天気:晴れ
睡眠:そこそこ
起床:9:00
体調:そこそこ。疲れが抜けない。
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『半径5メートルの野望』のはなし
今日は書評。
私は割と本を読むのが好きなのだけど、ここのところいろいろなものを切り詰めたりして生活していたので、それが本代にまで及んだ。
それをどうこういう訳ではないんですが、単に、長く本を読んできて、ある日突然、読みたくなくなったということかも。
お金をどう遣うかは非常に難しいところですけど、時には絞ってみると、本当に好きなものが見つかるかもしれない。
今日は巷で有名な「はあちゅう」本。(新刊)
ちょっと興味があって、いろいろな本屋さんでしばらく見当たらないという事象が起きていたという記事を見て、思うところがあって買ってみた。
ちょうど本屋に寄ったらあったので、これも縁、ということなのだろう。
前日に色々打ち合わせとかで電話していたせいか。
夜中になっても眠れない。
目がしぱしぱする〜・・・・・・・。
身体は疲れているはずなのに、ということがよくあるので、まあその一環で今日は体調の良くない日らしい。
さて、”はあちゅう”本。
いくつか感想を箇条書きにしてみる。
- はあちゅう自体が好きとも嫌いともつかないグレーゾーン
- すごくよくも悪くも「電通」の人っぽい。(はあちゅうさんが電通にいたのは過去の話です。)「電通鬼十則」が一番始めに頭に浮かんできた
- はあちゅうさんはめちゃめちゃ努力家
- そして厳しい(プロはみんな厳しいです)
前の「恋愛炎上主義。」は正直なところ、ちょっと野暮ったい文だな、という感想を持っていたのだけど、今回はかなりスタイルがいい。
ズバッとくる。
気になったところを以下引用。
私の場合も、転職やフリーランスになることに自信があったわけではなく、決めたからそうしただけです。自信がないことを言い訳にしているうちは、自分のことがますます嫌いになってますます自信がなくなるだけ。それは単なる「甘え」だと思います。まず飛び込んでみることが大事なのでしょうか。
努力をしない人は、自分の夢に向き合う勇気がないだけです。そういう人は、自由だったら怖くて何もやらないし、制限があったらそれを言い訳にして、結局何もやらないのです。
また、「自信がない」と同じように、「頑張らなくていい」も安易に使われすぎている気がします。「頑張らなくていい」はこれ以上ないくらい頑張ってる人のためにかける言葉です。「頑張って」と言うと頑張っている人を逆に追いつめてしまう・・・・・・・・そんな背景があると思いますが、人生、頑張らなくていいわけがありません。
最後の部分の引用は、私もそう思っていましたが、うつになって考え方を変えました。
頑張ることよりも、休息とアホになることの方が大事なときもある。
それが見極められないから、混乱するのかな。
装丁のピンク色が好きで買いました。
実は。