Day19はスパリゾートプレジデント。
2022年6月30日、閉店。
長らく御徒町(上野)にあった男性専用施設で、常連さんの多い施設だった。
TLに流れてきていたみんなの嘆きは、その施設がいかに愛されていたかを物語っていたと思う。
今年は、本当に多くの施設が閉店している。
去年、サウナ王がちらりと何かの挨拶でそんな話をしているのをSNSかYoutubeかの動画でみていて(来年は閉店する施設が今年よりも多いと思うというような話)、その話の通り2022年は多くの施設が惜しまれながら閉店した。
今なお休業しているところも多く、いつ閉まるかは予断を許さない状況のところも結構多いと思う。
最終営業日の6月30日を終えた翌日、7月1日のプレジにいた。
有志が最後に開催してくれたレディースデーに、運良く当選したのだ。*1
プレジは北欧やサウセンと同じくずっと"近くて遠い"サウナだった。
物理的には遠くないのだけど、入ることのできないサウナ。
そういうサウナはいくつもあるけど、入ってみたくて入ることのできないサウナだった。
案内されて入った浴室は、案外コンパクトで、予想通りとっても好みだった。
プレ八幡席があったり、しき◯の薬草サウナを研究して限りなく近づけたミストサウナ(というには熱すぎる体感のサウナ)があったり、サウナサンシステムを導入した水風呂があったり、温浴槽は二股カルシウム温泉*2だった。
プレ八幡席を紹介しているサウナ室の写真は、お友達が撮ったものらしかった。
この日のサウナは"トワイライトサウナ大森ガーデン"だったらしい…!
言われたらなんとなくわかる。
じわじわと身体をあっためる熱を楽しみながら、あーここにお客さんたちが入りにきて、ストレスだとかなんだとかの汗を流しにきていたのか、とあらためて感じるとしんみりした。
まだサウナは元気だった。
プレ八幡で軽く炙られて、位置を移動して蒸していく。
薬草ミストサウナは落ちてくる水滴すら熱くて笑ってしまい、サウナサンシステムの水風呂は、おー!確かにサウナサンの雰囲気ある…!と思った。
肌に触れる時の水の感触かなぁ。
名残惜しく何セットもした後に切り上げて休憩スペースでちょっとだらけていると、わぁ〜!っという声女性たちの声と空気が動いて、振り返るとNWの吉田さんがいた。
女性に大人気の吉田さん。
わたしも好きです。
フロアをくるっと歩いて何やら確認して、どこかへ消えていく。
この後ここにあるリクライニングシートがニューウイングに迎えられていた。
プレジの御神体だったキティさんは風の噂で北欧にいるときいている。
サウナサンの足立さんは"サウナサンシステムの鮮やかな水風呂Tシャツ"をつくったり、逆インスパイアと称してプレジのスチームサウナの再現をサウナサンで試みていた。*3
みんながプレジを惜しんで何かできることをやっていて、プレジの愛され方はしあわせだな、と思った。
プレジには人を虜にする不思議な力がある施設でした。
中出さん、チーム上野+αのレディースデーを開催してくださったみなさま、どうもありがとうございました。
帰りに館内着のおみやげをもらって、この夏はずっとプレジの館内着で過ごした。
ゆるっと、だぼっとした感じが快適でとってもよかった。
うれしいサプライズ、ありがとうございました!
浴室の写真は撮影許可をいただいて撮影しました