キャッチーな言葉とSNS

“サウナー”って呼ばれるのは自分はちょっと違う…。

 

今でもちょっぴり私が思っていることだ。

わたし自身はサウナーかと言われたらぼちぼちサウナーと呼ばれてもいいかと思っているけども、銭湯寄りのサウナー、あるいは銭湯愛好家(字面が堅苦しいな…)のサウナ好き、って答える気がする。

セントガールとでも名乗っとこうかな…。

 

 

銭湯に定期的に行き始めたのは2年前、2017年の5月だった。

銭湯を舞台にしたドラマ、昼のセント酒がリアルタイムで放送されていたのがちょうどその1年前くらい。

webではライターのヨッピーさんが度々銭湯についての記事をあげていて、東京ではリニューアルして話題になっている銭湯がちょうど増えてきた頃だ。

サウナを舞台にした漫画、サ道がはじまったのもだいたいこのあたり(2016くらい)、サウナ検索に欠かせないポータルサイト”サウナイキタイ“がスタートしたのが2017年11月。

Twitterでサウナーと呼ばれる人たちやその周辺の人たちが、緩やか繋がって情報交換したり、あれこれ交流したりしているのは噂(?)みたいな感じでなんとなく知っていた。

なんとなく、サウナは流行るだろうな、という空気感があった。*1

そして今年の7月クールのドラマ25の枠。

件のサウナ漫画サ道がなんと、主演、原田泰造氏でドラマ化された。

始まる前やクールの途中ではアレコレ意見が出ていたと思うけど、概ねサウナーの感想は良好だったと言っていいのだろう。

サウナには興味がない(←体質的にサウナ水風呂NG)ダーリンも録画したものを時間がある時にエンドレスで観ている。

曰く、”いいドラマ“らしい。

笹塚マルシンスパの回は確かにめちゃくちゃ良かった!

 

 

ドラマでは、だいたい毎回”ととのう“シーンがあって、

 

”ととのった〜!“

 

っていうシーンがあるのだ。

はじめにととのうってことばをきいたときに、言い得て妙な表現だなぁ、と思ったのと同時に、結構キャッチーな言葉だなぁ、と思った。

すごく使いやすいので、Twitterとかで言いやすいし、みんな使うから流行るだろうな、という感じ。

 

 

でもそれと同時に“ととのう“という表現を多用しすぎることになんとなく危機感を覚えた。

”ととのう“っていう表現は”インスタ映え“と似たようなトーンを感じる言葉で、なんとなくふわふわしていて、言葉の感覚をつかみにくい。

だから、どうにかこうにかととのうという言葉を使わずに表現し、キャッチーにはなり得ない媒体に書き留めることで少しだけ流れに抗ってきたように思う。

(・・・・素直にブームにのらない捻くれた性格をしているともいう。)

 

 

もう少し銭湯やサウナの入浴を日常に引き戻したいと思ったのかもしれない。

サウナと銭湯に線を引くところがあるとすれば、わたしはその行為が”日常のものかどうか“というところがラインなのだろうと思っていて、だから自身がサウナーかどうかと言われると少し困惑した。*2

近くのサウナ(萩の湯とか)を嗜み、場を楽しむ人間ではあるけども、サウナーってよばれると、うーん、サウナー…?ってなるというか。

うまいこと説明できないのだけど、そんな感じで長らく自身のことをサウナーだと思っていなかった。

 

とはいえ、今年はいろんなきっかけがあって随分たくさんのサウナに行った。

なかなか感想をかけていないのだけど、

 

SKC(草加健康センター) 

湯乃泉草加健康センター【24時間営業】9種のお風呂と本格料理。獨協大学前駅から送迎バス手配。手ぶらでご利用可

 

おふろの国

ファンタジーサウナ&スパ おふろの国

 

YOKOHAMA SKY SPA 

横浜駅直結のスパ&サウナ「スカイスパYOKOHAMA」

 

THE SPA西新井

THE SPA 西新井 |

 

稲村ヶ崎温泉

https://www.inamuragasaki-onsen.jp

 

ルビーパレス

ルビーパレス|ルビー館 RUBY-PALACE|(サウナ・アカスリ24時間営業の女性専用サウナ)

 

RESTA(池袋)

TimesSPA RESTA タイムズ スパ・レスタ

 

ロスコ

HOME of カプセルホテル&サウナ ロスコ|Capsule& Sauna ROSCO

 

さやの湯処

東京前野原温泉さやの湯処

 

湯ゆうらんど温泉(川越)

川越温泉湯遊ランド・ホテル三光| 川越温泉湯遊ランド・ホテル三光

 

東京染井温泉SAKURA

東京巣鴨の極上癒し温泉「SAKURA」(サクラ) | 東京巣鴨の極上癒し温泉SAKURA,染井吉野発祥の地に立地する癒しの天然温泉、お勤め帰りのOLの方も是非ご利用下さい。

 

 

番外:サウナの梅湯

サウナの梅湯 (@umeyu_rakuen) | Twitter

 

 

と、まあ実は結構色々行ってきて、正直まあサウナーでもいいかな、と思っている。*3

 

今月は計画していた南九州の旅(11/19に羽田からスカイマーク鹿児島空港に入って、鹿児島(19)→熊本(20)→阿蘇→別府(21)→宮崎(22)に各1泊して、11/23に宮崎空港からジェットスターで帰る壮大な旅になってしまった...。)が実現することになり、西のサウナの聖地、湯らっくすへも行く予定なのでとってもわくわくしてます。

日本全国わりと旅行や移動で足を踏み入れたのですが、長く縁がなくて南九州(鹿児島、宮崎)と大分は未踏の場所だったのでようやく制覇なのも感慨深い。

日本史好きな人間としては、薩摩や大隅豊前、豊後はそれはもう中世史以降重要かつ文化の要&新しい文化の入り口でもあって、どんな街なのか楽しみでもあります。

どこに泊まろうか、あー、楽しみだ〜!!

 

 

まとまりのないまとめになりますが、やっぱり個人的には銭湯とかサウナを一過性のブームにはしたくないと思っていて、日々の積み重ねてきたものが、あらためて新しい価値観として評価されていったら、ユーザーとしては嬉しいなぁと思います。

 

キャッチーなモノをキャッチーに受け入れるだけではなくて、咀嚼してモノにしていきたいなぁ…、なんて思ったり。

 

ちなみに次に行こうと思って狙っているサウナは平塚の太古の湯・グリーンサウナとラクーア大江戸温泉物語です。

太古の湯に入ってサンマーメン&ビールしたい....!

 

 

f:id:iixxx:20191102171721j:image

 

 

サウナの口コミサイト:

sauna-ikitai.com

 

*1:というかすでにその時点では流行ってたのかもしれないけど。

*2:ひと昔前、クラブに行く人をクラバー言ってたんだけど、その時もやっぱりそう呼ばれることに違和感があって、今回の違和感はそれに似ている。

*3:今さらですが、ようやくサウナイキタイも登録しました…。