コロナ(COVID–19)禍での生活雑感 3Q(~12/22)

今年はコロナ(COVID-19)禍でのくらしの雑感を何となく書き残している。

毎日、とか週1、とか月1でも微妙にめんどくさくて、気が付いた時に書いているけども、まあだいたい3ヶ月に1回なので四半期報っぽいな。(←そんないいもんじゃない。)

空気感はどんどんダイナミックに変化していくので、その時々の生々しい触感を書き留めるには四半期報くらいの間隔がちょうどいいくらいかな、と思う。

今もうすでに2月とか3月とかの雑感を読み返すと、へー、はー!そんなだったか〜って思うことが多い。

そんなわけで、3Qの雑感。

ほとんどサウナの話ばかりです。

 

10月

コロナの影響は少しだけ落ち着きを見せ、しばらく停止されていた東京のgotoキャンペーンもようやく動き出し、国内のあちこちに旅行する人が増えた。*1

そしてめずらしく私にとっても動きのある月で、コロナになってから久しぶりに人と会う機会が多かった。

Twitterを眺めているとGo toキャンペーンを利用してあちこちのサウナに出歩いている人も多かった。

私自身も9月の抜歯から回復して、久しぶりに羽を伸ばしてサウナを謳歌していた。

池袋にある男性専用サウナのかるまるが実施するレディースデーに参加したり、相模健康センターに遊びに行ってTwitterの面々と初めましてをしたり....。

お台場の大江戸温泉物語にも行ってきたな。

大江戸温泉物語は都民割をやっていて(今も30%Off)、入館料が安くなるらしいときいて行ってきたのだけども、噂には聞いていたけど意外にもサウナが良くて(ikiストーブの無音サウナ!)、混んでないときにまた行きたい。

ごはんも悪くないし、浴衣もかわいいし、露天風呂も風情がある。

それから、10月の終わり~11月の頭にGo toキャンペーンで富山に行った。

コロナが勃発して以来忙しさが例年の30%増し状態が続いていたダリンが、いい加減旅行くらい行かせてくれ....ともぎ取った休み。

どこに行くかみたいな話をいろいろしたけど、私の

”スパ・アルプスが今いちいばん行きたいサウナだから富山に付き合って!

JR東日本北陸新幹線50%Offで乗れるよ!!!

寿司とカニと食べようよ~!!!!!!”

という強引な誘いに、目的地を富山に定めることになった。

富山は今まであまり縁がなくて訪れたことのない街だったのだけど、とてもよい街だった。

街は新旧の雰囲気がいい感じに混ざりあっていた。

大きな川や立山連峰の生み出す豊かな水や自然との暮らしは、時に資本の論理に振り回され、自然破壊の打撃を受け、 またそれだけでなく時折牙を剥く自然の威力の生々しさもあるなかで、再生してきた街という感じだった。

また富山は日本海側の北前船(西廻り航路)の航路上にもあり、明治時代になって産業が急速に発達するまでは物流の重要拠点でもあり、自然の恵みと京都から入ってくる文化を育む豊かな城下町であった趣も感じさせる。

カニと寿司はもちろん美味しかったけど、それ以上に立山連峰神通川の持つ魅力とパワーに魅せられて、近代ではそれゆえ資本の論理や日本の産業の成長の影響をダイレクトに受けて振り回され、平成になって再生をしてきた街の歴史にとても魅力を感じた。

スパ・アルプスのサウナと水風呂が最高すぎて、滞在しているあいだ毎日通いました。

うち2回は、女湯に他のお客さんがいなくて貸し切り状態でした....!

貸し切り.....。いいのか.....。

水が本当に良くて、ここのお風呂に入って髪の毛乾かすと毛が細くなってさらさらになるんです!

雪解け水、やっぱりめちゃくちゃいいのでは.....!!!

良サウナと言われている関東以外のサウナのなかで、いまのところ一番すきです。

お水美味しかったし。

そんなわけで、富山旅はとても満足でした。

 

daiba.ooedoonsen.jp

 

www.sauna-alps.com

 

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(2021.1.17に閉店のお知らせがあった相模健康センター。あと何回いけるだろうか...。)

 

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 (北陸のサウナの雄、スパ・アルプス。雪が降ったら看板の赤のネオンサインが映えそうだな、と思った。)

 

11月

富山から帰ってきてすぐの11月の頭には、この夏錦糸町に新しくできたSAUNA GARDENに女子会のお誘いをいただき行ってきた。*2

セルフロウリュができて、プールがあって、水着でBBQができる。

リア充じゃん....

女子会ならではの華やかな感じもあり、初めましてだけどみんなサウナが好きで、それしか接点がないのだけどとても楽しかったです。

その後は再び親知らずの抜歯。

前回よりもこの親知らずが難物で、抜いてる時間も前回より長く、また痛みに悶絶しまくって痛み止めを飲んでいたけど痛い(笑)

この頃仕事のストレスもマックスで、それも余計に悪さをしたのだろうなと思うけど。

結局痛みが落ち着いて気にせずに食事できるようになるまでは3週間近くかかり、その間はサウナもビールもお酒もお預け。

悲しい。

11月はここ数年の中でもダントツに調子がずっと悪くて、先を考えられない状態に陥っていた。

睡眠の質もものすごく悪く、2,3時間の細切れ睡眠が続いたり、寝られたとしても悪夢を見て起きているよりも疲労したりとストレスに拍車がかかる日々。

とにかくもうなにも考えずに仕事をやめようと決め、会社に通知して、エンドが決まってようやく落ち着きを少しだけ取り戻した。

月末には、東名厚木健康センターでロウリュ強化月間のイベントの一環で、最後の週は九州の有名男性のアウフギーサーが深夜の女子サウナで水着を着た女子たちにアウフグースをしてくれるというので、厚木まで行ってきました。

足立さんのも福永さんのも両方受けたい....!と思っていたのですが、日曜日に予定があって、泣く泣く福永さんのアウフグースはあきらめました。

長崎・佐世保のサウナサンの支配人の足立さんのアウフグースは、なんていうか、表現できないくらいすごい空間で。

その場にいた人たちの心にそっと置いておいてこっそり共有したいような、そんな夜でした。

プロの作る空間、というのは、やはり心地の良いものなのですね。

この話は年内に録れればRadiotalkでやりたいな、と思っております。

スターアニスのアロマとクラッシュアイス、ほんとによくて.....

サウナが好きすぎて、深夜の厚木に駆け付けちゃうような女子のサウナ熱が施設にも伝わっているといいな。

11月の後半は徐々にコロナの感染者が再び増え始め、政府やメディアは警戒モードを発信しているものの、一度緩んだものを再び締め直す難しさも感じた。

職場に行くと、感染者数が増えるたびにギャーギャー言っているのを聞くのはかなりしんどい。

解決策が出てくるとか、コロナ感染者数が増えたから会社として対策を講じるならいいのだけど、増えました~、っていうのを聞き続けるのは精神的にきついよ。

 

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錦糸町 SAUNAGARDENの滝。サウナ後に浴びると気持ちいい!)

 

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12月

12月のスタートは、錦糸町ニューウイングと押上大黒湯&黄金湯の合同レディースデー!

(ほんとにサウナの話ばっかり...)

最近サウナ女子がめちゃくちゃ増えてる実感があって、ニューウイングのチケット争奪戦は結構厳しいんじゃないかな....と思っていたのですが、途中のキャンセルが出たのをちょうどよく取れたのでやっぱり遊びに行ってきちゃいました。

ニューウイングとても好きで、早くからレディースデーをやっていた名物支配人のニューウイング吉田支配人が仕掛けるイベントは、やっぱりひとあじもふたあじも違って。

とにかくイベントが多くて、サウナに行っても寝かせてもらえない(笑)

ただ今回は私自身が疲れていたのと、街中の感染状況もあまりよくなく(増加の一途をたどっていたのもあり)、いろいろ考えた末、一人でひっそりお昼に入ってニューウイングのサウナを堪能したあとに、大黒湯→黄金湯と帰り道にスタンプラリーはしごをしながら、家に帰ってきました。

一人でもすごく楽しい、というのがニューウイングすごく好きなところです。

それから、11月の終わりに駒込のロスコが女性サウナ再開したよ~!とのうれしいお知らせ。

2月以来、ようやく来られました。

新しく4時間コースもできて、とても良い.....!

私が求めていたのはそれです.....!ご飯食べたりできて、髪乾かして出たらちょうどよいくらいの時間。

最近、以前はロスコでほとんど見かけなかったサウナ女子もちらほら見かけるようになり、ブームと時代を感じます。(大体サウナ女子は見たら雰囲気でわかる。)

でもなくなっちゃうよりは全然いいと思うのです。

 

12月になって寒くなると、やはりコロナ感染者数は増える。

年末年始の帰省や不要不急の外出は避けるべきとのアナウンスも頻繁にきくようになった。

Go toキャンペーンも停止し、街では緊張感を感じるが多くの飲食店はこれ以上の営業時間の規制は相当しんどいそうだし、耐えられないのではないだろうか、という感じもする。

イギリスではコロナのワクチンが開発され、市中でワクチンの接種がスタートしたとの報があったものの、ほぼ同時くらいにコロナの変異株が流行中の知らせ。

イタリアやオーストラリアにも広がっているとのことなので、時間の問題なのだろう。

どうなってゆくのか、まったく先が見えてこない。

ただ今はなるべく現実に視線を向け、必要以上に不安になるような情報を積極的に拾いにいかないことにしている。

正直言うとほんと疲れる1年だったし、ダリンと一緒に暮らしていなかったらとっくの昔に病んでいただろうな、とも思う。

来年は、よい年であってほしい。


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(ニューウイングの入口。)

 

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(飾りはクリスマス仕様。ポインセチアかわいい。)


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スカイツリーと電線と大黒湯。風情ある下町の景色だなぁと思います。)


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(雨の黄金湯。エモい。)
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(スタンプラリー完走したのでタオルもらいました!)


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駒込ロスコの女性サウナ再開のお知らせ。だらだらできるロスコの再開はほんとにうれしい!そして女性サウナの温度を上げてくれたのもほんとにうれしい!!!!)

 

*1:実際のところは感染者は落ち着いたというよりも横ばいだった気がするけど、いい加減緊張感を持ち続けることにみんなが疲れて楽観的な空気が流れていたように思う。

*2:もともとあった男性サウナのサウナ錦糸町が屋上に新しくサウナ小屋を置いたもので、ちょっとしたパーティー遣いや息抜きには抜群だと思う。

【湯活】Dec 11 ‘20 斉藤湯 Lady's day

毎回記録してるわけではないけど、ちょくちょく行っています。

日暮里の斉藤湯。

 

この日は年に4回開催される斉藤湯のレディースデー。

金曜日の定休日に、男湯と女湯を両方開放されて女子だけで楽しめる日。

近隣のお客さんはもちろん、この日にわざわざやってくるお客さんやちびっ子連れのお母さんたちも多い。

炭酸泉にはバラやデンファレ🌹などの花が浮かび、見た目にも楽しい。

バラ風呂とかフラワー風呂とかなかなか入る機会もないからいつもとても嬉しい。

最近は露天風呂には入浴剤が入って、キャンドルで照らされるシックな空間になる。

 

 

斉藤湯の熱湯と水風呂は男女の浴槽でちょっとずつ温度が違うので、その4種の交互浴を楽しむのもオツだ。

昨日は混雑がひと段落したところで入ったので、熱湯と水風呂にぐらぐらと煮出されるように浸かりながら、通い始めた頃に思いを馳せていた。

 

 

斉藤湯にはじめて来たのは、2017年の夏。

もう4年くらい実は通っているんだなぁ、と思うと感慨深い。

よほどのことがない限り、2018年からはレディースデーに来なかったことの方が少ない。

(前回の9月にがっつり親知らずの抜歯がはまってしまい久しぶりにこられなかった。)

 

 

春夏秋冬。

お風呂のお湯がどんな熱さに変化する楽しみとか(季節によって熱湯や水風呂や露天風呂の温度が変わる)、夏と冬のお風呂上がりに感じる感覚とか。

だいたい覚えるくらい通った。

起きて生活するの自体がしんどかった頃の記憶や、家族の揉め事に巻き込まれて疲労困憊して癒された夜とか、再び働く楽しさを取り戻してお風呂に浸かって適度なストレス解消をしていたこととか、春のしんどい季節は斉藤湯に行こうとか、そして今回仕事を一旦辞めることは自分にとって良かったんじゃないかと思うこととか。

人生のその時々の記憶と私の暮らしが銭湯という空間で積み重なっていっているのが、とても不思議な感じがして。

もうすっかり、自分の生活に斉藤湯が浸透しているのがおもしろいなと思う。

 

 

Twitterの密かに会ってみたいなと思っていた方とも「偶然偶然〜!」をしていて空間を共有していたのがわかって、とっても良い夜だった。

 

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【湯活】Oct 4 ‘20 斉藤湯

原点に戻る、という感じだった。

しんどくて家でごろごろだるだるしていたら、みかねたダリンが、

お風呂行っといでよー!

あ、サウナあると入って今の感じだとしんどくなるだろうから斉藤湯いってきなー!

と送り出されて、日曜日の夕方に斉藤湯へ。

 

日曜日の夕方、ということで人は結構入っていて。

常連さんよりも、時々来る人や一見さんが多い日。

斉藤湯の炭酸泉の気持ちよさや熱湯と水風呂の良さを知ってもらいたいなぁ…。

 

自分は、メンタルぼろぼろなのが久しぶりで。

久しぶりに、斉藤湯の熱湯に悩みを煮出されて、水風呂で溶かして…という感じのお風呂になった。

 

初めて斉藤湯に来た時みたいだな、と思ってちょっと懐かしい気持ちになった。

あー、やっぱ斉藤湯好きです。

 

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【Radiotalk配信】銭湯とか、サウナとか...、のはなし #8

銭湯とか、サウナとか…の話を、温浴施設好きな女子が自由に語ります。
第8回は荒川区にある #梅の湯 さん

※訂正
梅の湯の薬湯、実宝湯でなくて実母散でした…😭

よかったら聴いてね🎧

Radiotalkのアプリのアップデートで音源変わりました🎶
&
spotifyGoogle podcastApple podcast でも配信されてますので、使いやすいアプリでお聞きください😆✨

time table

0:00 OP
1:48 荒川区の銭湯とオーナーの栗田さんの話&梅の湯のアクセス
8:38 梅の湯のお風呂紹介
11:24 ED

ジングルの音源利用しました♪
https://www.hurtrecord.com

 

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radiotalk.jp

【湯活】Oct 3 ‘20 ふくの湯

ここのところ、体調がしんどい。

季節の変わり目だからというのはあると思う。

仕事もうまいこといかなくて(全然)、ここのところ眠れない上に仕事の夢ばかり見ていてまずいなぁ…と思っている。

睡眠状況の悪さは、今のストレスをストレートに映し出すから現状はちょっとまずい。

いちばんまずいのは、大して責任を負わなくていいはずのポジションなのにいらないものを背負っている状況。

 

あーあ…

ダリンに怒られるわけだなぁ…

毎度のことながら、性格なのか性質なのかついつい100 or 0 のノーブレーキ戦法でつい働きすぎてしまう。

たぶんなんだけど、自分には稼働できるブレーキ搭載されてないんでないの?

うまい感じに30%出力して省電力で続ける、みたいな配分がうまくできない。

 

そんな感じで昼も夜も結構眠りこけていて、なかなか動きも取れず。

久しぶりのふくの湯。

秋冬のふくの湯はお風呂上がりのお散歩がちょうど良い。

今日は女湯が弁財天の湯(薬湯&壺湯)。

ずっと気になっていた“週替わり”のお湯の切替日は月曜日らしい。

明日まで女湯は弁財天の湯です。

 

出かける直前に、ダリンに思いもよらない話を振られ(まあ大した話でもない。)、あーそっかー…、色々考えなければな、と思う。

いろいろ。

 

ところで弁財天の湯は、知らない間に壺湯が水風呂になったらしい、という話を9月に入りに行ったダリンからきいて、かねてから入りたいとは思っていたのだ。

ちょうど今週は運がよければ女湯が弁財天の湯のはずだけど、どうかなぁ…

混んでないだろうかとおもいながら入りに行ったら、ぴったり弁財天の湯だった。

いいですねぇ。

 

 

混み具合もそんなでもなくて、程よくカランがあいていた。

ガシガシ頭と身体を洗って、湯船へ。

今日の薬湯は、ピンクリボンの湯。

毎年この時期の都内の銭湯は、いくつかのお風呂屋さんでピンクリボンの湯をやっている。

10月は乳がん啓発月間らしい。

 

広い湯船にじっくり浸かってぶくぶくと温まり、壺湯へ。

壺湯には水がかけ流しになっていて、“天然水風呂”の板。

温度は20-22度くらい。

入った感じだとやわらかさを感じるから地下水だろうか。

ここの壺湯は私の記憶だと普通の湯船だったはずだが、いつからか水風呂にしたのだろう。

めちゃくちゃ気持ち良くて、交互浴がはかどる。

壺湯のあるスペースの天井にはGRAVITYFREEの鮮やかな絵。

色彩が美しくて天井を眺めるのが楽しい。

かけ流しとは言っても、勢い良く出ているわけではない水風呂はちょうど良い感じで羽衣ができて、柔らかい水の気持ちよさをダイレクトに楽しめる。

ダリンがめちゃくちゃいいよ、って言ってたけどこれはいいわ。

前回話をきいて書き控えたのについ良すぎて書いてしまった。

 

また来よう。

 

ところで浴場組合って結構若い人も活躍されているのだな、と貼ってあった記事を読んでへーと思った。

 

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【湯活】Sep 9’20 ふくの湯

1年ぶりくらいに来ました。

ふくの湯。

今井健太郎さんのデザイナーズ銭湯でおしゃれなのと、2人のペンキ絵師(現役でやられている方は東京には3人しかいない、らしい。そのうちの2人である中島さんと丸山さん)のペンキ絵がお風呂にあって週替わりで浴室が変わったり、Gravityfreeの壁絵*1が見られたりする、銭湯砂漠の文京区で頑張っている数少ない銭湯です。

 

銭湯分布の話

note.com

 

 

銭湯図解の本には掲載されていないのだけども、元になったネットの連載で、数年前に塩谷さんにも紹介されています。

nlab.itmedia.co.jp

(ねとらぼさん…、たぶん…、なんだけど…、徒歩5分の駅って千駄木じゃなくて本駒込…🤫)

 

そんな感じで、とてもおしゃれな銭湯なので、若いお客さんや銭湯好きや銭湯お遍路さんなんかは結構多いです。

最近の私はもっぱら交互浴にはまっているのと、直近の話ではなく、もう時効だと思うので書きますが、少々苦手な常連さんがいて2度ほど揉めて以来*2、疲れてる時に来るとちとめんどくさいなという理由で足が遠のいていました。

 

それでまあでもたまにはということで、久しぶりにやってきたらやっぱり良かったです☺︎

オシャレだし、内装が美しいのでみていて飽きない…。

大黒天側は丸山さんの一富士二鷹三茄子(駒込由来)の絵で、ウィットに富んでいていつも素敵だな、と思います。

冬はけっこう熱いお湯なので、お風呂から上がると汗がだくだく…!

帰りの道はいい感じの外気浴になるので、個人的には冬がおすすめです。

 

壺湯…。

混雑するとさみしいのとあまり拡散したくないので、何が変わったかは書き控えますが、最近以前と変わったらしいので、銭湯好きの皆さま、よかったらお風呂に入りに行ってみてくださいね!

 

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>cenecio さま

そうなんです。徒歩5分は本駒なはず...!思わずつっこんでしまいました😂

千駄木からだと15分くらいかかる気がします。

ふくの湯さん、なかなか面白いイベントをしたりモダンな内装で素敵な銭湯なのです(*'▽')

*1:渋谷の改良湯や大田区のはすぬま温泉、品川区の戸越銀座温泉なんかでみられるモダンな壁絵です。

*2:2回ともカランの位置変えた…

ホームサウナのこと

最近どっぷりとサウナとその周辺SNSに浸かっていて、情報疲れを起こしているっぽいのでちょっと思考を整理したい、と思ってこれを書いています。

 

端的に言うと、ひとりごとです…

 

ホームサウナってなに?

これについて、最近ちょっと気持ちが迷走しています。

銭湯やサウナの温浴施設好きって、“ホーム”を持っている人が多いです。

わたし自身は温浴施設好きの方の集まりに行った時にきかれたことがきっかけで、たぶんここだと思うってことで、よく行く萩の湯をあげました。

意味としてはだいたいどこの施設にいる人、みたいな意味合いで、2018年頃にはさしたる意味合いはなかったと思います。

あと、その人の好みのセッティングがわかるくらいで…。

近くの施設をあげる人もいれば、昔通っていた場所をあげる人もいれば、遠いけど心のホームをあげる人、よく行く施設をあげる人やホームがない、という人まで様々です。

意味合いが広く、温浴施設好きではよく使われている言葉だな、と思います。

 

 

萩の湯について

鶯谷の萩の湯は、2017年の5月29日にリニューアルオープンしたスパ銭並の充実した設備をもつ銭湯で、サウナ好きにも銭湯好きにも*1愛される施設です。

お爺さまの代からお風呂屋さんを経営してきた方が、満を持してリニューアルした気合の入ったお風呂屋さんなのです。

 

私自身は、Twitterの記録を遡ると2017/7/29に初訪問。

ヨッピー記事の後だと思っていたけど、意外と記事よりは前に行っていました…。

その後は定期的に通っています。

最近は月1〜月2くらいです。

 

萩の湯はヨッピーさんの記事で爆発的にお客さんが増えたこともあり(初期は特にWebまわりの人が多かったように思います。)、施設自体はSNSをあまり運用していないにも関わらず、インターネットではかなり有名な施設です。*2

 

travel.spot-app.jp

 

www.1010.or.jp

 

 

サ活やファンからのボイスのこと

最近のサ活やTwitterを見ていると、新しくサウナにハマって参入してきている方もとても増えたな、と感じます。

以前からそれぞれの温浴施設のコアなファンは、サウナのセッティングがどうだ、水風呂がどうだ、外気浴の椅子はアレがいい、食堂のメニューのこれが美味しい、といったことを施設に伝える慣習があって(たぶん)、施設の方もそれを許容している懐の深い施設が多かったり、一見トリッキーな施設でも常連さんに愛される施設は、真摯にお客さんの声に耳を傾けて、良いものは取り入れ、経営コンセプトと合わないものは、コンセプトがこうだから…、と理由を説明してコミュニケーションをとっているところが多いように思います。

ただ最近はそういうやりとりを見て、過去の経緯を鑑みずにやれサウナの温度がマイルドだの、水風呂の温度がぬるいだのといろんな施設におっしゃる新規の*3サウナーさん達を見かけると、少し悲しい気持ちになります。

言ってることは、わからなくはないんです。

萩の湯の女湯のサウナは目を引くほど熱いサウナではないし、水風呂も入ったらキンキンに冷やされてぐるんぐるん意識がまわる感じではないです。

加えて男湯よりもサウナも水風呂も温度設定が緩いです。

これに関して補足すると、利用者数の問題(男女比8:2くらいっぽいんですよ)でこうなってるだけな気もして、温度はこうだけど体感はあんまり変わらない可能性もある気がしています。女湯って、いうほど混んでないから人の出入りも少ないし、2段目3段目に座れないことってほぼないので…。

サウナも水風呂も老若男女誰でも楽しめるような設定で、良くも悪くもマイルド設定の大箱です。

地域でこんなに大箱の施設って、ここ以外にはないので、ほんとうにいろんな人が来ます。

ただ平日の夜、土日の夜の常連さんはそんなに顔ぶれ変わっていないと思うんだけど…。

王道を行く設定の施設が1個あると、周辺の施設に遊びに行きやすかったり、とんがった設定が楽しく思えたりと違いを楽しめるのではないかな…と思うので、ただ闇雲に温度と水風呂を求めるのは…まあそういう人もいていいと思うのだけど、少しだけ、そういう思いを馳せてもらえたら嬉しいな、と思います。

 

 

ヌシ化してない?

そうは言っても。

私自身、ここ最近ちょっと思っているのは…、もしかして私ヌシ化の思考じゃない?っていうのも思っていて…

過去2年くらい時々Twitterで萩の湯話でリプをすることが多かったんですけど、中にはクソリプっぽいのもあった気がするし、ピアスのくだりについては特に自分が首突っ込んでいく話じゃないし、かと言って、ほっといて炎上してもやだな…、と色々な葛藤があって、とりあえず鎮火要素を入れておきたい…という煮え切らない気持ちでリプをぶん投げたこともあるし…。*4

なんでも絡んでいくのがいいわけでもなくて…

Twitterなんかは特に手探りでやっているんですけど、最近あんまりホームだからちょっと事情を知っているという理由で、あんまりやりとりしない方がいいのかな、と思っていて。

やっぱりわたしはお客さんでいたくて、それ以上でも以下でもないし、どんどん変わっていくお風呂屋さんの雰囲気を見ているのが楽しかったので、アレコレ説明してしまうのは無粋だったな、と思います。

ホームだからっていう理由で、無意識に擁護したり、これがいいって思ってないかな、とか、ホームだと思ってるからここまで言いたい!とか。

なかなかそう考えがちになってしまっているのは、サウナイキタイでホームを登録しているのもあるような気がして、熟考したのですが、ちょっとホームを登録だけでも変えることで自身の思考もいちどフレッシュな感じになるといいな...と思ったり。

変えたところで、そんなに行く頻度が変わったりするわけでもないような気がします。

SAKURAはSAKURAでとてもいい温浴施設なので、よかったら遊びに行ってみてくださいね!

 

 

sauna-ikitai.com

 

www.sakura-2005.com

 

 

 

 

(ブコメへお返事)

>cenecioさま

萩の湯さんは老若男女、いろんな人でわいわいに賑わっていて楽しいです。

お子さま方、SAKURAの隣のスイミングスクールに通われていたのですね!巣鴨駅とSAKURA間の送迎バスはスクールとSAKURAの利用者と共通みたいです。

都会のなかの静かなスポットで、きれいなところです(^▽^)

フィンランドに渡る船にある入り放題のサウナ....!とても豊かですね( ゚Д゚)❣

 

 

*1:ここの2つは微妙にクラスタが違って、あまり交流はないのです。混ぜるな危険…

*2:Twitterは少なくとも積極的な運用はしていないと思います。facebookはもしかしたらもう少し運用してるかもしれません。

*3:私自身も大して長い歴があるわけではないので、この表現はあまり好きではないのですが

*4:あと2年くらいした後の話題だったら黙殺してたと思うんですが、リニューアル2年目とかってまだまだお客さんも変動的で、ルールもマナーも施設のカラーも定まってなくて、運営は難しい時期なんじゃないかなってお節介ながら思ったのです。