2020年。
コロナによって生活が激変してしまい、在宅勤務で溜め込んだストレス解消にサウナに通い始めた、という人も多いのかな、というようなことを感じる今日この頃。
時々サウナに入りに行っている身からすると、女性のサウナーと呼ばれる人たちは確実に増えているな、という感じがします。
東京の銭湯もリニューアルをしたり、新しいことを始めたりしていてお客さんがよく来る有名銭湯と、家業として継いできて営業している昔ながらのあまり知られていない銭湯と明暗が分かれているのを見るにつけ、少しだけ暗い気持ちにもなります。
実際のところ、昔ながらの家族で経営している銭湯は東京の地価の上昇や経営者の高齢化などで休業していたり廃業してしまう銭湯もあるだろうと思われますし、コロナ禍でその傾向はさらに加速しているなとも感じるし、また家族だけで経営していくのではなく、法人化して外の人を入れて経営する流れも進んでいるように感じます。
でもリニューアルしているところや新しい施策を打ち出しているところも決して楽な経営をしているわけではなく、進退をかけてサービスを捻りだしてやっているのだよな、という部分もわかってしまい、いろんな立場の意見を目にするたびに私自身は単なるお客さんでいたいが故に、好き勝手に言葉を発するのが難しい空気になってきたな、とも感じています。
ところで、最近のサウナブームもあり今年は2つのサウナのランキングが(サウナ界隈で)話題になりました。
1つはサウナシュラン、と呼ばれるパリピ系サウナインフルエンサーの意向が強く反映されたもの。
もうひとつは前々から物議を醸し出されていたサウナシュランに対抗して、実際の愛好家のTwitter等のアンケート結果で選ばれた第一回週刊SPA!のサウナ大賞です。
サウナをランキングすること自体に個人的には抵抗はあるのですが、高石さんの編集している本(湯遊ワンダーランドなど)を信用しているのでこのアンケートには参加したいと思い、インターネットで回答しました。
湯遊ワンダーランド (SPA!BOOKS)
それを踏まえて、もう少しこれは深掘りしたいなという気持ちもあり、あらためて2020年に行ってよかったなと感じたり、強い印象が残った施設で定常的に女子が入れる施設を10個(に絞れなくて実際には13個)を紹介したいなと思います。*1
これも昨年まではそういうランキングを並べるようなブログ記事*2はあまり好きではなくて、単なる日記にとどめておきたいなと思っていました。
今もそのスタンスは変わっていませんが、とっかかりとしてこういう記事があってもいいかな、とふと思ったのです。
私自身も銭湯やサウナに足を踏み入れるまでに、はてなの記事をきっかけに誘われて、時にはヌシとのあれこれもあり、また良いと書いてある男性の口コミを読んで施設に行ったら実は女性側の設備と差があって失望したり、いろんな人の話を聞いていくうちに男性と女性の浴室は同じ施設だとしても全然ルールも雰囲気も違うな、と感じるシーンも多々ありました。
なので、最近増えてきたニューカマーの女性サウナーの方がどこに行くか迷った時のちょっとした助けになれば良いなと思って書いています。
ちなみに私は東京在住の30代女子で、あちこちふらふら散歩することが好きです。
サウナや銭湯には平日の夕方〜夜にかけて行くことが多いソロサウナーですが、平日や土日に終日サウナ施設にいることもあります。
サウナーではないダリンと一緒にご近所サウナや遠征サウナに行ったりもします。*3
好きなサウナは相模健康センター(神奈川県座間市)、薬師湯(東京都墨田区)、ロスコ(東京都北区)です。
下記のリンクは私をサウナや銭湯に誘った記事。
最近のヨッピーさんのサウナ関連の話題には疑問符がつくところも個人的にはあるのですが、この記事は何度かブログで紹介しており、とても好きです。
また、女性であるはせさんの記事をほぼ同時期に読んでいて、それらがきっかけになって銭湯へと足を踏み入れたような気がします。
hase0831.hatenablog.jp
travel.spot-app.jp
このエントリーは普段の徒然の延長としてたらたら書いていますが、よかったら読んでみてください。(前置きが長い…。)
施設名、所在地、最寄り駅の順に表記しています。
●相模健康センター(神奈川県座間市・さがみ野)
言わずと知れたサウナーで知らない人はいないのでは?と思う湯乃泉グループ*4のいちばん初めにできた店舗。
残念ながら2021/1/17に閉店が決まってしまいました。
私のいちばん好きなサウナです。
2020年の2月に初めて訪問して以来、そのサウナに魅了されてせっせと通いました。
相鉄線のさがみの駅から徒歩10分くらいで行ける唯一の店舗で、女子サウナ室がめちゃくちゃ良い!
温度と湿度のバランスがいつ行ってもよく、ごはんが美味しい。
ロウリュウ姉妹をはじめスタッフさん達がよく意見を拾ってくださって、作り上げられた最高のコンディションのサウナ室が魅力です。
女性サウナの方が湿度が高いらしい。
室内にあるバイブラ付き水風呂も冷たすぎなくて好きです。
閉まっちゃうのがほんとにさみしいな…
写真は桜の季節の相模健康センター。
www.yunoizumi.com
●スパ・アルプス(富山県富山市・大泉)
今年行った遠征サウナで、再訪を誓った施設。
入ったサウナの中ではいちばん印象に残りました。
北陸の雄、富山のスパ・アルプス。
今年、アルプスはかなりSNSに露出が増えたな、という印象で、ここに行ってるサウナ好きは多かったと思います。
紹介しといてなんですが、女性と男性の浴室には差がある施設です。
大きなポイントは、男性側にロウリュイベントがあることと外気浴スペースがあること。
女性側にはどちらもなくて、雪ロウリュのイベントのアナウンスを見たときにはいいなあと思って見てました。
で す が。
ダリンと一緒に行ったので男性側の話も聞いてみると、設備に差があるのを差し引いても水の良さを楽しめるのと、利用者数などから鑑みるにたぶん女性のサウナの方が居心地がいい。
浴室が熱湯、水風呂、サウナ以上というシンプルで質実剛健な造りはダイレクトに水の良さを味わえます。
3日行ったら髪の毛もちょっとさらさらになりました。
そして食堂のご飯が美味しい。
魚介が美味しいのは言わずもがな、アルプスのご飯はほんとに美味しいので寄った絶対食べて欲しいです。
サウナパンツ🩳、関東のサウナ施設にも導入して欲しい…
www.sauna-alps.com
ここまでが実際のSPAのアンケートに書いた施設です。
黄金湯はサウナシュランにもSPAサウナ大賞にも両方にランクインした錦糸町のインスタ映え系リニューアル銭湯です。
押上で大黒湯を経営しているご夫妻が、元々あった街の銭湯をリニューアルして営業を続けようとした矢先、コロナ禍に見舞われてクラウドファンディングで設備資金を募ったり、その拡散を同じ錦糸町エリアのサウナ施設のニューウイング吉田支配人が担ったこともあり、また実際のサウナが想像を超える銭湯サウナだったため、一躍有名になりました。
ここのサウナも男性と女性で設備に差があり、それぞれのサウナが特徴的な施設ですが、男性側のサウナの方が豪華です。
しかし毎週水曜日は浴室の入れ替えを実施していて、女性もその凄いサウナに定期的にに入れる、というのがキモだと思います。
ここは最後までアンケート書く時にも入れるかどうか正直悩みました。
というのも8月にリニューアルオープン後、めちゃくちゃSNSでブレイクしていて、お店には華やかなことが好きな人たちが集っている印象で、腰が引けちゃって2ヶ月くらい経ってフィーバーが落ち着いてから行ったのです。
で、その時はサウナまわりの話題を見るのに疲れていて、サウナ自体もしばらくいいかな…って思っていたのです。
でもたまたま水曜日に雨が降って行ってみたら*5このサウナほんとすごいな…、って細部まで感動するポイントがあって、すっかり好きになったのと同時に、サウナへの情熱を取り戻したサウナ室がここだったので、最後のひと枠はここに入れました。
この後押上の大黒湯に行って、やっぱり黄金湯は浮ついた感じのサウナを作った訳ではなく、すごく色々なことが練られた銭湯だということが理解できたので、末永くお客さんに愛されて欲しいと思います。
ここで販売しているロゴ入り今治タオル、レンタルで使った時にふわふわで使いやすくて絶対購入しようと思ってるのだけどいつも雨でまだ買えてない…。
koganeyu.com
ここからは独自のもの。
大江戸温泉物語、と聞いてサウナにピンと来る人はあまりいないんじゃないかなと思います。
事実私もそうでした。
基本的にグループで行ってみんなでわいわいしたり、デートで行くところというイメージが強いんじゃないかなと思います。
私がここに行ったのはTwitterで“都民割”を実施していると知って。
以前からサウナイキタイのサ活を読んで意外とサウナが良い、と書いてあって半信半疑でのサウナ室。
浴室のサイズな割にはコンパクトなサウナ室なんですが、オートロウリュ&ikiストーブの熱と湿度のバランスは良くて、空いてる時に入るサウナ室はよかったです。
TVのない無音サウナ、パッと思いつくところは少なくて貴重なのだけどもこんなところにあるなんてな…。
サウナー向けの設備というわけではないのですが、トータルバランスが良くて、且つ意外性があったので入れてみました。
ちなみにこの時はソロ活でしたが十分楽しめました。
ドライヤーがダイソンなの、太っ腹!って思っちゃう。
daiba.ooedoonsen.jp
●OYUGIWA(神奈川県海老名市・門沢橋)
OYUGIWAはTwitterのタイムラインを見ていてスンドゥブチゲの写真が美味しそうだったのと、東京の水風呂とは違った雰囲気の水風呂に入りたいなと思って訪問した施設。
入口のところ、写真が絵になりますね。
比較的新しめの施設で、洗練されたスーパー銭湯です。
若い人だけじゃなくて、ファミリー利用や近くに住んでいるムッシュー、マダムまで利用者層は幅広い。
浴室の動線はめちゃくちゃサウナー向けのスタイルになっていて*6、これがまたサウナ室が良いのです…!
80度〜85度くらいで決して熱いとは言えない温度なのですが、湿度があるときは絶妙な気持ちよさのある暗めのサウナで、近くにあったら通いたいスパ銭です。
水風呂が深いのもいいし、露天風呂も気持ちがいいし。
OYUGIWAのikiストーブ、なんとなく好き。
ロウリュも再開したとのことなので、3と7のつく日に行きたい。
とことこ4両編成の相模線に乗って行くのも風情があって良いです。(←電車乗るの好き)
スンドゥブがとっても美味しくて、あちこちだらだらするスペースがあって最高です。
ドライヤーはダイソン....!
www.fantasy.co.jp
隣にある歴史のある遊園地、としまえんの閉園に伴って、一時期どうなるのかが心配された庭の湯。
運営会社は西武グループのため、施設はプリンスホテルの内装によく似ている。
庭の湯はずっと水着着用のバーデゾーンまで含めてのサウナだと思っていて、なかなか敷居が高いなぁと感じていたのだけども、ある時銭湯図解の著者で小杉湯番頭の塩谷さんが、“庭の湯良かった”ってツイートしており、バーデに行かなくても楽しめるという評だったので一応水着を持って遊びに行ってきました。。
バーデも楽しみました。
サウナ室はカラッカラの90度、ストーンの乗ったストーブで時間によってスタッフさんのアロマ水をストーブにかけるロウリュがあり、湿度がある時とない時のサウナ室はかなり表情が異なる。
暗い小屋みたいな瞑想サウナで、入ってるとなんとなく落ち着くのがいい。
ひととおり必要なものも揃っていて、さすが都会の大人向けオアシス。*7
水風呂深めなのも嬉しいポイントだったなー!
www.niwanoyu.jp
閉店直前の駆け込みサウナになってしまった稲城浴場。
写真で見るネオンは今見ても可愛くてほっとする。
もうこの銭湯が存在しないのは致し方ないにしてもさみしい。
1月の終わり頃、やたらと自分の周辺に上がってきていた銭湯サウナ。
どうやらサウナがいいらしい。
これは行ってみたいな…!と思ってコロナがまだ騒がれすぎる直前くらいに、たぶんラストになるだろうと思いつつ訪問しました。
マイルドな温度だけど適度にオートロウリュのあるロッキーサウナ。
一目見てサウナ室に一目惚れしてしまいました。
ストーブをいつまでも眺めていたい、そんな気持ちになるサウナ室。
居心地が良いサウナ室に水風呂がまたぴったり合っていて。
閉店してしまったの、ほんとうに残念でやっぱりさみしいです。
このあたりの水風呂、好きな水風呂です。
●板橋天然温泉スパディオ(東京都板橋区・板橋本町)
コロナの緊急事態宣言が明けてすぐ、まだ恐る恐るサウナを再開していた時。
多少高くてもいいから人がそんなに来ない穴場のサウナに行きたいな…、と思って、湯活のススメさんのエントリーを思い出してやってきたのがここ。
見た目はお役所のような佇まい。
実は都内で有名なスパ銭、さやの湯処の近くに立地していているのだが、価格帯が違うためこちらは人が少なく穴場の施設。
知ってる人だけやってくる、温泉のあるスーパー銭湯。
泉質はさやの湯処と同じような感じのちょっとだけ大人向きのどっちかというと静かな施設だ。
遠赤外線のサウナは90度、適度に湿度もある。
露天スペースで外気浴ができて、お風呂の煙突を眺めながら空の青さが楽しめる。
静かに入りたい時のひみつの穴場施設。
www.spadio.com
●Smart Stay SHIZUKU 上野駅前(東京都台東区・上野)
おそらく東京オリンピック2020に向けて作られたであろうカプセルホテル。
コロナ禍真っ只中の2月にオープンしました。
本来だったら上野の街でブイブイ言わせていたインバウンドの観光客向けにつくられたのだと思うけど、オープン直後のコロナだったので少し心配。
SHIZUKUはサウナーの意見をよく取り入れてくれるお店で、水風呂の温度や水位が通好みの感じになったり、コンパクトなオートロウリュの無音サウナは上野の女子サウナにはめずらしい陰サウナで、密かに仕事で多忙なサウナ好き女子の間で評価が高い。
サウナに行き初めの頃の私が欲しかった設備が全て揃っていて(タオル類、モッズのドライヤー、化粧水、アカスリタオル)、アメニティが充実しており本当に道具を持たずに行ける数少ないカプセルサウナ。
頻繁には行けていないのだが、施設が新しく、ひととおりのものが揃っているのでおすすめ。
似た感じの施設にセンチュリオンがあるんだけど、どっちが好きかは好みとその時の気分かなぁ。
私はSHIZUKUの雰囲気、好きなのです。
shizuku-hotel.jp
●十條湯(東京都北区・十条/東十条)
この夏、京都でサウナの梅湯などの銭湯を運営しているゆとなみ社から店長さんである湊研雄さんを迎えた十條湯。*8
銭湯業界ではゆとなみ社の湊兄弟はよく名前を見かける有名人なのですが、サウナ業界だとあまり名前を聞かないかも。
新しいアイデアで今ある銭湯をバージョンアップして行く手腕や広報力が素晴らしいなと思っています。
そんな十條湯が水曜日のサウナにヴィヒタを吊るすヴィヒタデーを実施しているとの噂をきいて行ってきました。
昔ながらのお風呂に、壁にはタイル絵、水色のタイルが可愛らしいお風呂屋さんで、やさしい水風呂が気持ち良い…!
サウナに吊るしてあるヴィヒタに軽くスプレーをシュッとすると、グリーンの香りが広がってディープリラックスに誘われます。
ストーブの上に置かれた鍋に入っている水のおかげでサウナの湿度もあり、bgmはジャズ落ち着いた趣。
設備は全然違うのですが、なんとなく入った時に境南浴場に雰囲気が似てるなぁと思いました。
地元のマダムたちも多く、おっとりした雰囲気が居心地が良かったです。
やさしい水風呂に入ってみてほしいのと、喫茶店が併設されているのでお風呂上がりのひと休憩も楽しめます。
twitter.com
●宮城湯(東京都品川区・下神明)
実は昔、アメトーク!の銭湯大好き芸人の回でロバート秋山さんに紹介されたことのある大井町線の下神明から少し歩いたところにある宮城湯さん。
5月末のSAUNA BAZAARで知りました。
入り口にいる信楽焼の狸がお店のマスコット。
1階と3階のフロアは毎週木曜日に男女の浴室の入れ替えがあり、お風呂は温泉。
3階のフロアにが露天風呂があり、お風呂から見る東京の夜空と星は風情があります。
今年サウナが改装されて、私はまだ3階のサウナしか入れていないのですが、これがめっちゃ良かった。
壁がタイル素材になって、ストーブの熱がサウナ室によくまわります。
ほんと熱かった。
不思議と湿度も温度もあるサウナで、水風呂も入るとすっきりして気持ちがいい。
浴室の六角形のカランの形もあまり見かけない配置ですが、なんとなく好きです。*9
温泉とサウナのハイブリット銭湯です。
品川区はほかにも大崎金春湯、武蔵小山清水湯、西小山の東京浴場、戸越銀座温泉など人気銭湯がひしめく激戦区ですが、それぞれ特徴のあるお風呂屋さんが多く銭湯巡りの楽しい地域。
今度は1階の日に狙って行きたいと思います。
www.miyagiyu.co.jp
さいたま市北浦和の駅から徒歩12分。
静かな住宅街に突如現れるスーパー銭湯、孝楽。
春にサウナを改装してから、Twitterのタイムラインによく上がってきていて気になっていました。
真夏の暑い季節。
キンキンの水風呂に浸かりたい…。
そんなことを考えていたら、孝楽でミントの水風呂をやっているらしい&15度くらいをキープしていてキンキンらしい、という情報が入ってきて、サウナも気になっていたのでいそいそと行ってみたら。
思いのほか、お風呂とサウナと水風呂のバランスが良くて、これはいいなぁ…!と思いました。
サウナの壁がタイル素材で、熱すぎないけど不思議な熱さを感じるサウナ室になっているのと、大小のストーブで30分おきにオートロウリュが設定されていて、湿度あり、快適さ良し、クール水風呂でスッキリというバランスの良さに魅力を感じました。
あとは露天にある寝転がれる洞窟風呂が意外と良くて、気持ち良くてうとうとしちゃうお風呂でした。
www.yuyashiki.com
●ロスコ(東京都北区・駒込)*10
トリはやっぱりロスコ。
ロスコも実は男性サウナの方が外気浴ができて浴室が広めに作られている施設なのですが、そういう差があってもやっぱり好きだなと思うサウナです。
今年の春の緊急事態宣言で休みに入って以降、男性サウナは6月の終わりに再開したものの女性サウナは再開される気配がなく。
夏が過ぎて秋も終わりになる頃、もしかしたらもうロスコの女性サウナに入れる日は来なくて、このまま閉鎖されてしまうかもしれない…、あの水風呂にもっと入りたかったし、ちゃんと通えばよかったな…と諦めかけていました。
そうしたら.....。
11月の連休直前。
ロスコの女性サウナ再開の報が。
あのカラカラのサウナ室でだらだら反省会をしながら、汗が出てきた頃に水風呂に入って全部洗い流す体験がもう一度できる…!ということに感動して、抜歯が回復してすぐに(まだ微妙に回復があやしかったけど)やってきて、熱いけど熱くないカラカラサウナと掛け流しの水風呂にああー、生き返る…!と再会を喜び。
そして今度はロスコ側が少しずつ女子にやさしい制度(4時間1500円コース)や、サウナ室の温度を5度から8度ほど引き上げ、熱いサウナ室にしてくれたり、休憩椅子がそっと置かれていたりと、一途にサウナを営業していてくれるだけで嬉しかったのですが、そっと歩み寄ってきて気遣ってくれるやさしさが好きです。
うとうと机に突っ伏してうたた寝してたら毛布かけてくれるみたいな。
ロスコのサウナ飯は美味しくて、ずっと秘密にしていたのにとうとうダリンを誘ってしまいました。
このご時世で居酒屋にもなかなか出かけられないなか、でも居酒屋っぽい雰囲気の食堂で居酒屋ご飯を食べられる貴重な存在。
豆腐メンタルのため落ち込んだり凹んだりしてサウナで泣いて、水風呂で流して、といういうのが存分にできるのも良いし、ダリンと2人できて黙々とだらだらする新しいたのしみもできました。
休業中に行きたくなることが何度もあって、意外とロスコをすごく好きだったことに気付きました。
これからも通いたいので、変わらずそこにあって欲しいサウナです。
www.rosco.tokyo
ちなみに草加健康センターやおふろの国、萩の湯、薬師湯、斉藤湯、梅の湯、改良湯、金春湯などの有名どころは、2020年縛りにはそぐわないなと思っていて、今回の紹介からは外しています。
いずれも素敵なサウナなので、機会があったら訪れてみてください。
(2019年の春に銭湯版でこんなエントリーも書きました☺️)
iixxx.hatenablog.com