箱根駅伝2020📣 雑感

今年は駅伝後に時間があるのでブログに雑感残します。

選手名は敬称略で表記しています。(読みにくくなるので)

 

 

往路

前日はニューイヤ駅伝の応援疲れで(群馬に現地観戦しに行った…😂)、実家に戻ってきてお酒飲んだら爆睡してしまいました。

コースに観戦に行く予定だったのですが、起きれるかどうか微妙で起きれなかったらごろごろしてようと思ったのだけど、アラームがなった7:30頃、うとうとお布団に包まれていると、

”大手町に吉田圭太が映ってるぞ!“

とダリンに呼び掛けられて、飛び起きました。

”は?吉田圭太1区⁈ 原さん正気?????“

と思わず心の声が全面にダダ漏れしてしまい、一発で目が覚めました。

 

 

1区

青学の吉田圭太、早稲田の中谷、國學院の藤木と各校エース級が当日エントリー変更でin。

東洋の西山、東海の鬼塚、駒沢の中村大聖は元々1区エントリーの選手。

去年も比較的中堅校は当日変更でエース級を投入してきたけど予想外のスローペースの展開だったけど、今年こそ久しぶりにスピード勝負⁉️

と思って見ていたらガチのスピード勝負レースになって観るのが楽しいレースでした。

原さんの区間配置の妙がガッチリハマって良かった…。

確かにこれは吉田圭太以外だと難しいレースだったと思います。ナイスラン!

区間賞は記録に肉迫する走りの創価の米満。ラストの2段階のギアが圧巻の走り。

鬼塚と大牟田高校の同級生だったんですね。熱いよ…。

今年は1区から泣かせたいのか…😂

國學院の藤木、全日本駅伝の様子を見ていて心配していましたが、良いパフォーマンスでした‼️

1区の区間記録、佐藤悠基が持ってるんですね。

かれこれ10年ちょっと経つよな…。

 

2区

今年はradiko(文化放送 1134)で柏原さんと宇賀地さんのゲスト解説を聴きながら現地応援。*1

2人とも結構好き放題言ってるよね⁉️

青学2区は1年生ルーキー岸本。

東洋の相澤が事前にエントリーされていたせいか、10区間中、唯一当日エントリー変更がなかった区間です。

“花の2区”に相応しく、東洋の相澤、東京国際の伊藤、早稲田の太田智樹、東海の塩澤、國學院の土方、駒沢の山下、拓殖のレメティキ、国士舘のヴィンセント、法政の鎌田…と各校のエースや準エース級の実力派揃い。

全日本や出雲で好成績を収めているとは言え戦線歴々のメンツの中に1年生って原さん正気⁉️(←この日2回目)と思ったのですが、心配無用でしたね。

2区の2、3kmの地点で応援してましたが、

“ねえ、今、先頭って集団で行ったよね⁉️ラジオで聴いたタイムでは20ー30秒くらい差があったよね?想定と違うんですけど…”(←写真が追いつかない)

というアクシデントもありつつ、集団であっと言う間に走って行きました。

調子は良さそうだけど、突っ込んで入ったら後半バテるのが心配…とい言いつつラストの坂でまさか塩澤や土方のいる先頭集団から岸本が抜け出すとは😭

鈴木キャプテンは本当に強いのか?とチームのメンバーから言われたりして今年1年苦労したであろうキャプテンの鈴木塁人に熱い走りで答えて欲しい…!とハラハラしながら見守るレース展開。

しかしレース前に走る陸連の車、まさか山梨学院の上田さんが乗っていたとは…。

たしかに

“旗は振らずに選手に声援を届けてください。”

って言ってたよ!

あー、でもやっぱり東洋の相澤の1時間5分代の記録はすごいなー!

東京国際の伊藤と並走したのも良かったんだろうけど(伊藤は区間2位)、やっぱり大エースですね!

 

f:id:iixxx:20200107141150j:image

(東海の塩澤、日体の山口、中央学院の川村、青学の岸本、早稲田の太田智樹)

f:id:iixxx:20200107141543j:image

(↑東洋の相澤。このあと伊藤に追いつく。)

 

3区

観に行きたかったけど間に合わなさそうで沿道観戦を断念…。

年々沿道(追っかけ)観戦の人が増えてるせいか、レース直後は乗れるか微妙なくらい電車が混んでて、追っかけるのに間に合わなくなっています。

田澤を3区で行くとは、大八木監督😭*2

当日変更は4区だと踏んでたので生観戦できるでしょ、と思っていたのに読みが外れた…。

3区は強豪校以外は当日変更の嵐。

1番凄かったのは国士舘のヴィンセントでした。

まさか21km区間で1時間を切るタイムで走ってくるとは…‼️

ワールドレコードペースレベル、と言っているTwitterを見かけました。

まさに前人未到

鈴木塁人は前半突っ込んで入っていったのを見て、いやいや後半大丈夫か⁉️と思ってたんですが去年区間記録を出した森田に迫るキャプテンの気合の走りで最後まで押し切りました。

帝京の遠藤、駒沢のスーパールーキー田澤と下級生が強さを見せて区間新記録✨

田澤は出雲も全日本も爆走してたので、絶対やってくれるだろうと思っていたのですが、力通りに力走してくれました。

なぜか応援したくなる選手です。

それにしても宇賀地さん、1年生の田澤の3区に負担がかかる状況になってるから1、2区走った4年生は反省してほしいって後輩に厳しい…!

でもめちゃくちゃ男前で人望ある性格なんだよな、とうとう現役引退しちゃったけど。

 

 

4区

3区に間に合わなかったので、4区の大磯で現地観戦しました🚩*3

去年のレースではここの区間がキーポイントとなり、その後の流れが決まってしまった区間

上位校は当日変更多数。

先行逃げ切り作戦を取って力のある4年の渡邉をエントリーしていた東洋以外も青学の吉田祐也、東海の名取、駒沢の小島とやはり力のある選手をガンガン入れてきます。

國學院が1年生の中西大翔を入れてきたところに、ん?と思いましたが、全然要らない心配でした。

1年生とは思えない走りで区間3位で快走。

さすが前田監督よく選手の調子を見て今います。

1年生から4年生の浦野へのたすき渡しが熱い。

そして青学の吉田祐也‼️

ここ3年ずっと長い距離を走れるのかどうかってところで、速いんだけど箱根を走れなかった選手のラストイヤー。

区間新記録で戻ってきた時は思わず泣いてしまいました。*4

 

東海は全日本駅伝のアンカー対決で首位に立って今期調子の良い名取で、そのすぐ後ろには國學院の中西がいて*5、っていう状況で、次の区間を走る2年生の飯田を少しでも楽に走らせてあげたいという4年生のガッツで区間新記録、拮抗した実力の中で区間2位の名取と1分差を作ったところに感動しました😭

結果的にここの区間でほぼレースの流れが決まったので、やっぱり今回の金栗四三杯(MVP)は吉田祐也にもあげて欲しかったな。

相澤の記録は凄いんだけども!

 

f:id:iixxx:20201205170726j:image

f:id:iixxx:20201205170734j:image

(写真は青学の吉田裕也と國學院の中西大翔)

 

5区

去年1年生で8区を区間2位で走った飯田がエントリーされてたので、そのまま走るんだろうと思ってたんだけど、原さん今年飯田に負荷かけ過ぎでない?と思って見てました。

出雲も全日本もそつなく走ってるんですが、全日本はアンカー対決で名取に負けたのでメンタル大丈夫かなぁ?と思っていたのです。

5区は昨年区間記録を作った國學院の浦野、区間3位の東海の西田、2018区間賞/2019(昨年)区間2位の法政の青木、昨年区間5位の駒沢の伊東と山に慣れている猛者ばかりの顔ぶれで今年はほとんど当日変更がありませんでした。

フレッシュな顔ぶれは東洋の宮下、青学の飯田、中央と中央学院で揃って出走になった双子の畝兄弟です。

5区のコースははじめの3kmが平地、中盤がガッツリ山登り、ラスト3kmは下って登るというなかなかタフなコースで、本当にしんどいコースです。

8区で坂適性があるのが見えているとはいえ(5区←8区へのコンバートは割と多い)、1分半くらい後ろから記録保持者の浦野が追ってくるので、往路は正直キツイんじゃないかなあと思ってラジオを聴いていたのですが…!

中盤の大平台のポイントのあたりでそんなに差がつまっていなかったので、意外といけるかも?と思い始めました。

終わってみれば、初めて山を走った東洋の宮下と青学の飯田が区間1、2位で記録更新。

去年も言ったけど、今年も言いたい。

飯田はめっちゃ頑張った…!

浦野も自身の区間記録を更新する圧巻の走り。

1、2、3位三者三様の往路になりましたが、ほんとうに高速レースでした。

事前評判通り、やっぱり國學院が上位に入ってきて、着実に前田監督のもとで力をつけてるな、という印象です。

 

この日は私の両親と両親の友人とダリンと私で観戦していて、4区で観戦したあとに横浜中華街でランチ。

昼間から紹興酒を飲んでへべれけになりました…。

去年は3区のあと、江の島で初詣してたら戦況が変わっててその後は…😢

 

 

復路

この日こそは、31、1、2とお休みなのに毎日早起きだったので、朝はゆっくりしてようと思ってた……んですが…

癖というのは恐ろしい。

目覚ましはなく、雨戸を閉めきっているというのに、7:30にうっすらと目が覚める。

ダーリンはすでに起きてTVの前でスタンバイしてて*6、当日のエントリー変更を確認し、布団でうだうだしていた私にまたも衝撃の一言。

“館澤が箱根のスタート地点におる!”(←当日変更)

ええ、マジか!!!館澤6区はヤバイな。

山下りは未知数ではあるものの、走力のある選手が走れば記録まではいかなくとも悪くない感じで押し切れる山区間(5区、6区)。

そこに走力に自信のある選手をおかないのは、そこまで走れる選手がいないことが多くて人を配置できないので、6区は職人区間とよばれており適性がモノを言うコースである。

どうなることやら…

 

 

6区

逃げる青学は4年の谷野。

最初で最後の初めての箱根。

去年までは絶対的な山下りのエース小野田がいたので、卒業したあと原さんは頭を抱えたに違いない。

とは言え、この重要な場面で6区7区は弱いと言われていた4年生。

ここで勢いつけられたら優勝が近くなるんだけどな…と祈るような気持ちでなんとか頑張って耐えて繋いで欲しいな、と思って見ていた。

追ってくるのが館澤って怖すぎる…!

今年は怪我で走れない期間が長かった東海大のキャプテンの館澤が結果を出さないわけがない。*7

怖い…!

東洋の去年2位の今西もラストイヤーで追っかけてくるし、結果を出さないわけがない。

どうなるんだ⁉️6区、と思ってはらはらしていたのだが、走り出してみると谷野はほんとに下り向きの走り。

意外と詰まらないかも?と思い始めて、でもラスト3kmの平地はどうだかな、と思ったけど、終わってみたら58:18!(区間3位)

4年生の走りに感動しました。

館澤の57:17はヤバすぎる記録だけど、これだけ頑張って1分しか詰まらないのは精神的にキツイよ…。

 

7区

青学の7区を走るのは中村友哉。*8

追ってくる東海は1年生の松崎咲人、佐久長聖出身のスーパールーキー。

いやー、手に汗握りながらはらはらしてみてました。

7区は元々“つなぎの区間”だった時代が長くて、1、2年生や初めて箱根を走る選手が起用されやすかった区間だったんですけど、近年の熾烈なレースでは7区で優勝が決まると言っても過言ではないくらい7区マジで重要なんですよ。

青学はよく4年生を7区に起用する傾向があって、6区谷野、7区中村と初出走の4年生2人のエントリーだったんですが、やっぱり4年生が頑張るチームは強いと思います。

谷野も中村も区間3位4位で初出走なのにこの記録、ほんと青学のメンバー選抜熾烈だわ…と思っちゃいましたが。

松崎の方が区間タイムは速かったです(区間3位)。度胸のある1年生が出てきて良いなぁ…!来年が楽しみ。

といろいろあるんですが、この区間の主役はやっぱり明治の阿部ですね!

圧巻の区間新記録、はさすが。

ずっと故障で本調子じゃなくて、どうだろ…、って思っていたら最後は決めるとこ決めてくれました!

学法石川高校の同級生、東京国際の真船も7区で途中阿部と一緒に走ってたところはほっこりしました。*9

2人のやりとりの後日談もかわいい。

そして早稲田の1年生、鈴木創士がめちゃくちゃジャンプアップしてするっと区間2位で入ってきました❗️

早稲田のシード権はこの頑張りが効いたな〜、と思います。

 

ちょっと余談なんですが、早稲田はこの後8区を走る太田直希と2区を走った太田智樹、そして鈴木創士と3人浜松日体の出身者が走っていていずれも好成績。

浜松日体、すごく強いとは聞かないんですけど、今年めちゃくちゃ走ってるんです。

何かあるんだろうと思ってたんですが、指導者が明治OBの北條さんなんですね!(86回大会の1区区間賞)

報知の記事で知りました。

浜松日体高OB、箱根駅伝に最多10人登録の理由とは : スポーツ報知

“高校生のレベルに留める”って、難しいと思うんですけど、敢えてそうしているのはとても良いなと思いました。

インタビュー読んで、そりゃ大学で伸びるわ、とも。

 

8区

勝負の8区、に今年はなりましたね。

8区までもつれたのは85回くらいまで遡るような気がするんだけどなぁ…。

いつも8区は自分のイメージだと早稲田と東洋がトップ争いをしてる感じなんだけど、その前は順天堂と駒澤だったり、山梨学院とか(←これは20年塗り変わらなかった記録が山梨学院の古田さんだからだと思う。)が速いイメージがついてるな。

なんといっても、東海大の8区を走るのは前年に20年出なかった記録を塗り替えた小松(前年MVP)。

対して青学の8区を走るのは去年4区区間15位だった岩見。

遊行寺坂を岩見に走らせるのか、原さん…!と思いましたよ。

実際かなり突っ込んで入ってて心配したんですが、最後まで力で押し切って区間2位!!

よかった…‼️‼️

8区のコースは風と坂と天気という難しい要素が多くて、なかなか記録出ないんですよね。

最初海っぺり平坦だけど風に煽られて、後半遊行寺の急坂を登る過酷なコースなので、記録が出にくいのは風のせいもありそうです。

東海の小松もガンガン追い上げて来て、最後は区間賞。

1秒はやっぱり4年生の気持ちかな。

帝京の鳥飼も素晴らしい走りでジャンプアップ。今年の帝京はどの区間もそつなく上位でやってきて、来年がはやっぱり上位を脅かすダークホースになりそうな気が…。中野マジック!

区間4位で早稲田の太田直希。

こちらも負けず劣らず、早稲田は今年下級生の頑張りが本当に目立ちます☺️

そして心臓に悪いシード権争いは今年もやはり。

中央学院の藤井に創価の鈴木大海が追いつきました。

まだあと2区間…、もつれそう…‼️

 

9区

復路はごろごろしながらTV鑑賞する予定でしたが、途中までTVを見ていて、やっぱりコースに観に行くか、と重い腰を上げてコートを着込み、防寒を完璧にしてお出かけ。

青学、先頭で戸塚に来た〜‼️

いやこれ9区かなり重要でしょ…。

その重要な青学の9区に抜擢されたのは、箱根初出走の3年生神林。

昨年、吉田圭太と2人3脚でメキメキ力をつけて頭角を現したイメージの選手です。

しかし初めてで距離の長い9区、だいじょうぶなのだろうか…と思ったけれど、原さんのお墨付き。

ここは頑張ってほしい!

対する東海は松尾。

3回目の箱根で、長い距離には定評がある。

10000mの記録は松尾の方が速いけど、頑張ってほしい…!

と思ってみてたら、いやー、前半突っ込んで入ってる…!!!

戸塚からのコース、出てすぐは下るので2:45/kmくらいできても不思議はないけど9区は23.1kmの長丁場。

最後までもつのかドキドキハラハラな展開。

radikoで実況中継を聴きつつ、手元のiPhoneでコースと位置を確認しつつ選手が走ってくるのを待つ。

10分前くらいにコース上の車は通行止めになって、やがてもうすぐ選手が来るよのお知らせの車が走ってくる。

今年はこの陸連の車、去年まで山梨学院大学で監督をしていた上田さんが乗っていました。

旗は振ると煩くなるから、振らずに上にあげて応援してね📣🚩とのこと。

そうして待っていると…

神林来たーーーー‼️

目の前を通りすぎるのはほんと一瞬。

区間記録ペースの快走。

わーい🙌がんばれー‼️📣

残りの距離短いからそのまま押し切って欲しい、と思うような力強い走りでした。

後ろから追ってくる東海の松尾。

ラジオの実況よりもちょっと開いたかなぁ…。

明治の村上と東京国際の相沢は並走していました。

東京国際、今年はマジではやいです。

駒澤の神戸に早稲田の新迫が追いついてました。

シード争いの中央学院の有馬。

キツそうですが、タイムは速かったです。

キャプテン有馬の力走でシードの決着ついたと思ったけども、最後まで何があるかはわかりません。

区間記録に迫る走りを見せた神林の区間賞‼️

おめでとうございます🎉

 

f:id:iixxx:20201111230649j:image
f:id:iixxx:20201111230750j:image

(青学の神林)
f:id:iixxx:20201111230655j:image

(東海の松尾)
f:id:iixxx:20201111230708j:image

(國學院の茂原)
f:id:iixxx:20201111233704j:image

(明治の村上と東京国際の相沢)
f:id:iixxx:20201111230737j:image

(帝京の小森)

f:id:iixxx:20201111230745j:image

(東洋の大澤)
f:id:iixxx:20201111230715j:image

(早稲田の新迫、駒澤の神戸)
f:id:iixxx:20201111230724j:image

(中央学院の有馬)
f:id:iixxx:20201111230658j:image

(創価の石津)
f:id:iixxx:20201111230733j:image

(拓殖の中井)
f:id:iixxx:20201111230803j:image

(中央の大森)
f:id:iixxx:20201111230702j:image

(順天堂の高林、神奈川の古和田、学連/山梨学院の渡邊)

f:id:iixxx:20201111230741j:image

(国士舘の福田、法政の清家)


f:id:iixxx:20201111230644j:image

(日体の野上)
f:id:iixxx:20201111230729j:image

(日大の橋口)
f:id:iixxx:20201111230711j:image

(筑波の川瀬)

 

f:id:iixxx:20201111233927j:image

(応援のタオル買っちゃいました。)

 

10区

優勝に向けて逃げる青学は2年生の湯原、対する東海は昨年区間3位の実力者、黄金世代の郡司。

いや、後ろから郡司追って来るとか怖すぎます…。

郡司って東海大の黄金世代の中ではミスや取りこぼしのほとんどない選手で、ロードに強いイメージのある選手なのです…!!

湯原も前年の95回大会に1年生ながら超選手層の厚い青学で3区にエントリーされるほどの実力の持ち主です。*10

毎年10区はトップを走っているチームは無理なくペースを刻み、追うチームやシード権争いのチーム、それに順位を目指すチームはどうしても前半突っ込んで勢いで最後まで押していくことになります。

が、今年は先頭の湯原も突っ込んで入ってぐいぐい押していく走り。

逃げる方も追う方も一瞬も気を抜けないレースだったと思います。

最後まで泥臭さを感じるレースでした。

10区の主役は、区間新記録の創価の嶋津でしたね‼️

シード権、一度は離れたと思っていたら前の中央学院に追いついて引き離し、区間記録を作る素晴らしい走り✨

創価大は初めてのシード権獲得、おめでとうございます!

それから品川の八ツ山橋のあたりで、國學院の殿地が明治の河村、東京国際の内山に追いついて、更に殿地の後ろから帝京の吉野が迫ってきて、最後の最後まで3位を争う四つ巴のレース。

帝京も國學院も過去最高順位の3位を目指して熾烈な争いが繰り広げましたが、最後は他の4年生たちを制して2年生の國學院の殿地が仕掛け、勝負をモノにしました。

後から放送された前田監督の絶叫と男泣きが忘れられません。

 

往路と総合優勝の青山学院大学、おめでとうございます🎉🎊🎈

復路優勝の東海大、初めての総合3位の國學院大、4位の帝京大(最後インタビューで中野監督が國學院の前田くんには勝ちたかったんだよなぁ〜って言ってたの、ちょっとふふってなりました☺️)、初の総合5位で大健闘した東京国際大、シード権をゲットした6位の明治大、7位の早稲田大、8位の駒澤大、9位の創価大、10位の東洋大

なかなかやはりレースが高速化していて*11、ヴェイパーフライや技術の進化もさることながら時代の流れを感じます。

 

97回はコロナの影響で沿道応援は難しそうなので、TV📺の前からSNSで応援予定です📣

生観戦、できる日が戻って来ることを願って。

 

開催されそうでほんとに良かったです☺️

*1:この2人は学年が近くて学生時代からチームは違えどわりとよく見知ってる仲なので空気がフランクです。宇賀地さんが2、3年上かな。

*2:そういう事前予測もありました。田澤は2区、3区、4区のどこかだろうと思っていて、2区に山下がエントリーしていたので4区だと踏んでたのに…!大八木さん…!

*3:駅からコースまでの距離が近いので好きな観戦ポイントなのですが、トイレ待ちの行列がやばかったです…。

*4:その後別府大分毎日マラソンでも日本人トップをとって、この選手はマジすごいな、と思いました。

ラソンにチャレンジしたことももちろんだけど、マラソンの最後、37km地点で外国人選手相手に仕掛けていって自分の実力を冷静に把握できる思考力はめちゃくちゃ強みなのではないかと思います。

インタビューの回答もとてもわかりやすくて、思考と実践を繰り返して分析できる新しいタイプの選手。それに加えてめちゃくちゃ謙虚なんですよ!

その後GMOに行って競技続行してくれてほんと良かった…!

*5:5区は区間記録保持者の浦野が走るのでなるべく離したい。

*6:わたしの実家なのでくつろげるか毎度心配するのだけど、わりと馴染んでいて安心した。わたしたち以外は飲み疲れで朝は誰も起きてこない。

*7:この選手はここぞって時に本当に強い。

*8:お兄さんも青学で箱根を走っていて、現在は住友電工の陸上部所属の中村祐紀。元々力はある選手だったけど最近活躍を目にすることが増えました。

*9:東洋の相澤も学法石川の出身の同級生です。東洋の酒井監督も学法石川出身&監督になる前はここで教師をしてました。

*10:当日変更で3区は森田が走ったんですが、湯原の走りは見てみたいなと当時も思ってました☺️

*11:10年で総合記録は15分くらい縮まっている。10年前は11時間ぴったりくらいで優勝できたのに今ではシード落ちします。