好きなこととして、恋愛をあげたのだけど。
正直な話、失敗だったと思う(笑)
好きなこと、という項目で思いついたのだから、たぶん恋愛って好きには違いないのだけども、書くにあたってははて、なにを書いたらいいだろう・・・・・と、今途方にくれている。
昔、わたしは恋愛が苦手だった。
というのも、中学・高校と女子校育ちで女の園に純粋培養されてしまい(念のため、男兄弟はいる)、メンバーがほとんど変わらない、という環境。
それはそれで、今思い返してもすごく楽しかったのだけれども、問題が一つ。
コミュ障まっしぐら、なのだ。
もちろんそうはならないコも大半なので、個人の資質かもしれないけど。
まあとにもかくにも、意思疎通が下手になる。
その後。
コミュ障なので恋愛はうまくいかないことが多かった。
はじめは、好かれない(モテない)ことを直視するのが怖くて、自分を好きだと言ってくれるタイプとばかり付き合って(←?)いた。
でももう高校生とか大学生とかなんだけど、『女友達と自分』以外のコミュニケーションの方法を知らないのと、男の子の実態把握、という点においては小学校で止まっているのではっきり言って何を考えてるのかさっぱりだった。
好いてるのか、嫌われてるのか、恋愛対象なのか、そうじゃないのか、身体はありだけどそれ以外はどうでもいいのか。
大学に入ってびっくりしたことは、教室での会話がセックス、アルコール、タバコ、バイト、サークル以外の話題がまるでなかったこと。
今ならわかるけど(笑)
だから男の子が何考えているかさっぱりわからなくて、わがまま言い放題(王子様願望!)でうまくいかなくなったりとか、そんなんばっかだった。
しかも相手は変だから、そんなんじゃない!なんて失礼なことを思っていたりして(笑)。
で、ちょっと経って。
あ。こりゃだめだ。
普通の人と付き合わないとコミュニケーション能力が疑われる!と思い(元々低いことに気付かない・・・)、なんとなく普通の人っぽい感じの男の子と付き合い始めたり、でも押しすぎてやりすぎて振られたり。
だから正直、あまり学生時代の恋愛はいい思い出がない(笑)
振られた記憶とかしか・・・・。
とりあえず、この時期よかったのは、食中花女子はモテない。ということが実践してわかったこと。
あとは、初回の説得力は見た目にかかっている!ということ。
社会人になって、今までの反動からモテとは何かを研究することに。
そろそろ周りは結婚したりしているのに、まあそんなことはおかまいなしで。
(なんとなくムリかなって)
というわけで。
美容院に通い、
お洋服を買い、
お化粧品を買い、
お化粧の仕方を学んで、
ダイエットをして、
夜遊びに精を出した。
はじめは怪しげなお兄さんとか、ん?と思うような人が多かったけど、だんだんいろんな男の人に声をかけられるようになってきて、ポイントがわかってきて。
どういうタイプがファンになるのか、わかってきた、感じ。
基本的にはこの時期の感覚は千本ノック(笑)。
ダメなら次。
やってみて、うってみて考える。
それはそれで楽しい。
今は、じっくり育んでいく、ということを愉しんでいる。
2人の間に流れるうまくいったり、いかなかったりする空気感を、ちょっとずつ育てていくのは楽しい。
好きとか嫌いとか(まあそれも入り口はあるけど)、うざいとかめんどくさいとか、可愛いとか面白いとか、いろんなことがころころやってくるので、学びは多い。(気はする)
好みの男のコは気長に育てます。
気分は光源氏。
ここまできてわかってきたことは。
①パーフェクトな男はいない。
(いたとしたら、それは超素敵な彼女or奥さんorパートナーが育てている最中なので、横取りするとうまくいきません。)
②お姫様になると王子様になる。
(男の子はかわいい女の子のためにはがんばります。)
③”草食系”と呼ばれていても、あまり草食系男子はいません。
④痛みにめちゃくちゃ弱いです。
(うっとい奴はとっとと空気でブロックした方がいいけど、基本的には痛みに弱いし、若手男子は弱ってます。)
だからやっぱ恋愛ってしんどいけど愉しいよね。