夏が終わる気配がする。
今年は実態としては6月ぐらいから夏だった気がするので、ようやくというべきなのか。
私は夏の太陽が好きなので、この時期はいつもちょっと寂しいし、秋のまったりとしたバラードの似合う雰囲気が苦手だ。
完全に秋に移行したらもう大丈夫なのだけど。
はっきりした感じの季節の方がテンションが引っ張られて過ごしやすい。
特に夏はなんにもなくても(特に休みがあるわけでもなかった時代も)、浮かれてる雰囲気がなんとなく好きで、ショートパンツとTシャツとミュールで夏っぽい格好をして、モヒートくらいは飲もうかな、という気分になる。
海っぺりに出掛けて、潮風にあたりながらカフェで一杯やるのもいい。
音楽にはあまり興味がなくて、好き嫌いがあるわけではない。
思春期あたりはずっとJーPOPとアイドルソングとナツメロを聴いていて、売れてるやつを通学の合間に上から下まで聴き流す感じの。
いくつかの曲に思い出があったり、失恋の記憶が染み付いていたり、甘酸っぱい記憶とセットになっていたりする。
思春期って感性がビンビンだから、妙に歌詞に同調したりして。
いちいちしんどかったのもよく覚えていて、最近TVで流れるナツメロにはそういう記憶も染み付いている。
どちらかといえば都会寄りの学校で育ったので、アイドルのコンサートや布袋やVAMPSのライブのチケットなどがたまにダブルブッキングしたからみたいな理由で回ってくることがあって(キャンセルしたいけど、周りに行きたい人がいたら譲る的なやつや一緒に行こうみたいなやつ)、何度かはコンサートにも行ったけど、自分の趣味というより誘われたから行ってみた、みたいな感じのやつばっかりだ。
もう少し大人になってからは、特定の推しがあるわけでもなくふらふらと街のライブハウスで音楽を楽しんだり、クラブに行って一晩中飽きもせずに踊ったりお酒を飲んだりして音楽を楽しんだりした時代もあった。*1
だから音楽に関しては、全然それらしいカッコいいことが書けない。
こだわり、というものがあまりない。
強いて言えば、南に向かうドライブの時にはサザンオールスターズを流しがち、というくらい。
コロナ禍になってからTVをつけるのが億劫になって、情報を取るためにradikoを取り入れることにした。
あの空気に相当参っていたので、映像でキャンキャンやられるのがしんどくて。
音だけにすればちょっとはマシであろう、とまあそんな感じでAmazonEchoも買った。
Echoは意外と音がいいのでスピーカーとしてちょうどよく、この感じで聴けるならサブスクに課金してもいいかな、と思って課金し始めたのがSpotifyだ。
(家にあるのはたぶんEcho Dot第3世代の白)
Spotifyにしたのは洋楽が多く聴けたこと、EDMがいっぱい入ってたこと、音楽のバリエーションが多くて、昔のELLEの広告で見かけたことがある、くらいの感じだった気がする。
あ、あとその時録ってたRadiotalkをpodcastとして配信できるアプリになってたのも大きかったかも。
2年くらい毎月サブスク課金していて、実際のところ使ったり使わなかったりするんだけど、概ね満足している。
今年はオリックスをずっとみている関係で、途中で流れる登場曲とかが気になって検索できたりするので結構便利だ。
オリックスの選手の登場曲はわりとセンスいいよね。
ひいき目だけど。
どっちかというとテンション上げていく系の曲が多いし、NMBやなにわ男子やら自チームの地域のアイドルソングを使ったりもしていてエンタメや興行みたいなことに目がいってるのかな、って思う。
そういう中での若月のパラダイス銀河はちょっと変わった感じがするけど、そういうところも若月っぽいなと思う。
あと若い選手たちの選ぶ音楽はやっぱり今どきの子っぽくておもしろい。
普段自分で聴こうと思わない曲もたくさん流れてくるので、ついでに検索したりする。
KーPOPはオリックスがなかったら聴いてなかったな。
世界を席巻してるというのは噂レベルで知っていたけど、メロディをきいて納得がいった。
なるほどね、これは北米とかでウケそう。
というか向こうでウケてるリズムをなぞってつくってるのか。
ほかだとやっぱりクラブカルチャーが根付いてる福岡がホームのホークスはやっぱりセンスあるな、って感じる。
去年からホークスの応援のリズムはEDMで聴いたことあるやつだよな?って思って調べたら、Shotsだったのでやっぱりな、と思ったりして。
それで夏といえばEDMの季節だなと思うんだけど、去年はあんまり聴く気にならなくて、どっちかっていうと70s〜80sJーPOPとかを聴いていたんだけど、今年はひたすらEDMばかり聴いていて、めちゃくちゃ夏を満喫した気がする。
いろんな音楽を気楽に聴けるのはサブスクの最大の強みだよね。
最近はMaroon5とかも聴いてます。
たまには新しい曲も聴かないとどんどん気持ちが老け込んでいってしまうなあと思いつつも、ようやく聴ける気持ちが出てきて、今年はちょっと元気になった夏でした。
この夏聴いていたもの
中川圭太の登場曲、ずっと気になっていてどっかで聞いたことあるんだよなって思ってた方の曲。
実際に流れていたのはBTSでしたね。
これを聴いて、K-POP、なるほど!ってなりました。
ネットでは賛否あるけど、Maroon5はわりと好き。
*1:ライブハウスの多い街と縁があったこともあって、ライブはわりと身近だったし、クラブはひょんなきっかけでしばらく遊びに行っていた。