九州サウナレディースマンス2022 Day2.サウナサン

起きてすぐにドーミーインの名物の朝食と朝ウナを堪能したあとは、博多の駅からJRの特急に乗って一路佐世保へ。

 

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博多〜佐世保の特急料金はJR九州のネット限定きっぷがお得。

高速バスが2200円くらいでいくのに対して、ネット限定きっぷだと2350円くらいで佐世保まで行ける。(特急料金/指定席/乗車券込)

大盤振る舞いしすぎでしょ、JR九州

JR東日本の特急料金を考えると信じられない。

東京ー成田空港で成田エクスプレス乗ったら3700円くらいするのに⁈

電車は途中の駅で切り離されて、片方はハウステンボスへ向かう特急電車になり、もう片方が佐世保へ向かう特急電車となる。

しかもこの佐世保に向かう電車はなんと、切り離された後はスイッチバック式で後ろ向きに走っていく。

マジか。

スイッチバック式の電車は大学生の時に祖母との旅行で岡山から松江に抜ける時に乗った特急以来。

 

 

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佐世保駅は終点なので隣の駅は片方しかない。

JR最西端の駅の看板を見たときに、サウナを追いかけてとうとう西の果てまで来てしまった…と妙に感慨深かった。

もしサウナを好きにならなかったら、

コロナ禍の1回目の緊急事態宣言直後に「さうなと2」でふちうさんの文章を読んでなかったら、

ロウリュウ姉妹が女性にも男性のアウフグースを受けられるようにしてくれなかったら、

秋の深夜に東名厚木健康センターまで足立さんのアウフグースを受けに行っていなかったら、

この時期平日に旅行をする時間が取れなかったら…。

どの要素が欠けても佐世保には来られてなかっただろう。

いくつもの偶然が積み重なって、ここまできたのだ。

 

 

 

この時期の佐世保は他所から来る人に対して街がピリピリしていて、こっそり静かにお邪魔しているので許してね、と心の中で思いながらガラガラを引いて歩く。

あとでTVを見ていると、その時の長崎のコロナ患者数が急速に拡大していて県内の病院が逼迫状態だというニュースを見て、空気にも納得がいく。

大都市よりも中規模都市や島などの方がコロナ禍の医療機関はダメージが大きいのだろう。

 

 

佐世保駅の目の前は海が広がっていて、反対側にはカトリック教会が見えた。

室町時代から海外に向けて門戸を開かれてきた地域だけあって、街にはやはりカトリック教会が多い。

早くからキリスト教が入ってきた地域っぽさがある。

 

 

佐世保は両親の古い友人の出身地で、話は時々聞いたことがあった。

実際に来ることになるとは思っていなかったけど、やってきたこの街は独特の雰囲気がある。

長崎の人は顔の輪郭に特徴があって、なんとなく長崎の顔ってあるよなーと思っているのだけど、街ゆく人がみんなやっぱり長崎の顔で、佐世保にきたんだなと実感した。*1

状況が逼迫していなければもう少し観光したり、レモンステーキを食べに出かけたりするところだけど、なんとなく今回はまあいいか、ということでサウナサンへ。

SNSで見慣れたオレンジの看板。

 

 


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足立さん、当時サウナサンのオリジナルの香りを作っていた松村さんやスタッフさんをはじめ、お手伝いでいらしてた吉田さんのお姉さん(ぐりママ)ポンさん、天拝の湯のいちばん弟子さん、游心の湯の福島さん、そして夜のアウフグースを予定していた湯らっくすの福永さんと前日に挨拶した天拝の湯の柴田さん達に迎えてもらった。

九州では男性サウナの初めてのレディースデーということで、スタッフの方もお客さんもわくわくしてるのが伝わってきた。

終始アットホームな感じで、のんびりした時間を過ごした。


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お昼に入って、3階で展開されていたsaunalineさんの物販コーナーを覗きに行く。

ワンピースが気になっていたのだけど、手にとる機会もなかなか無かったので、いろいろ見せてもらった。

見てみたらやっぱりいいなと思って、チャコールグレーのワンピースを買う。

裏が起毛になっていて、冬に着るとあったかくて便利。

サウナに行くときに何も考えずにかぽって被ったら出かけられる洋服があるのは想像よりも重要だというのを実感したのは、この後このワンピースを着倒してから。

夏になったら夏のワンピースもあったら便利だなと思って、時々買い足している。

 



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夕方から深夜まで、ほとんど浴室にいたと思う。

翌日帰る前にも当たり前に朝サウナをして。

入りすぎて汗がもう出ないと思うくらいだった。

どこもかしこも清潔で居心地のいい浴室。

たまたま深夜の最後まで浴室にいたら、施設に許可を取って写真を取りに来てる方がいらしたので便乗して一緒に撮らせてもらった。

 

今も写真を見るとここのサウナに入りたくなる。


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通常のサウナもいいけど、ローズマリーのスチームサウナもとてもよかった。

深夜の掃除の時間を挟んで、薬湯が変わってたのもありがたかった。

 

 


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浴室に掛けられたビガクシダ。

 


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昭和や平成の雰囲気を残す休憩ルーム。

だらだらするのに最高すぎる。

 

 

サウナサンのレディースデーはこの時が初回だったこともあって、ソロ派とグループ派は体感半々くらい。

男性サウナ施設のレディースデーは施設によってもカラーがあって、回を重ねていくとグループ派が増えていったり、なんとなく施設についてるお客さんが変わっていくのだけど、ソロ派の私はこの時のレディースデーは絶妙に居心地が良くてありがたかった。

たのしかったな。

 

 

 

 

 

sauna-sun.com

 

 

sauna-ikitai.com

 

sauna-ikitai.com

 

 

*1:長崎県の有名人だと福山雅治村上龍錦糸町のニューウイングの支配人の吉田さん、件の両親の古い友人とみんなやっぱり長崎顔だなぁ、と思う。