Day13、平田温泉(へいでんおんせん)。
高岳や白壁といえば、名古屋では閑静でちょっと小洒落たお店の多いエリアだ。
平田温泉はそんな街のちょうど大通りの交差する交差点のところに位置している。
世田谷区の用賀にある藤の湯の立地に似ている気がする。
平田温泉に来たのは、ちょうど名古屋に向かう前日の夜、ひさしぶりに開いた銭湯図解に載っていたのを見て。
図解に記されたカラフルな浴室の絵が愛らしく、絶対寄りたいと思ってしまった。
時間はたくさんあるけど、1人旅の時にはついいろいろ銭湯やサウナに行く予定を詰めすぎる癖があって、入りに来られるかしら?とちょっと心配だったけど、詰め込んだ予定の合間に、バスに乗ってやってきた。
1日乗車券買っといてよかった!
到着したのは19:00を回った頃だと思う。
入口のネオンからしてもうかわいい。
1泊2日分の荷物を詰めた大きいリュックを背負って1日結構歩いたのでくたびれていた。
京都の梅湯に行ったときもそういえばこんなんだったな。
あのときは遅い時間に京阪の七条の駅で降りて、てけてけ梅湯まで歩いた。
道すがら、しまった深夜の治安は微妙だな?と感じながらも、まあいっか、と。
先頭の外観を見かけて、淡くライトアップされたそこにほぅ〜っとひと息ついたのだけど、この日はそんな感じで平田温泉に入った。
想像通りにカラフルなタイルの可愛い浴室は入って一目で好きになった。
お風呂に入りすぎてるから、軽く、と思ったけど、殆ど貸切で入れてしまってつい長居してしまう。
コンパクトなサウナで流れるラジオは中日戦。
途中パリーグの試合の途中経過が入ってきて、この日はソフトバンクが勝ちそうで、ありゃ、相変わらず強いなあ…と思っていた。
シーズン終盤で、オリックスと優勝争いをしていたのでついソフトバンクの試合結果を耳が拾ってしまうのだった。
今シーズンのドラゴンズはわりとしんどかったと思うけど、ちょうど岡林がHRを打ったところで実況は殆どドラゴンズの応援みたいな感じだった。
来季は根尾や岡林みたいな若手がいきいきプレーできるチームになるといいと思う。
水風呂、やっぱりとろっとやわらかくてすき。
帰りに買ってきた牛乳瓶の蓋みたいなマグネットは、ウチの冷蔵庫でニューウイングのマグネットと並んで貼ってある。(ちょっと可愛い。)
噴水のある真ん中に配置された浴槽も、奥は予熱を利用して温室になっていてそこで育てられているらしいレモン🍋も、コンパクトでカラフルな薬湯も*1、タイルやお湯と水の押す式のカランもみんな好きだ。
浴室がエモくて、可愛くて、居心地がいいって銭湯としては最高じゃないですか。
名古屋に行くときにはまた寄りたい銭湯です。
*1:ちょっと深めな作りなのもまた好きなポイント!