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今まで、「休む」という概念がゆるかったと思う。
仕事を休んで(正確には休職)いても、どこかそわそわしていたし、なんとなくいつか戻らなくてはいけないという気持ちでいっぱいいっぱいだった。
周囲からはしっかり休みなよ〜と言われても、旅行に行ったり遊びに行ったりすることはなんとなくNGのような空気を感じていて、休んでいるけどあまり休んでいる感覚はなかった。
今まで会社に所属していたときは、なんとなくその正体が何かはわからないけど、「監視」されているような感覚があった。
会社を辞めて、
戻る場所もなくなって、
やるべき仕事や、
いわゆる周囲に対する説明できる概念からも(会社員から無職になったのは大きい)、
解放されて思うことは。
ちょっとすっきりした。
正直、これで「うつ」っぽい「うつの患者」をやらなくてよくなったかと思うと、気楽になった。
そんなことを書いてしまうと、ますます「うつ」に対する視線が厳しくなるんじゃないかとか、「本当にうつだったのか?」疑惑がわいてきそうとか、そういうことで怖すぎて今まで書けなかったけど。
なんとなく「うつの患者」をやらなければいけない感じがあってちょっと肩が重かった。
無職になって思うことは、そういうことからは、ほんとうに、すっきりした感じがある。
人生をきちんと生きている人は、「やすむこと」がもの凄く上手だと思う。
未来の不安を考えない。
今、の自分の状態を知っているから、むやみやたらと身体を酷使しない。
(もちろん、頑張り時のときは酷使するけど)
1年くらい、ずばんと休みをとってしまって、ほんとうに1からやり直す人もいる。
そういう人は次にまた、何かをうみだせる。
というわけで、
今までストックしてきたものを半年デトックスしようと思います。
今度は、何も考えず。
ひたすら自分の心地よいことを追求する半年、とします。
とりあえず。
真剣に、やすもうとおもいます。
実際は、結婚式やら何やらで、たぶんぱたぱたしてるんだけど。