3日目はチェックアウトぎりぎりまでサウナサンを堪能したあと、大宰府へ。
お店を出た後に少し佐世保を歩き回ろうかと思っていたんだけど、雨が降ってきたのでひとまず電車に乗ることにした。
この日の宿泊先はウェルビー福岡のレディースデー。
夕方までは時間が空くので、さてどうしようかな、と思案して、一昨日天拝の湯の外気浴で眺めて気になっていた大宰府を巡ることにした。
太宰府天満宮は高校の修学旅行以来だ。
天拝の湯のアウフグースにはおそらく大宰府天満宮を意識しているのだろうと思う和風のアウフグースがあって、ちょうど前日の夜に天拝の湯の柴田さんのアウフグースを受けて、そのモチーフとなっているだろう場所に来てみたいなと思わされた。
太宰府天満宮の隣には九州国立博物館があって、時間があったら入ってみたかったのだけど、太宰府天満宮に参拝して、この後竈門神社に行ってみたかったので時間の都合上割愛したけど、企画展のポスターはなかなかおもしろそうだった。
太宰府天満宮にお参りしたあとは、霊峰宝満山に位置する竈門神社へ。
初日に天拝の湯から眺めていた宝満山に足を踏み入れてみたくて、山の中に位置する竈門神社へ参拝することに。
上まで登るのは無理だけど、入り口のところくらいは眺めたい。
上宮はガチのハイキングになりそうな気配が満々で、伏見稲荷とか鞍馬寺とかああいう感じのやつだと直観した。
竈門神社は太宰府の鬼門に当たる位置にあり、初日に鞍馬っぽいと感じていたのはあながち間違いではないのかもしれない。*1
鬼滅の刃の影響か参拝者はそれなりに多く、神社はかなり整備されていて美しかった。
晴れていたらもっと景色が良かったのだろうけど、曇っていても十分太宰府の街が見渡せた。
太宰府観光を経て、18:00頃にウェルビー福岡にチェックイン。
昔から眺めていたTLでウェルビーの話題はしょっちゅう流れてくるので、事前情報で2019年だか2020年だかの改装で温浴槽が無くなっていることだけは知っていた。
ウェルビー系列は神田のSaunaLab(Oke)にしか入ったことがないのだけど、サウナ界のゴッドファーザー米田さんが作るサウナはさてどんな感じなのだろう。
独特の感性らしいので、適応できるか期待と不安が入り混じる。
九州に来てから睡眠時間を削ってサウナに入り倒したり観光したりしていたので、そろそろ体力の限界でもあった。
一旦カプセルに入ってバタンキュー。
夕方のサウナはどうせ混んでるだろうというのもあって、深夜近くに入りに行くことに。
ウェルビー福岡のサウナは想像していたよりも前衛的な構成で、でも言われてみれば確かにサウナで、あちこちサウナを試すのがおもしろくてエキサイティングな体験だった。
特にサウナのなかに水風呂があるのを見つけたときには、その独創的なつくりに思わずゲラゲラ笑ってしまうしまいそうになった。
それまでサウナというものは、温浴とセットになっているもの、お風呂と水風呂とサウナと外気浴スペースでだいたいワンセットという捉え方をしていたのだけど、ウェルビー福岡のサウナは1度サウナを構成する要素を分解して、再度新しく現代的な概念に組み立てなおしたもの、という印象だった。
これをウェルビーの本拠地名古屋じゃなくて福岡に作るの、さすが商売人だなぁ。
たぶんこの時期のこの改装、保守的な名古屋では受け入れられなかったと思うのでここに作るのはほんとにおもしろいな〜と思いながらゴッドファーザーのセンスに脱帽した。
深夜に入ったあとは爆睡。
軽く朝サウナと朝ごはんを堪能させてもらった。
そういえば自分のロッカーはちょうど華丸さんの専用ロッカーがある並びのロッカーで、噂の専用ロッカーも見ることができた。