今も好きですが、大好きです。
社会人1年目まではごくごく全うな世界で(?)生きていたので、
普通の高校行って、
大学行って、
そこそこサイズの大きな会社に就職するというのがスタンダード。
同じようにそうやって、生きているタイプばかりがやはり類友現象で集まるのか、
どっかのタイミングでお嫁に行って、
30歳くらいまでに結婚して、
子供を産んで、
家族をつくって生きてゆく、theお昼の世界の勝者(という表現にはわたしは違和感がありますが、まあそう書き留めておきます)、みたいな感じ。
変な話、お昼(というとまあ語弊があるんですが、一般的な会社に行って・・・という世界)の価値観は、結構複雑にできていて、評価の対象項目がじつはいくつかあると思っています。
お家がいいとか、
お金持ちとか、
かわいいとか、
頭がいいとか、
学歴があるとか、
いいところにお勤めしているとか、
何かの才能があるとか。
そういうのが組み合わさって、ポイント合計を割った平均点、というのがその人の評価、みたいな感じがあって。
だいたいやっぱりその評価点が同じくらいのタイプがくっつくんだな、と。
でもそれをおおっぴらにするのはあまりよくないことだから、平均と平等という教育の積み上げの結果、同じようなタイプを抽出して集めていくから、どんどん純化されていく。
で、変化とか、異物に対してものすごいアレルギー反応をおこしやすくなるのかな、と。
高校とか、大学とか、就職先とかでよく、
「いけるところにいく」
って耳にすることが多かったんだけど、これってまさにこの偏差値主義でしょ?
あ、いきたいところにいくんじゃないんだ、って人が多数派だって知ったときには軽く衝撃を受けました。
どっこい。
夜の(とかくとまたなんかイメージの語弊があるかもしれませんが、まあ敢えてそうしておきます)世界の評価項目は割と単純でして。
モテる基準は何かというと、
男はお金、女は外見。
です。
身もふたもない話です。
こっちの世界は割といろんなタイプ(いわゆるマイノリティ)が集まってくるので、いろんな人と会います。
怪しげな詐欺師とか、
純粋な女の子とか、
ダンスが好きとか、
お酒が好きとか、
エネルギーが余っててあばれたいとか。
業種も様々。
実は割と全うな会社に勤めているサラリーマンとも高確率で会います。
当たり前だけどいい男は争奪戦になるので、女同士の争いや格付的な視線があったり、いい女もやっぱり争奪戦なので、男の子同士のガシガシした視線と嫉妬の争いがあったりします。
ちゃんとした人だと、そういうのから守ってくれたりもします。
でも、再度言いますが、女の子は外見。
ブスとデブはモテないし、扱いがほんとうにひどいです。
でも当然、それ以上に中身が圧倒的であればその評価はひっくり返すことができます。
そのルールさえわかっていれば、割と楽しかったりもする。
評価項目は単純です。
その単純さがいいんだろうな。
お昼の世界では、自分に対する評価が仕組みが複雑なため見えずらいし、見たくなければ見ないですみます。
が、夜の世界は嫌でも自分の評価が可視化されます。
これは、結構きついです。
どっちがいい、というわけではなくて、世の中にはいろんな基準があるのです。
ということを学べるので、夜遊びは楽しい。