昼はセリーグ/パリーグのクライマックスシリーズを交互に見ていた。
今日はソフトバンクの柳田の誕生日らしい。
あ、それは。
(ソフトバンクは勝つのでは?)
と思った。
試合を見ていると、だいたい想像通りで。
今シーズンのパリーグは、どのチームも打順の1、2番の働きが地味にチームの成績に影響を与えた気がする。*1
シーズン通して見ていて対戦するのが嫌だったのは、西武のとのげん(外崎、源田)、ソフトバンクのみもしゅう(三森、周東)、ロッテのおぎたか(荻野、髙部)だった。
そのどのコンビも、出塁したら走る、もしくは点になるかチームが勢いづく。
ほんとうに嫌な場面で、点になることが多い。
それで点になった日はだいたい負ける。
案の定。
ソフトバンクはクライマックスシリーズの決勝へと駒を進める。
勢いのあるソフトバンクはほんとにこわい…。
すごく打たれてるイメージがあって、打線が恐ろしい。
オリックスにも頑張ってほしいです。
阪神と横浜はきわきわの試合をしている。
途中からハマスタは雨が降ってきていて、雨に打たれながらも試合は続行していた。
首の皮1枚、1勝1敗で明日の試合につながった。
営業日は今日を含めて残り2日。
天気はあいにくの雨。
今日はチャリは難しい。
田端の駅から、北区のコミュニティバスであるKバスに乗って滝野川会館前で降りる。
このルートで殿上湯にくるのは2年ぶりだと思う。
チャリという飛び道具を発見してから、田端の高台通りをしゅーっと風を切って走るのが密かな楽しみだった。
殿上湯がなくなると、この通りを走る用事も減ってしまう。
田端から王子に抜ける閑静なこの通りは、チャリで走るととても心地のいい東京らしい道路なのだけど。
自分の思う東京らしい道路、というのは両サイドに並木が植えてあって通るとなんとなく都会っぽさを感じる道路のことをイメージしている。
新宿から西に向かう甲州街道とか、環7/環8の西側、明治通りや外苑西通りみたいな道路のイメージをなんとなく東京っぽい道路、と認識しているのだけど、ここの高台通りはそれらの道路に近い雰囲気があるのだ。
廃業リストを見ると、少なくとも自分の認識した蛇骨湯の閉店以降、60軒以上の都内の銭湯が閉店している。
北区、荒川区、台東区、豊島区、墨田区あたりはこれでも人口比の銭湯数がそこそこ多い地域で*2、だからどうというわけでもないけど、コロナ禍もようやく落ち着いた兆しを見せたここにきて燃料費の高騰があり、今年立て続けに豊島区や北区で閉業の知らせをよく聞く。
要町の山の湯、北区船堀の橘湯、そしてここ西ヶ原の殿上湯。
荒川区なども休業したり閉店したりするところが増えてきた。
都内で、ここ3、4年で60軒超の閉店は改めて見るとしんどい数値だ。
何ができるわけでもないからただただやるせない。
今夜の殿上湯は、多くのお客さんで賑わっていた。
夜の営業は今日が最後。
思い思いの、銭湯で過ごす夜の時間を堪能していたように思う。
つい名残惜しくて、熱湯と水風呂を往復した。
ここの白湯は、今夜が最後。
ずっとこのお湯に、救われてきたのだ。
田端から王子へ抜けていく道。
閑静なこの通りは本当に好きだ。
なんでだか今夜の気分にぴったりだな。
そのまま聴いていたら泣いてしまうよ。