張してはいない。

さすがに6波で東京の感染者が軽々と1万人を超えた事態には緊張感はあったし、1月中旬には調子を崩して病院でpcrを受ける機会もあり*2、無傷は難しいのでは…、と感じる場面もあったにせよ、長い緊張にすっかり疲れてしまったのも事実で。

とは言え、ようやく3回目のブースター接種は夏に比べればスムーズに受けられる目処が立ったのでやれやれ…と思っていたところだった。

 

 

TVで観る北京オリンピック

北京オリンピックは夏の東京とは違い、開催地の住人ではなかったからか、男女フィギュアスケート、女子カーリング、男女スピードスケート、混合スキージャンプなどの興味のあるいくつかの競技はTVで観戦した。

わりと生活にゆとりがあったせいもある。

夏とは違って、特に苦痛を感じることもなかった。

インタビューで夏の競技の選手ほどには「日本のみなさんに夢や希望を与えられたら…」みたいなことを言われなかったからかもしれない。*3

 

開会式は特に見ていなかったのだけど、Twitterで感想を眺めていると、"ナショナリズム色を抜いた綺麗な中国"みたいなことを書かれていて、なるほど、と思った。

まあやっぱり経済力の勢いがある国の開会式はそうだよね。

前回の夏の北京よりも洗練されてたんだろう。

お金のパワーって馬鹿にできなくて、改めて金が使えるってこういうことだなぁ...というようなことを考えさせらた気がする。

ところであの北京オリンピックのロゴ、よく見てみると漢字の「冬」がデザインのベースになってオシャレですよね。*4

 

olympics.com

 

ところで、わたしはガチまでは行かないけどTVで毎回観戦するくらいにはここ10数年フィギュアスケートを観ているのですが、今回の北京のフィギュアスケートは男女ペアアイスダンス全般的になんとなく表現力がやけに国のキャラクターが際立っているように感じて。

これもコロナの影響かな、と思った。

なんとなくそれぞれの国の代表の選手が、その国っぽい表現の仕方をするようになったっていうんだろうか。

コロナが流行る前のフラットに移動できた世界では、人流も多くあって交流があったからわりと国ごとのトレンドよりは世界的な技術や振付のトレンドを捉えられていて、各選手の表現の方法は個性ではあったけどあんまりそういう国を感じさせることはなかったように感じたけど、今回はそれを結構感じた気がする。

そういうのは3.11後の日本人選手(特に東北に縁の深い選手)には見られた傾向なので不思議はないと思っていたけど、コロナでもそういう影響がやっぱりあるのかな、なんて思ったり。

なかなかダイレクトに他国の選手と交流できない分、内にこもってそれぞれの向き合ったものが表に表現として出てきた感じではあった気がする。

 

ロシアの女子フィギュアはなんとなくロシアというより旧ソ連を感じさせるな、と思ってぼんやり見てた。

同じ年代で出てきてたリプニツカヤ選手やメドベージェワ選手はジャンプも跳べるが表現力が高い選手だった記憶があるけど、今回のは跳べればそれでいいのか、という点において競技としての疑問符がつく結果ではあったかな、と思う。

いや点を競う競技だから定量的に判定できるところに比重を置いているのはわからんではないけど…。

 

時事トピック

はてブを見返すと1月末くらいからロシアとウクライナのきな臭い空気を感じていたらしく、いくつかウクライナ関連の記事にブクマをつけていたようだ。

 

しかしまさか…

 

Twitterはロシアとウクライナの話でざわざわしている。

コロナになって以降TVのニュースをほとんどみなくなったので、どう報道されているのかよくわからないけど。

以前作ったアカウントで、過去の私はロイターやらBBCやらfrance24、CNA、NOSあたりをフォローしていて、Twitterでざっとニュースを掴めるようにしてあった。*5

さいきんのTwitterInstagramは簡単な翻訳機能もついているので、言語がわからなくてもニュアンスがわかるのはありがたい。

 

クウェート侵攻後の湾岸戦争や、9.11→アフガニスタン侵攻→イラク戦争の時の重い雰囲気の空気を記憶の奥底から呼び戻してしまった。

しかし今回は隣国だからな…。

空気が重い。

 

そういえばアメリカから帰ってきて1月ちょっとくらいで9.11があったり、バルセロナから帰ってきて1月ちょっとで独立運動があったりしたのだよな…、ということを思い出すなど。

 

 

米露首脳会談でも止まらない ロシアによるウクライナ侵攻の危機(小泉悠) - 個人 - Yahoo!ニュース

ウクライナ情勢のニュース一覧 | NHKニュース

プーチン氏、「軍事作戦」実施を表明 ウクライナ外相「侵攻始まった」 - BBCニュース

 

anond.hatelabo.jp

 

今週はぎりぎり生きてるけど体調がしんどい。

それでも昔よりだいぶマシなんですよ...

 

ここ数年の自分のなかで気になってるけど何もしてないトピックは、イスラム世界の歴史、ロシア史、中国と中央アジアだったのを思い出した。

 

あと海外に行ってみて意外だったのは、船や飛行機じゃないと国境を越えられない環境って世界的にはめずらしい方で、そういうところで育まれる海外への視線ってやっぱり大陸とは全然異なるものになるのだと思う。

 

 

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ひさしぶりにつけ麺食べた。

 

 

marshmallow-qa.com

*1:このエントリーはわりと幅広く読まれていて、ありがたいことに結構感想をもらった。みんなわりと同じように感じる人も多かったようだ。

*2:陰性だった。

*3:もちろんあれは開催地バイアスや、気持ちの高揚があることは十分承知してはいるもののやっぱりこっちとしては夢や希望を押し付けられたくなかったんですよ…、捻くれてて申し訳ないのだけど。

*4:というようなことも、Twitterで話題になっていて知った。漢字圏の人にはわかる感じなのがまた…!

*5:あと地震速報と日経。さいきんここにADR系のニュースとアルジャジーラを追加した。本邦メディア、もう少し頑張ってほしい。