おふろの国が発刊している月刊サウナでふちうさん(id:tsumetaimizuburo)の「サウナ室で逢おう」の連載が始まったのが1月。
それから2ヶ月、毎月掲載されるこの記事をなんとなく毎月感想を書いている。
新しい連載が始まったらしい、ときいて購入した今月号は、大西一郎さんもサウナのサチコさんも同じ方の話を書いていて笑っちゃった😂
新しい連載
@f_shiraitodai
はかわいすぎました😌
ご本人を模したイラストは錦糸町の噂のあの方が描かれたらしいです🐈⬛#月刊サウナ
2023年1月27日
@i_as_37to1010
ふちうさん@f_shiraitodaiの連載を読んだ
SPAにも掲載されて噂になったヒーターの銭湯や、販売終了の歯磨き粉と閉店予定のサウナの時間がやさしく描かれている。 地域の銭湯の空間を共有する感じが好きだ。 一郎さんの文章が前から好きです。 毎回、読むと重い…!って思うんだけど。
@nikkansauna
2023年3月2日
@i_as_37to1010
読むたびに感想を書こうと思って、だいたいTwitterで感想を書いているのだけど、今月は悩んだ。
何をどうやって書いたらいいかうまく思いつかなかったからである。
いつもはSNSで書いているのだけど、今月は趣向を変えてブログで書くことにしました。
こう言う冊子や本の書評や感想を書く時には、いくつか個人的なルールを定めている。*1
だいたい3つくらいのポイントがある。
- ネタバレを回避しつつ自分の読んだポイントを書く
- ネガポジ比率は悪くても1:1まで(あまりにも批判的なことを書きたい場合にはこれによらないけど、今のところほぼない)
- なるべく手に取りたいと思ってもらえるように書く
3についてはかなり自己満足に近い。
と言うのは、自分は読んだ本の読書メモくらいはするけども、評や感想を書きたい、と言うのはこう見えて結構稀だと思っていて、だからそこまで書くときは本当に読んでほしいと思っている時だけだと思う。
まあ時折、そういうことに使える時間がある時期が発生するというのもあるけど。
本の書評や感想を書くときには、自分らしさはなるべく消すようにしている。
これはいけばなで花をいける時と同じで。
自分の気配を消しながら、最後にふわっと誰が書いたか(いけたか)がなんとなくわかる感じになるのが現時点での自分の理想。
削り落していって最後に残るものが個性、というものだと思っているのです。
書評や感想の記事の主役は本だと思っているので。
月刊サウナ(2023.3.26発刊号)感想に戻る。
サウナ室で逢おうで今回取り上げられていたサウナは4つ。
毎月だいたい3〜4つ、サウナが登場する。
よく知ったサウナもあれば、
そこどこ⁉︎どうやって公共交通機関でそこにたどり着いたの?
と思うようなお店もある。
今月はアクセスの観点からいえば関東近郊に住んでいればさほど難しくないところが多い。
ちょっと話題になっていた、とある施設のお姉さん、というと、なんとなく通じる人には通じそうな合言葉のようなお姉さんの後ろ姿を見ることができて、なんとなく元気をもらえる。
うん、もうなんていうかその施設はね、関東近郊のサウナ好きはまあ大体知ってると思う。(自分の知ってる数少ないサウナ好きの周知率は100%)
ここはね、もうほんといいんだよね。
私も大好き。
それから3つ目の施設は知り合いの神奈川のサウナ好きな人たちがみんな揃いも揃っていいっていうところ。
まず間違いないはず(まだ行ったことないけど)。
水風呂がいいらしいんだな。
「サウナ室で逢おう」はなんでだかすごく毎回さらっと読めてしまって、読むたびにこんなにさらさら読めていいのだろうか、と思う。
日記調になってるとなんか読みやすく感じるのはなんでだろう。
サウナを紹介しつつ、合間合間に差し込まれる野球、競馬、家族との日常生活が垣間見えるのがたのしいのかな。
今月の特集は、堀川湧気監督の映画「もう1度生まれる」についてのインタビューと、ソナーポケット×井上勝正さんの人間賛歌という記事だった。
大々的にこの雑誌がそういう記事をやるのは珍しいと思うのだけど、それもそのはず。
堀川湧気監督のインタビューについては、映画の撮影場所がこの雑誌を発刊しているおふろの国だったようである。
堀川監督、自分のインスタにもたまにいいねがついていて、なぜこんな方が?と思って時々いいねがついた写真を見に行くと、ついているのはちゃんと全部おふろの国写真でめちゃくちゃマメな方だな、と思ったのでした。
映画はまだ観れてないのだけど、観たいと思っています。
まだやってるのかな?
今月の大西一郎さんとサチコさんの連載は例によってやっぱりどちらも濃かった。
おふたりとも、いつも想像の斜め上の内容をフォークボール*2みたいに最後にすとんと落としてくるので読んでいて読みがいがあります。
義理、人情、人間味というような町人文化の下町気質みたいなのが文章から滲み出ていて、噛めば噛むほど味の出る良さがあるのです。
それから、九州のサウナの連載が2つ。
1つはぷりかさんの「九州放浪、ひと街、ひと蒸し」で、前回から登場するお店にへー、と唸っていたり*3、今月から始まったサウナサン足立さんの「田舎のサウナの大将日記」では昨年行われた「九州サウナオールスター感謝祭」のイベントレポがあったり。
今月はなんだか盛りだくさんでした。
来月もたのしみにしています。
それではいつかどこかのサウナでお会いしましょう。
関東近郊の庶民的な雰囲気の女性サウナでオリックス・バファローズのサウナハット*4を被った変な女子がいたら、それはたぶん私です。*5
*1:特に頼まれて書いているわけではなく、いつもただ単に紹介したいから書いているのです。
*2:3月にシーズンが開幕してから毎日オリックスを観ているせいで野球かぶれみたいな表現をしていますが、実際のところ自分にはフォークとカーブの球種の違いがいまいちよくわかりません。ところでいつになったら推しの紅林は1軍に上がってくるんでしょうかね…?
*3:ごはんのお店がおいしそうなんです
*4:もう売り切れてしまったんですが、チームの公式グッズとして売り出されてました。
野球選手はよくサウナの話題に出てくるのですが、グッズとしてサウナハットとマットを出すとは恐ろしいチームです。
選手に監督についてのインタビューをするとサウナの話題が出てくるようなチームなのでまあ。
今の中嶋監督は、ある選手によると"サウナが強い"らしいです。
*5:サウナハットは今のところダリンと兼用なので毎回被ってるわけでもないのですが、ほぼ私が使っています。