九州サウナレディースマンス2022 Day1 .天拝の湯

九州サウナレディースマンス、というイベントをやると知ったのは2022年の1月だった。

何度目かの緊急事態宣言の真っただ中。

理由のない長距離の移動はなるべくならば自粛すべし、という空気が世の中を支配していた時だ。

 

 

f:id:iixxx:20220323024538j:image

 

 

2020年11月に初めてサウナサンの足立さんのアウフグースを受けたときから、いつか男性用施設のサウナサンには行ってみたいな~と思っていたのだけど、ついにレディースデーを開催する、という。

コロナ禍で緊急事態宣言と通常の感染対策をしつつ日常を営むモードを感染者数の増加に伴って行ったり来たりするのが続いていて、何度か延期されてきたレディースデーだったが、今回は宣言下で実施するという。

それに合わせて、九州サウナレディースマンスと称して2月9日~14日の1週間は毎日九州のどこかの施設でレディースデーを実施するらしい。*1

大きなイベントではないので咎められるものではないにせよ、感染防止の意識の高い人達から見れば複雑な思いはあるであろうイベントではあった。

そうは言っても密集には十分な注意を払いながら、ということを念頭にに何度か延期されていたイベントの決行を決断した施設側の思いもわかる。

何より、平日にふらふらできる時間を取れるチャンスはそう何度も人生にはやってこないだろう。

幸いこの時の私には時間だけはたっぷりあり、今しか行けない、と思うそんなタイミングだった。

 

 

iixxx.hatenablog.com

 

 

radiotalk.jp

 

 

 

 

有名サウナ施設のレディースデーは基本的に予約が争奪戦になる。

サウナサンが予約を開始した日、ダリンを置いて1人で旅に出るのか?旅費をどう捻出するのか?などの問題がないわけではなかったが、それは一旦すべて棚上げして、ポチっと宿泊の予約ボタンを押した。

行きの飛行機はLCC、帰りは飛行機の時間の問題でスターフライヤー

なるべく安い飛行機を取ったので行きと帰りの飛行機料金の差額は3000円くらい。

佐世保に行くにあたっては、長崎空港よりも福岡空港の方が便利らしいという情報を読んで、福岡便を取った。

1泊目は福岡のドーミーイン博多祇園、2泊目はサウナサン、3泊目はウェルビー福岡という完全なるサウナだけ入りに行く3泊4日のサ旅。

福岡は社会人1年目に鮨を食べに行って以来だし*2、長崎は大学の試験を受けに行って以来で佐世保は初めてだ。

 

f:id:iixxx:20220323024509j:image

 

 

 

卒業旅行を楽しむ大学生たちがメインの乗客の成田から朝イチの飛行機で博多に降り立つ。

福岡空港から博多駅までは地下鉄。

福岡空港は、日本の大都市の国際空港のなかでいちばん市街地へのアクセスが便利な空港だと思う。

ひとまず宿泊予定のホテルにガラガラを預けてから、ウエストで腹ごしらえ。

普通はごぼ天うどんにしておくところではあるが、なぜかこの時は海老天が食べたくて海老天うどんにした。

福岡の街のを歩いてゆく女の子はみんなどことなく篠田麻里子の顔立ちに似ている。

福岡の顔っぽい。

 

f:id:iixxx:20220323024525j:image

 

 

取り敢えず移動と宿泊とレディースデーのチケットだけ抑えてきた旅なので、サウナの時間までは身体が空く。

さてどこに行って何をしようか.....

まあ今回はあまり動き回るのもよくないだろう、という思いもあって、サウナに行く前にひとっ風呂。

サウナイキタイで検索してみると、何軒かあるうちの1件に万葉の湯を見つけるので行ってみる。

 

f:id:iixxx:20220323024554j:image

 

万葉の湯の女性サウナは十分に熱くて、TVではちょうど北京オリンピック羽生結弦の演技が流れているところだった。

羽生結弦の演技をはじめて意識して観たのは全日本Jrを制覇した年の全日本のエキシビジョン(change)で、まだ日本の男子フィギュアがメダルに届くか届かないかくらいの頃。

群を抜けた圧倒的な表現力の高さは、その後の活躍を予感させた。

すっかり神のような存在になってしまったけど、この頃の演技は完璧を追い求めているのが分かってただただ怖かった。

 

イズネスのオートロウリュが稼働する時の女性サウナは笑っちゃうくらい熱くて、福岡に住んでいたら頻繁に通ってるだろうな、と思うサウナだった。

温泉も湯布院や武雄からの運び湯で、九州の大好きなアルカリ性の泉質の温泉があるのもうれしい。

 

 

sauna-ikitai.com

 

f:id:iixxx:20220323024549j:image

 

せっかく九州に来たので、西鉄にも乗りたい。*3

夕方の部のレディースデーの予約を取っている天拝の湯へ向かう。

 

 

f:id:iixxx:20220323024551j:image

 

f:id:iixxx:20220323024540j:image

 

f:id:iixxx:20220323024512j:image

 

f:id:iixxx:20220323024543j:image

 

f:id:iixxx:20220323024533j:image

 

 

西鉄二日市の駅でバスに乗り、天拝坂第三のバス停からてけてけと結構な坂を上りながら歩くこと15分~20分。

ようやく天拝の郷に到着。

ここに入っている天拝の湯は、男性側が改装されて以来大人気を博しているサウナで、男湯は普段なかなか入る機会がない。*4

この時は休館日に行うレディースデーとして、男性サウナを女性向けに開放してくれていたのだった。

今では男女の入れ替え日が設定されており、休館日の翌日は入れ替え日として定期的に女性もこの改装されたサウナに入れるようになっている。

 

f:id:iixxx:20220323024514j:image

 

f:id:iixxx:20220323024527j:image

 

 

f:id:iixxx:20220323024530j:image

 

さうな鎮守の杜とさうな天満宮と名付けられた和風のサウナは、随所に太宰府天満宮をイメージしているのだろうな、と思わせる趣がある。

ここのさうな天満宮は九州でも早い段階でできたセルフロウリュのできるサウナで(特に女性サウナにはセルフロウリュできるところがほとんどなかったので)、入っているお客さんがみんな楽しそうにセルフロウリュをしているのが印象的だった。

ジャージャーストーンにアロマ水かけてみたいよね!

単純温泉の泉質も心地よく、水風呂の水質も表示の温度よりもキンキンで抜群。

なかでも外気浴の景色が凄くて、天拝の湯は山の中にあるので筑紫野の街が一望できるのと、大宰府の霊峰宝満山を眺められるのが凄い。

宝満山は眺めているだけで厳かな気持ちになる山で、京都の鞍馬の山に入ってハイキングしたときと似たような気持ちになった。

たぶんパワースポットなんだろうな。

 

 

 

f:id:iixxx:20220323024535j:image

 

 

 

f:id:iixxx:20220323024546j:image

 

満足して浴室から出てくると、天拝の湯の有名人の柴田さん。*5

サウナもお風呂もよかったです!と伝えることができてよかった。

行きは駅からバスに乗ってバス停から歩いてきた、と伝えると、帰りはバスの時間に合わせてスタッフさんがバス停まで車で送ってくださった。

ありがたい....!

 

 

sauna-ikitai.com

 

 

無事に博多に辿りついて、ひと休憩してやっぱりサウナ。

夜も朝もサウナに入って、明日は佐世保に向かいます。

 

 

sauna-ikitai.com

 

sauna-ikitai.com

 

 

 

 

*1:2023年も2月に九州サウナレディースマンスは実施された。

*2:玄界灘の魚が美味しいので福岡の鮨は美味しいのです。鮨隆で食べたお鮨があまりに美味しくて、その後鮨を食べに博多にもう1度行きました。

tabelog.com

*3:ライトな乗り鉄です。

*4:女性サウナは当時は資金の関係で改装できなかったらしいのだが、遠赤外線のサウナはそれはそれでいいらしい。

*5:受付の時にもいたのだけど、なんとなく挨拶しそびれて帰りにようやく挨拶できた。