December 24.

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クリスマスからの逃亡。

 

 

あぁ、今年もこの季節がやってきた。

自慢じゃないけど、私はクリスマスが死ぬほど嫌いだ。

そんな人は、実は結構世の中にはいるんじゃないかと最近は思う。

リア充爆発しろ、とまでは言わないけど、街中の浮かれた感じが昔からあまり好きじゃなかった。

 

 

 

クリスマスが嫌いなのは、過去に充実したクリスマスを過ごせなかったからか、リア充じゃなかったからか。

とにかく毎年、街中のクリスマスの雰囲気から逃亡するために、いろんなことをやった。

ダイエット、BFとのデート(それでも当日は会いたくなかったから会わなかった。)、よもぎ蒸し、引きこもり、読書、掃除、仕事、忘年会、女子会・・・etc

 

 

あるところから、ふと気がついて。

もう2度と、寂しいと思うクリスマスをおくらないために、徹底的に寂しいと思う孤独なクリスマスを過ごすことにした。

そんなクリスマスを3、4年くらい、続けただろうか。

母や弟にこの時期に(いいお年頃なのに)シングルなのを馬鹿にされながらも、半ば意地のようにそんなことを続けた。

 

 

そうしたら、少し流れが変わってきて。

去年、今年と、割といい感じになってきている。

 

 

徹底的に『孤独で、寂しい』をやる。

そうしたら、そこから抜け出す手段を本能的に考えるはずだから。

そんな風に、考えていたけど。

 

 

今からすると、案外、その経験は悪くなかったのかもしれない。

新しいことを見つける、準備期間。

たまには、あってもいい。

 

 

かも。

つらいけど。