サウナの梅湯

サウナの梅湯。

京阪の清水五条駅(または七条駅)から徒歩7分くらいのところ、鴨川の一本隣の高瀬川沿い、木屋町通を南に下って行ったところにある。

木屋町通は京都の街のおいしい匂いのするごはん屋さんが多くて、歩くとなかなか風情があって素敵な通りだ。

 

サウナの梅湯には1度行ってみたいな〜!と思っていたのだけど、最近の京都はちょっとオーバーツーリズム的な感じがしていて、用事がある時以外はあまり行かなくなっていた。

5年前くらいまでは半年or年1回くらいのペースで遊びに行っていたのだけど、ここ数年は人が多すぎて疲れてしまうのですよね…

 

 

去年の秋、所属しているいけばなの流派の記念イベントが京都で行われる予定があって*1、話を聞いた時は遠いしお金かかるし大変だしまあ行かなくていいだろう…と思っていたのですが、こっちの支部からは出せる人がいたらまとめて作品をちょっと出そうという話になり…。

うーん…、10月の京都って高いし暑いし大変そうだし袷の着物着たら死ぬんじゃない…?*2と思ってやっぱり遠慮して断ろうと思うんだけど、と前置きをしてダーリンに話したら、

“何それ、楽しそうだから行こうよ!”*3

と意図せず家庭内稟議が通ってしまい、ぐー、うーと唸りながらまあしゃーない、こういうイベント参加権を引っ張ってくるのも自分の運命だと思って腹を括るか、ということで行ってきました。

 

 

金曜日に休暇を取り、京都に前乗りして花材と格闘することに。

うちの支部の偉い先生の手をいっぱい借りてようやっと作品の骨格を組み上げること4、5時間…。

そろそろ倒れる…。

毎回思うんですが、花展はマジ体力勝負です…。

これ歳とったら無理じゃない…?*4

正直あれを20年後の自分ができるようになる気がしない…(白目)。

 

 

金曜日は結婚してから久しぶりの1人旅。

祇園のAPAに宿を取ったので荷物を置いた後*5、この日のお目当ての梅湯へ向かう。

身体は緊張やら肉体作業やらで全身筋肉痛のばっきんばっきん。

初日からこれで大丈夫か?と一抹の不安を覚える。

祇園から京阪の四条駅まで歩いて行って、電車に乗って七条駅で降りる。

人通りの多くない風情のある道をGoogle先生頼りに歩いていくと、ほのかな明かりが見えてきた。

途中に任天堂の昔の本社があって、なかなか素敵な西洋建築でしばしうっとり眺めていました。

 

 

あれだあれだ!

Twitterでよくみんなが写真載せてるやつ…!

うーん、やっぱり梅湯は趣深いよね。

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どことなく懐かしい感じと新しい匂いを併せ持った不思議な銭湯で、なかなか東京ではみない気がする。

やっぱり銭湯って街のカルチャーそのものなのだろうなぁ。

そんなこと思いつつ、関西の少し長めの暖簾を潜る。

 

“こんばんは〜!

お風呂とサウナに入りたいのですが〜。”

 

入口で450円を払って、女湯の浴室へ向かう。*6

木の色合いと脱衣所の籠がレトロで可愛らしい。

お洋服を脱いで、いつもの銭湯道具と手拭いを持ったらいざ浴室へ。

夜も遅い時間だったからか、女湯のお客さんは数人しかいない。

入ってすぐに目に入ってくるのは、色鮮やかなタイルと可愛らしい噴水。

カラフルなタイルかわいい。

色鮮やかな浴室はうきうきする。

なんて可愛らしい浴室なんだ…。

桶と椅子を持ってカランのところで髪の毛と身体を念入りに洗う。

準備ができたらいざお風呂へ。

地下水を利用しているのか、お湯の肌ざわりはぱきっとしているのにやわらかい。

熱めのお風呂、疲労困憊の身体に染みるわー!

ふはぁ〜…。

女湯の浴槽は白湯の他に薬湯、電気風呂、水風呂があって、奥にサウナがある造り。

しばらく白湯につかった後、ざぶっと水風呂に入る。

ふはぁ…、気持ち良すぎる…。

水風呂、ちょっと冷た目でちょうどいいなー。

ガチガチに固まった身体が少し解れてきたところで、いざサウナへ。

うぉー!100度だー!熱い!嬉しい!!

しっかり熱いコンパクトなサウナ室。

東京の女性サウナ室で熱いところは数えるくらいしかないので、これは嬉しい!

嬉しすぎる!(←熱いサウナ室大好きです。)

たっぷり12分くらい入って汗をかいから、掛水をして水風呂へイン。

ふはぁ〜、効くぅ…!

熱い身体の表面がやさしい地下水に冷やされて気持ち良すぎる…。

2セット目のサウナからは、なんと浴室に誰もいなくなって束の間の独り占め。

こんな贅沢いいのか…。

思わず大げさなくらいガッツポーズをして、真っ裸でくるくる踊ってしまい、顔が緩んだ。

3セットのサウナ水風呂休憩*7を繰り返し、薬湯、電気風呂、と入りラストに水風呂で締め。*8

時計を見たら、23:00前。

うーん、1時間半くらいお風呂にいたな…

タオルで身体を拭いて脱衣所へ戻る。

めっちゃ満足、さっぱりしたー!

ホテル戻ってビール飲んだら爆睡だなぁ…。

 

 

秘密基地みたいな素敵な空間の広がる梅湯の2階もちょっとだけのぞいて、満足してホテルに戻った。

予想通り、ビール飲んでちょっと買い込んだコンビニごはんを食べたらいつになく深い眠りで爆睡した。

翌日もごりごりの肉体仕事と慣れない場所でのルールや作業に更に疲労困憊したけど、梅湯のおかげでMP/HPが回復していたので、このイベントは乗り切れたような気がする。

 

 

梅湯の感想は、書こう書こうと思って半年くらい経ってしまい、今このエントリーを出すかどうかは昨今の空気を考えると難しいところがあるのだけれど、とても素敵な銭湯だったので永く営業してほしいという気持ちを込めて。

 

さっきtwitter見て知ったのですが、今日で5周年なんですね。

おめでとうございます!

 

今現在、梅湯さんはコロナの影響ででほとんど営業していない状況ですが、またお風呂屋さんに行ける日常が戻ってくることを願っています。

次回は源湯さんにもおじゃましたいです。

 

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*1:京都にルーツを持つ流派で、池坊とは別のところです。

*2:今回初めて自分で着物を着たら体力が死亡しました。

*3:っていうか一緒に行ったら金額2倍じゃんね、どうやってそんなお金を家計から捻出するのだ…と思いつつも予算に強弱つけて捻り出しました。さすがに往路は貯まったマイルを使って伊丹に飛んだ。

*4:若手の中の体力最弱組の自分としてはほんと毎度試練です。

*5:駅から遠いのが難点だけど、京都の街のどこに移動するのにも便利でご飯を食いっぱぐれないエリア。京都のバスは最近時間通りには動かないので、私は京阪沿いか烏丸線沿いに宿を取ることが多いです。

*6:梅湯は銭湯料金でサウナにも入れる、と教えてもらった。

*7:椅子を引っ張り出してきてカランの前でぼけーっとしていた。

*8:合間に梅湯新聞も全部読みました。京都の若い子の視点、すごく面白い!