読書についてのあれこれと思い出

絶不調でした。

例年5月〜6月って結構だるい&つらいのコンボで動けなくてイライラするのですが、ちょっと落ち着いたかなと思っていたけど、やっぱもう少しいろいろ生活改善が必要っぽい。

 

 

 

うつうつしている間は、本読んだり漫画読んだりしてました。

昔からインターネットの課金コンテンツって、私あまり好きではなくて、紙の本は買うけど、画面で見るものは買わない主義でした。

無課金でもいろいろアマチュアの人が書いている小説とか×次創作とか*1はかなり精度が上がっていて、うまく探せば読んでいて楽しいものもある。

読み始めると止まらないので、寝る暇を惜しんで読んでしまうという本末転倒なことも。

課金・無課金のコンテンツの話は長くなりそうなのでまたの機会に。

今日は本を読むことについて思い出したことをつらつらと書きます。

 

 

本を読む、ということは学生時代からそこそこ好きな方でした。

自宅に暇つぶしになる娯楽が、本や漫画の他にはパソコンくらいしかなかったからかも。

私の家はゲームの類はNGという家だったので、ゲームはお友達のお家に遊びに行ったときにやるもの、という感覚。*2

漫画は運よく買ってもらえるときもあるけど、どちらかというとお小遣いで買うもの。

その代わり本は割と買ってもらえた、と記憶しています。

いわゆる、優良図書というやつですが。

 

 

そのためか、比較的わたしは小学校のときから本も漫画もよく読む方だったと思うのだけど、読書感想文はすこぶる苦手。

感想を、と言われても正直何をかいたらいいかさっぱりわからないし、どうしたらいいか悩んだ挙句、読書感想文の見本の文章を丸写しして、内容だけ変えて書いたら親からダメ出しを食う始末。

母からは

「あなたの読書は人から褒められるためだけにやっているように見えて好きじゃない。」

と言われたり*3、また中学に上がってからは学校で読書記録ノートなるものがあって、読む冊数だけは人の倍くらいあるものの、読んでいる作家の偏向がありすぎて*4、国語の先生のコメント欄には

「他の種類の本も偏りなく読みましょう。」

とあったり。

我ながら、よくぞ読書嫌いにならなかったな、とは思います。 

googleで検索したら、当時の読書はいわゆる偏向読み&乱読といって、成長途中ということを考えると、一般的に歓迎はされない傾向だと思う。

読書法に正しいとか正しくないとかがあるとは私はあまり考えてはいないのだけど、まあそれは大人になったから別に乱読だろうと多読だろうといいじゃない、読んだ感想とか読後がぺらぺらでも。と思えるだけであって、まわりからしたら周囲と違和感なく馴染める優等生とはかけ離れていたのではらはらしていたと思います。

 

 

そんな感じで多感な時期である中学生〜大学生くらいまでの間は、部屋の床は本だらけ(掃除しろよ、と思いますが)、机にはパソコン、そしてインターネットとどう考えてもオタクかつ変な人の部屋だな*5という環境で過ごして、読みたいものを読みやりたいことをやってすごしてきました。

 

 

大学生くらいからは、本を読むことに慣れたからか、毛嫌いしていた古典と呼ばれるジャンルや近代文学*6、新書もビジネス書も自然科学的な分野もそこそこ読むようになり、また1回読んだものを何度も読み返したり、精読したりとだいぶ偏りは補正されてきたように思う。

海外文学とかももうちょっと読んでおけばよかったな、と思う。

 

 

大学生くらいになってからは、母との読書の話のわだかまりも溶けていて*7、本読むの早くていいよね、くらいな感じだ。

 

 

仕事をし始めてからしばらく忙しくて読むこともなかったけど、最近はちょうどいいから何か読もうかな。 

*1:要するに同人系やライトノベルと言われるジャンル

*2:後に弟の時には懇願に根負けして買っていたので、その後はあるにはあったのだけど。

*3:そういう母は量を読む人ではなく、想像するに、学生時代はどちらかというと教育を考えた時にど真ん中をいく多様な本を読むタイプです。

*4:1人の作家が気に入ると図書室に置いてある本を読み尽くすことが多かったです。だから、本質的に読書記録を取らせる目的である”多様な本を読むこと”とは趣が少々異なった使い方をしていました。

*5:偏見です。

*6:それでもやっぱり好きなのは太宰とか三島とか谷崎だったからやっぱりだいぶ偏ってる....。

*7:っていうか、そんなこと言ったの?って忘れてたよ....。やっぱり。

いま、この瞬間の欲望をひとつひとつ実現する。

ポエム的な話。

 

 

辛い......!

というか、久しぶりに非常に辛い2週間だった。

仕事が終わって、規則的に会社に行かなくて良くなったからか、気圧の関係か*1、はたまた両方か。

久しぶりにどブラックな期間を過ごした。

 

 

具体的には、

  • だるくて布団から出れない
  • 家の中は放置しっぱなし
  • お酒を飲むと荒れる(または、記憶がなくなるまで飲む)
  • 動けない
  • やらなければいけないことが積もっていく
  • 相方には完全な八つ当たり
  • 動きたくない
  • もちろん家から一歩もでない
  • 家のことは一切しない
  • ひたすら眠るだけで昼夜逆転
  • 起きている時間はインターネットサーフィン(っていうか、ROM)ポーランドボールという漫画をひたすら読んでいた。猫耳と尻尾のついた日本はちょっと可愛いと思ってしまった。あと、ヨーロッパのうる覚えだった地図が結構正確に書けるようになった気がする。

という感じで、久しぶりに うわぁ....... という感じになった。

 

 

仕事が一区切りしたらやりたかったこと(やらなければいけないこと的なやりたかったこと)が山積みになっていたのに、一切合切無視を決め込み、ひたすら、ただひたすら引きこもるだけの時間。

家飲みのお題とかも書きたかったのに、途中まで書きかけて結局投稿できなかったし。

いろいろ残念すぎる。

 

とりあえず、MUSTかつ終わらせたかったこと

  • 新婚旅行(海外)の手配←金額みて眩暈が.....  放置
  • 夏に出かける飛行機の手配←マイルで飛ぶ予定なのだけどめんどくさくて放置
  • 歯医者に行く←奥の親知らずが前に怪しいといわれていて、本格的になるまえにどうにかしたいのだが。←歯医者に行ったら奥の親知らずは抜いた方がいいと言われて泣きたい。っていうか泣く(T ^ T)*2←去年クリーニングしたときに、親知らず抜けば?って言われて絶対嫌だけど最悪しょうがないから腕のいい歯医者を探そうとおもって探した近所の歯医者さん。腕は確かによさそうだけど.....。。。。。  頑張って行った。
  • 美容院に行く 行ってきた
  • 夏のお洋服を買う←オフショルダーギンガムチェックのトップスと涼しくて軽いワンピースが欲しい 放置

 

全然ダメだ.....と思ったけど、書き出してみたら思ったよりは進んでるわ。

わたし結構えらいかも。

 

 

6月は本当に私はもともと苦手だけど、まあ例によってつらい。

昨今のパキッと晴れたり、ぐずぐずな曇りとスコール的な雨が続いたりする、この落差の激しい気候が苦手だ。

はやく梅雨開けしないかなぁ.......。

 

 

こういう何をやっても全然ダメな時は、意識して”今、自分が何をしたいか”ということにフォーカスすることにしている。

私は結構、先のこと、先のことを考えてしまって勝手に悲観的になれるという残念な特技があるので、かなり意図的にこういうことをしないと本当にひどい感じに悪化する。

なので、こういう期間の対処法は、本当に些細なことでいいから”お昼にラーメン食べたい”とちらっとでも思ったことを1個ずつ実現して積み上げていくことで、気がつくと自信が回復してきて比較的動けるようになったりして、ブラック期間を抜けていく。

 

 

とにかく、自分の欲求を丹念に探って、感じていかないと頭で考えていることが先行してしまってハートが考えていることがわからなくなりがち。

それは結構、私にとっては怖いことなので、本当に気をつけている。

 

体力のある頃は、とにかくどうしたいかわからない時は、夜遊びに出かけて夜通しお酒のんで踊って、たまには異性と夜を過ごすことでリセットしていたが*3、それをやり切るだけの体力が枯渇してしまったので辛い気もする。*4

 

 

相方のすごく好きなところは、こういう風にブラック期間に突入した時に、ムリに「アレコレして、解決したら?」ということは一切言わず、 ご飯を作れないときはお弁当を買ってきてくれたり*5、洗濯物が放置されていても一切文句は言わず回し終わった洗濯物は乾燥機に入れてくれたり、働いたら?とも言わず、とにかく放置してくれるところだ。*6 

とてもありがたいと思って感謝している。 

 

 

そろそろ、抜けられるといいなぁ.....。

そういえば、その抜けるきっかけの一環として、「マツコの知らない世界」でやっていたスーパー銭湯的なやつに行ってきたんだけど割と良かったです。

平日の夕方という結構な時間に行ったんですが、かなり混んでました。

すごいな。

 

www.sayanoyudokoro.co.jp

 

 

少し前から、銭湯巡りをたまにしているのですが、たまにはスーパー銭湯的なのもいいよね。

個人的なお気に入りの銭湯は寿湯(7月まで工事中)と斉藤湯。

 

台東区東上野寿湯

東京都荒川区日暮里銭湯 日暮里 斉藤湯

 

 

たまに思いっきり汗をかきたくなるので、銭湯行ったり岩盤浴行ったりよもぎ蒸し行ったりします。

あ。

よもぎ蒸しも私は割と好きです。

最近全然行ってないけど。

仕事しててストレスフルだったときは頻繁に駆け込んでました。

 

よもぎ蒸し | よもぎ蒸し&ゲルマニウム温浴 女性専用サロン 楽座や | 日本橋・池袋・新宿・渋谷

 

 

そんな感じです。 

独白おわり。

 

*1:うつになる少し前くらいから体調デリケートになり気候にかなり左右されるようになった。

*2:たぶん痛くないし、5分〜10分くらいで抜けるしそんなに気にならないと思うといわれたけど怖い。痛いのほんとムリ。

*3:倫理的にはともかくとして、体感的には頭もスッキリして結構いいリセット方法だと思う。

*4:っていうか、今同じことやったら倫理的にアウトである。

*5:早く帰ってきた時はお味噌汁を作ってくれる

*6:そういう扱いをしてくれるようになったのは、うつを経験しているところを間近で見ていたからかもしれない。初期は構いたがりだったけど、途中から放置が唯一の有効手段としてくれるようになった気がする。

さっぽろ雪まつりに行ってきた話 2017 その2

前回の続き。

 

港町、小樽の観光

小樽に行くまで知らなかったのですが、さっぽろ雪まつりの開催期間と同時期、札幌から電車(快速)で40分くらいのところにある小樽では「小樽雪あかりの路」というイベントが開催されています。

街全体がフェス的な盛り上がりをみせる札幌に対して、小樽の雪あかりの路はとても幻想的で静寂の中ほのかな淡い光に包まれる感じがとても印象的でした。*1

 

札幌市内のアクセスのいいホテルが埋まっていなければ、小樽に来る予定はなかったのですが、結構良かったので、お時間あったら札幌&小樽の観光はアリだなと思いました。

 

夜、お寿司食べに行くのが目的だったので駆け足だったのがちょっともったいなかった....。

よく写真で出てくるのだけど、雰囲気は本当にとてもロマンチックです。

 

yukiakarinomichi.org

 

 

翌日は、午前中に小樽運河まわりを散策。

小樽の街は札幌に比べると雪が深くて、街一面真っ白。

雪に閉じ込められた街、という感じ。

よくも悪くも閉鎖的な雰囲気はあるけど、一度バブル的に街が繁栄を極めて、それから寂れて、そのあとゆっくり流れる時間を生きている老成している街というか。

なんていうか、歴史を見るとアップダウンのえらい激しい街なんですよね。

太宰治は小樽とは無関係なのですが、なんとなく太宰作品っぽい魅力があります。*2

 

 

今では小樽運河を筆頭に、大正時代に建てられた古い建物が数多く残っていたり*3、鰊御殿*4や、繊細なガラス製品など、見どころがたくさんあり、かなり文化的な街でした。

 

北一硝子でお猪口とかコップとか買ってきたのですが、使い勝手がいいです。

温度で模様の色が変わるコップが面白くて、ついつい買ってしまった.....!

そういうのに弱いんです....。

ホームページがレトロだな。

 

www.kitaichiglass.co.jp

 

昼間の小樽運河

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小樽の寿司

この旅行の裏目的は、小樽の寿司。

雪まつりに行って、せっかく小樽に泊まるなら、

回らないお寿司屋さんのカウンターで、夜、心ゆくまで握ってもらったお寿司食べたいよね?!

と、いう気持ちがあり、お寿司屋さんに突撃してきたのですが、そこに辿りつくまでは結構受難の道のりでした。

 

 

なにしろ、小樽駅に着いたのは夜7:20頃。

東京の感覚で行った相方と私もだいぶ悪いですが、お店閉まるの早くない?

駅に着いて、街を見た瞬間思ったのは、やばい、この街、予約しないとお寿司屋さんのカウンター座れないパターンになる気がする、ということ。

速攻でホテルに行ってまずやったことは、お寿司屋さんのカウンター席の予約の電話。*5

大体感覚的に言うと、閉鎖的な街でアポなしで突撃するとロクなことがない、という予感があって、ともかく2人で電話しました。

かけてもかけても断られる(笑)!

笑うしかない。

7件目くらいに電話したお店で、9:00には閉めるけど、と前置きがありつつも漸くOKの回答が出る。

地図見ないで電話してたのですが、結果的に寿司屋通りにあるお店でホテルから歩いて3分くらいだったのでよかったです。

 

 

お寿司屋のカウンターに座ってからは、たっぷり時間があるわけではなかったので、

さらっとお刺身をつまんでから、あとは握りを食べたいです!

お刺身はお任せでお願いします。

と注文して、結局ビールと日本酒を飲みつつ、小樽のお刺身とお寿司を堪能しました♡

食べるのに一生懸命だったので全然写真撮ってません。

 

小樽はさすが地のものが美味しくて、鰊とホッキ貝、サーモンにウニは絶品。

舌がとろける.....!

 

いつも贅沢しているわけではないのですが、たまのことなので。

お会計はそれでも東京のお寿司屋さんで好き勝手頼むのと比べると、だいたい3割くらい安い気がします。

 

日本橋(地図/写真/小樽/寿司屋) - ぐるなび

日本橋・・・食べログ

 

 写真は翌日撮ったもの。

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美味しかった。

余談ですが、お寿司屋さんのカウンターって普段の生活では会うことのないタイプの人が多くて、大人の遊園地みたいだな、と思ってます。

 

その他

1泊目の夜は、札幌の街中でラムを食べました。

札幌と言ったら、ラム肉!

相方が昔ラムを食べたときの印象がいまいちで、あまり好きではないと言っていたので、絶対食べたほうがいい!北海道のラム外れない限り美味しい!!!と力説して、行ったもの。

相方も満足していて、私もたっぷり食べて満足。

あと旅行中はサッポロクラシックばっかり飲んでいたのですが、なんであんなに北海道で飲むサッポロクラシックって美味しいんだろう。

 

士別バーベキュー

食べログ 士別バーベキュー

 

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前回(2009年)に行ったときには、ここに行きましたが、ここも美味しいんですよね。

ジンギスカン

 

 

帰りは夜だったので、新千歳空港で空弁を買って帰りました。

まだ海鮮食べるのか......(笑)。

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それにしても、美味しい旅行だったな〜♡

 

 

*1:ほんの少ししか見てる時間なかったんですが.....。

*2:ちなみに小樽の街は「蟹工船」で有名な小林多喜二押し。小樽は小林多喜二のゆかりの地です。

*3:昔の銀行の支店の建物は、いずれもとても豪華で見る甲斐があります。

*4:かつては鰊漁がとても盛んで、小樽の主要産業でした。

*5:カウンターでお寿司食べたいなら先に予約しとけって話ですが。

さっぽろ雪まつりに行ってきた話 2017 その1

書こう書こうと思っていた”さっぽろ雪まつり”のエントリー。

すっかり時間が経ってしまって、旬を逃してしまった感じが満載ですが、いろいろ書き残しておこうと思います。

 

 

旅行の予約

近年、大人気のさっぽろ雪まつり

雪まつり期間のさっぽろのホテルって、えげつない”雪まつり”価格になるのと、例年満室で全然予約取れなくなるので、行くのがわかっているなら事前に予約した方がいいです。

絶対。

例年2月の2週目が大体お祭り期間なので、そこを目安に動き始めたらいいかなと思います。

今回は11月末にANAスカイホリデーで予約をしたのですが、すでにその時点でかなり埋まってた......。

11月の頭に見た時には余裕があったので、まだいけるな、とほっといた私が悪いんだけど。

 

飛行機+ホテルがセットになって一括で予約できるので、JALANAの航空会社系ツアーは割とオススメ。

各旅行会社は雪まつり期間中の札幌市内の各ホテルの部屋を大体押さえてるし。

比べるのがめんどくさかったので今回は旅行会社系は見なかったんですが、JTBでも近畿日本ツーリストでも日本旅行でもそんなに金額変わらない気がする。

JALで組みたい形で組んだら結構な金額(およそ¥58000/人)になって、え、そんなに払うの?と思ってペンディングしてANAで再構築した結果、(¥43000/人)に抑えられたので今回はそっちで行きました。

ちなみに2泊3日の金額。(それでも¥43000.....。繁忙期価格だし、快適旅となるとまあそんなもんよね。)

 

私1人だったら絶対行かないけど(過去に行ったことあるし)、相方が絶対行きたいというのでまあ行くか、的な。

ラクな旅行にしたいと思うと、この期間は高くなるので覚悟はした方がいいと思う。

 

www.ana.co.jp

 

 

www.jal.co.jp

 

この期間のアジアやヨーロッパなど各国からの観光客がすごく多く(京都並み!)、かなりインターナショナルな感じなのと、そのせいというかおかげというか、まあそれもあってホテルは本当埋まるの早い。

  

 

服装

寒いです。

2月の札幌をなめてはいけない。

マジで寒い。

平均気温マイナスって何?!

元々、スキーをするのでそこそこ寒いには慣れてるんですが、それにしても寒いよ....。

 

ダウンコートは必須。(ロングだとベター)

タイツにデニム、ヒートテック(キャミソール)onヒートテック(長袖)、ニット、靴下。

手袋にニット帽、ネックウォーマー(ないしマフラー)。

足元はスノーブーツ!(長靴とかヒールのないブーツでもいいとは思うけど、スノーブーツが絶対ラク。お洒落より防寒。)

貼るカイロは大事(腰に貼るといいらしい)。

 

余談ですが、ちびっこはスキーウェアを着てる子が多かったです。

 

 

雪まつり会場

雪まつりの会場は2017年は3箇所でした。

 

よくTVに映る街中の雪像がいっぱいあるのが「大通会場」(大体全部歩くと片道2Kmくらいの長さ)

夜の歓楽街すすきのでたくさんの氷像がある「すすきの会場」

ここまでの2つが街中にある会場で、夜はライトアップしたりプロジェクションマッピングがあったりして多彩。

 

もう1つは郊外にある「つどーむ会場」。

大きな滑り台とかがあってアクティブに遊べるところ。

交通アクセスがちょっと不便で、大通会場やさっぽろ駅、栄駅からシャトルバスが運行しています。

 

相方と私は、「大通会場」と「すすきの会場」をそれぞれ昼と夜と両方見に行ってきました。

大通会場は前(2009年)に来たときよりもパワーアップして楽しかったです。

プロジェクションマッピングを使った雪像が多く、夜のライトアップはオススメ。

 

 

【大通会場】

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浅田舞ちゃんのアイスショー

曲はオー・シャンゼリゼでした。実物めっちゃ可愛かった。

寒いのと雪で滑りずらそうだったけど.....。

なお、このリンクは通常は一般開放されていて、普通にお客さんが滑ってます。

私たちもスケートしてきました。(外だから、リンクの氷は結構凸凹だけどね。)

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【すすきの会場】

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旅行の手荷物は持っていると大変なので、ホテルに預けるか、さっぽろ駅のコインロッカーおよび臨時の手荷物預かり所に預けるのがオススメ。

臨時の手荷物預かりが駅のところにできていたので便利でした。

 

さっぽろ雪まつり公式サイト|SAPPORO SNOW FESTIVAL

 

ホテルとフライト

ホテルとフライトは組み合わせ自由なツアーで行ったので(とは言っても、団体ツアーではなく、個々人で動くやつです)、色々選べました。

いい時間帯のフライトや、いい場所にあるホテルはやっぱりプラス料金が発生します....。

諸々考えて組んだ結果、こうなりました。

  • 朝イチのフライト(朝7時台の羽田発 AIR DOコードシェア便))
  • 1泊目:ホテルクラビーサッポロ
  • 2泊目:オーセントホテル@小樽
  • 夜遅く(20時台の新千歳空港発 ANA)

 

雪まつりをみたかったら、ホテルはさっぽろ駅および大通会場の周辺かすすきのエリアのところをオススメします。

今回泊まったホテルクラビーサッポロは少し会場から離れるのですが、地下鉄で1、2駅くらいだったので移動はそんなに大変ではなく、街から少し離れるためか静かで過ごしやすいホテルでした。

ホテルのお部屋もかなり広くて、快適!

前回はすすきのの東急REIホテルに泊まって、そこはそこで遊びにいくのがとっても便利なので、夜繰り出すタイプの人とかはこっちがいいかも。

 

 

clubby-sapporo.jp

 

www.sapporo.rei.tokyuhotels.co.jp

 

 

2泊目は、さすがに札幌のホテルはかなりのところが満室だったので、小樽にとることに。

オーセントホテルは静かでこじんまりしたホテルだったのですが、品があって割と私の好きなタイプのホテルでした。

小樽駅からも歩いて5分〜7分くらいで遠くなく、ちょうど小樽の観光地である小樽運河小樽駅の中間地点くらいのところにあるので立地はかなり良い。(寿司屋通りまで歩いて3分くらい。)

ダブルでお部屋をとったのですが、運良くお部屋が空いていたのかツインにアップグレードしてくれてたので、ラッキーでした。

広くて快適♡

 

小樽に行く機会があったらオーセントホテルでいいなぁ〜、と思う。

オーセントホテルはバーが結構良くて、お酒とチョコレートがとっても美味しかったです。

 

www.authent.co.jp

 

 

フライトは、特に考えずに時間だけで取ったら、行きがAIR DOANAコードシェア便で帰りがANA便でした。

個人的に、相性が悪いのかANAに乗る時は結構ハズレを引く印象があって、今回はどうかなぁ....と思ったのですが、やっぱりAIR DOの方が乗りごごちが良かった。

機体の問題なのかもしれないけど、ANAの座席間隔が狭い気がする.....。

次、北海道に行くならAIR DOかなぁ。

 

コードシェア便だったので、AIR DOか〜...と思っていたのですが、かなり快適でした。

良かった!

 

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そんな感じでした。

その2に続きます。

 

教会結婚式のあれこれ。

少し前に、ガールズトークで結婚式の話になった。

 

 

もうお互い結婚していて、式にも出ているので、まあ結婚式って準備とか大変だったよね、というアフタートーク的なやつだ。

そのときに話していたら、実は結構めずらしい(?)経験なのではないかということに行き着いたので、誰かの今後の参考になることもあるかなあ....と思い、思い出したあれこれを書こうと思います。

 

 

相方と私の結婚式は、ごく親しい身内と友人だけで海外挙式&パーティーにしたのですが(そっちは最近だと一般的かな?)、実はその前に、教会で結婚式をしました。

 

 

相方と私のあいだでは当初話した時に特にする予定はなかったのだけど、さまざまな事情を考慮した結果、家族だけの教会結婚式をすることを選択。*1

相方がクリスチャンだったためである。

とは言っても、相方自身はかなりゆるく、相方の両親もきっちりかっちりしているタイプではない。

会話をしていると、ときどき、なんとなく考え方のベースにはキリスト教っぽい考え方があるな〜と思うことがあるくらいの感じだ。

正直、私はどっちでもよかったので(特に何かを強要されたわけでもなかったし)、まあなんかひっかかるんならやっとくか、くらいの......相変わらずゆるい感じだったのだが。 

 

 

そんな感じで挙式だけしたのだが、思ったよりも準備やその他諸々は大変だった。*2

っていうか、私、全然しきたり的なこととか暗黙の了解とか知らないからね!

とは言え、最近では結構「クリスチャンじゃないけど結婚式を教会でしたい!」ニーズがあるらしく、教会側も慣れているみたいで*3、実際には暗黙知的なものを知らなくて困ったことはなかった。

 

 

なぜ教会結婚式が大変かと言うと.....。

 

細々した手配を全部自分でやらなければいけないから、なのです。

 

逆に言うと、教会結婚式は自分で組み立てる分、かなりアレンジききます。*4

なのでアレコレ自分で決めてやりたい人にはいいかもしれない。

 

 

普通の結婚式(いわゆるホテルウエディングやゲストハウスウエディング、レストランウエディングなど)では、基本的に挙式+披露宴がセットになって、業者が入ってアレコレやってくれるので、いくつかの選択肢の中から選べるけど、自由にアレコレ持ってくる、というのは難しい。

ただ、当然プロのプランナーが入ってくれるので、よくも悪くも「次はこれをやる」ということが明確に示され、きちんと準備が進みます。

こだわりが強いと予算との兼ね合いになるだろうし、あまりそういうのがなければプロに任せておけばちゃんとなるようになる。(らしい。)

 

 

最近は教会で挙式をして、披露宴は教会から近いところのホテルやレストラン、というのが教会結婚式をする多いパターンだと思う。

参考までに、教会結婚式をアレンジしてくれる会社もある。

これあったらラクだったわ......。

www.arrival-wedding.com

 

 

教会の近くのホテルやレストランは、おそらくそういう相談が多く慣れていると思うので、披露宴を開催する場合にはそっちのプランナーにいろいろ相談するとかなりラクに挙式の準備もできると思うので(ドレスやメイクやカメラマンの手配は省けるはず)、教会結婚式を検討しているカップルはそっちに相談を持ち込むのも手かなと思う。

もちろん、教会にいろいろ問い合わせる必要はあるけど。

 

 

ところで、それで、でも結婚式は自分でアレコレやりたい!(けど何をしたらいいのかいまいちわからない)という人向けに。

参考までに私が準備したことを書き出します。

 

  1. ヘアメイクとアテンド、および着替え場所の確保(ものすごくインターネットを駆使して、教会の地元のブライダルサロンを探し出しました!)
  2. ドレスとタキシードのレンタル
  3. カメラマンの手配(教会によっては専属カメラマンじゃないとダメなところも。あるいは紹介してくれるケースもあります。実際に、入っていい場所悪い場所や結婚式の様々なルールがあるので、紹介された業者さんにお願いするのがベターだと思います。専属でない場合は、教会結婚式に慣れてるカメラマンにお願いした方が無難。)
  4. ブーケ&ブートニアの手配(ヘアメイクのサロンが決まったので、同じく地元のお花屋さんにお願いしました。)
  5. 招待状の準備および印刷&発送(致し方ないので、amazonで招待状キットを買ってDIY!実家のプリンターでせっせと印刷しました。切手は郵便局で慶次用というと専用の切手を出してくれます。)
  6. ブライダルエス(背中の出るドレスの場合、シェービングはしておいた方がベター。あと、化粧のりが良くなるので、やった方が気が済む。)
  7. ネイル(普段行きつけのサロンがあればそこで。まあ、これはホットペッパーとかで検索すると出てくるのでそんなに難しくない気がする。)
  8. タクシーの手配(教会から駅までの帰りのタクシーの手配。駅から近いといいんだけど、そうでなければ要手配。)

 

 

ー・ー・ー・ー・ー・ー(以下利用したところを参考までに)

ヘアメイクサロン:オフィスメイプル

ドレス&タキシード:ウェディングドレスレンタルの東京ドレスレビュー

写真:山田写真館

ブーケ&ブートニア:横浜・元町の花屋【モトマチフローリスト】

結婚式招待状: Amazon

ブライダルエステ:レイア

ネイル:新宿・銀座の大人ジェルネイルサロン|ネイルサロンブリスト

 

 

ー・ー・ー・ー・ー・ー(その他参照)

準備の時間があれば、ペーパーアイテムはデザインだけ作って印刷はお願いする、なんてこともできる♡♡

種類が豊富で選ぶのが楽しい。

海外挙式の時は、ここのペーパーアイテム使いました。印刷は間に合わなくて自分でやったけどね!Do It Yourself......。

 

www.amo.am

 

ここのカメラマンさんのblog好きです。

時間と予算に余裕があったらお願いしたかったな〜、と思う素敵な写真が多いです。

あ。

自分がお願いしたところのカメラマンさんもとても素敵な方で、写真もとっても満足してます♡

 

ameblo.jp

 

 

 

教会結婚式のその他のポイントとしてあるのが、「結婚講座」を受けることがmustである、ということ。

相方と私も直前の期間は教会に通って結婚講座を受けたのですが、かなり良かったです。

 

 

というのは、通常の結婚式って、普段の生活で結婚について考える機会ってほとんどないまま、

好きだから(あるいは、条件があってお互い納得できたから)お付き合いをして、

カップル同士の日常の会話からお互いの価値観を推測して、

相互の両親と会ってみてどんな人たちなのかな?と確認して、

やっぱりいいなと思ってプロポーズがあって、

結婚式の準備でガンガン喧嘩になりながらも(ならないカップルももちろんいる)、

当日の結婚式を迎える、

という流れが割と一般的かなぁと思います。

結構”なんとなく”合うからまあいっか、みたいな感じで、具体的にお金の話や作っていく家庭の話や子供の話やそれに付随する教育方針みたいなことって、あまり話さない(あるいは暗黙の了解として扱っている)気がする。

 

 

その辺りのことを、結婚講座では

”そもそも「結婚」とはなんぞや?”

というところから始まり、

あなたでどんな人?みたいなことや、どんな家庭を作っていくのか?とか、その他もろもろの付き合っているときにはなあなあで済ませていた部分を、パートナーとのブレストで、考え方をぶつけ合って価値観の擦り合わせをしていくので、私はかなりたのしかったです。(←そういうの好きだから。)

みんな気楽に受けたらいいのに、と思ったくらい。(あまり機会はないと思うけど...)

 

 

教会結婚式って、あまりネットとか既存の媒体に何をしなければいけないとかってことが書いてなくて、しかもやったことある人が身近にいないとどうしたらいいのかがかなり手探りで、結構大変だったので、とりあえずこんなんだったよ!というのをまとめてみました。

 

実際には、教会ごとにスタンスが違うので、わからないことはとりあえず教会に問い合わせてみるのがベストかな、と思います。

余談ですが、すごく頑張って探し出したヘアサロンは、地元でやっているだけあって、かなり教会結婚式に詳しかったです。

偶然ですが、アテンドについてくれた方とカメラマンの方も顔見知りのようで(地元の業界って狭いんですね!)、連携もスームズでした。

 

私はこれ以上DIYしている時間がなかったのでやりませんでしたが、式次第も自分でアレンジできたり(教会チェックはあったはずだけど)、 フラワーシャワーなどもできたりするので(もちろん教会によりけり+当日の天気に左右される)、かなり自由にアレンジできるので、思い出に残る結婚式になると思います。

 

 

教会だからといってあまり気負わなくてもいいとは思うけど、覚えておいた方がいいのは、営利目的ではないということ。

あとは、当たり前ですが、礼節をもって接すること。

以上の2点を踏まえておけば、必要以上に怖がることはないのかな、と思います。

 

 

 

私は教会結婚式をやってよかったな、と思っています。

このエントリーが、困っている人にも届いたらいいな、と思います。

*1:元々は両親だけにしようと思っていたのだが、証人が必要なことがわかったため兄弟をよんだ。なお、教会の結婚式は本来は誰でも出入り自由である。

*2:今考えれば、仕事辞めてたからできたけど、働いてたら絶対ムリ!

*3:教会ごとにスタンスが異なる。私たちが挙式したところはかなりオープンかつ様々なことが緩やかに運用されていた。わからないことなどは都度都度教会に問い合わせると丁寧に対応してくれる。なお、教会のオープン度合いはある程度ネットを見るとわかると思う。ネットに出てくるところは信徒以外の結婚式に対して寛容なケースが多いと思われる。

*4:制限される部分も出てきますが、かなり私は自由にやれました。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)を読んで →その2

前回、長くなった分の続き。

休職してから、寛解するまでのこと。

 

 

2014.7〜2014.11:

ひとまず休職期間へ。 休み始めはうまく休めなくて、全然休んでいる感じがなく、病状は一進一退の繰り返し。

少し良くなったと思えば、すぐに調子が悪くなり、なかなか回復しない時期が続く。

その時期に始めたのがこのblog。

当初の一進一退&イライラ具合は昨日のことのように思い出せる(できるなら思い出したくはない)。

 

↓このへん。

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2014.12:

相変わらず調子がいい時と悪いときと行ったり来たりする感じ。

調子がいい時は、ちょいちょい相方と会っていた。(とは言っても、相方の部屋で寝っ転がってることが多かったけど。)

年末に関西の実家に帰るというので、ふーん....と上の空できいていたら、「結婚前提で付き合ってる人がいるって話しようと思うんだけど。」と言われ、へー.....。ん?!と答える。

 

当時の私の結婚観はアラサーの年頃にしては変わっていて、「正直めんどくさいからあまり(結婚に)乗り気じゃない。」という感じ。

しいて言えば、結婚プレッシャーがめんどくさいからどうにかなんないかな.....的な。

そして、相方は結婚したいし、子供欲しいし、家庭を作りたい堅実派。

 

なので、相手の年齢を考えたらそう言ってぐずぐず引伸ばすわけにもいかなくなってきたし、まあ精神疾患があってもいいっていう人ってあまりいないような気もするし、そこまで言ってくれるなら、まあ結婚してもいいような気がする。1回くらい結婚するか。

ダメならやめればいいんだし(←!)くらいの気軽な感じで、「あー、わかった。じゃあ私の実家にもその話しとくわ~。」と回答。

双方の親に話したところ、「結婚式はいつするのか。顔合わせはいつするのか。」と畳み掛けられ、とりあえず両家へご挨拶をすることに。

 

復職してから遠距離へ出かけるのは絶対体力的に絶対無理!と思っていたため、復職直前。

結婚式とかそもそもだいぶ先にしとけばいいや、と思っていたら、どっちからもいつ頃やるんだ?!と詰められたのでかなり顔合わせやら結婚式やらの話が具体的かつ現実味を帯びてくる。

結婚式に関しては、海外でやるという点は2人の意見が一致していたので、あまりすり合わせはいらなかった。

 

 

2015.3:

ようやっと復職。

最初だったので時短で対応してもらったものの、かなりきつく仕事を終えるとダウン状態。

げろげろ。

インフルエンザにかかったり、調子を崩しまくるも頓服薬の追加&薬の増量で頑張って踏みとどまる。

 

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2015.4〜6:

早々に1.5Hの通勤時間に音をあげて、職場に近い相方の家に週の半分くらい転がり込んで、半同棲へ。

結婚どころか付き合ってる人いる話してないのに職場にバレたらめんどくさいなんとかしようか......、と言って、とりあえず先に籍だけ入れて一緒に住んでる報告しようかという方向に。

とりあえず、婚姻届をとってきて記入し、出すのは出せる状態に。

増量した薬が重くてすぐに元に戻る。

体調的には良くない状態が続く。

 

 

2015.7〜8:

5月の面談でそれとなくジャブは打ったが、いきなり入籍報告をして(したと取られて)上司に怒られる。*1

急に入籍になったのは、この頃調子を崩して入院していた祖父が亡くなりそうだったという理由だったんだけど。(実際、入籍翌日亡くなった。)

 

前半は旧姓使用届を出して、仕事を続ける気満々だったが*2、もういっそいいわ、と緊張感がプツンと切れる。

体調は辛い、

復職直後から仕事はかなりプレッシャーをかけられる、

今後の自分の社内でのキャリアは全く見通し立たない、

自分が楽しいと思えない仕事の部署にしか異動の可能性ない、

相方が会社にいる限りは、かなり自分の仕事が左右される可能性が高い、

という状況が重なったら、まあ辞めるわ。

 

ゆるキャリで行きたかったのに....、と思ったりいろいろ葛藤があったが、気持ちが切れてしまったので、辞めることに。

寿退職で理由もつくし、まあいーか。とは思ったけど、結構そこに行き着くまでぐるぐるしてるわ。

往生際....!

 

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2015.9〜11:

退職したのでのんびり生活することに。

と思っていたが、海外挙式の準備を始めたのと、ハローワーク通いと、両家の顔合わせでバタバタ気味。

しかし、体調は仕事のプレッシャーから解放されたからか、かなりラクになった。

仕事を辞めたら減薬になったので、途中調子が狂ったが、しばらくのんびり過ごしていたら少しずつ普通に暮らせるようになった。

 

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2015.12:

結婚式の準備*3やら何やらでバタバタしていたのだけど、うつの薬は減薬の一途をたどり、この頃にようやく寛解に。

減薬中が、すごく薬が抜けているのがわかってふわふわしていて、身体を覆っていた薄い膜がぺらぺら剥がれていく感じだった。

体調はすごくいい!という状態ではなくて、小康状態が続いたので調整に手間取ったけど、この時に薬が抜けたので、その後は徐々に健康な生活リズムに戻っていく感じだった。

 

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2016.1〜現在に至るまで:

寛解してからも、本当に戻ったのか?

と勘ぐるような感じが長らく続きました。

 

それでも、

本当に徐々に活動できる時間が長くなり、

活動してもぐてんとすることが少なくなり、

夜寝られなくなることもなくなり、

風邪をひいたり調子を崩したりする間隔が2週間から1ヶ月、3ヶ月と段々長くなっていき、

朝もそこそこの時間に起きて活動できるようになり、

直近では、通勤して週4フルタイムの仕事くらいはできるようになりました。*4

 

一息でぴゅーっと治っていくわけではなく、本当に少しずつ進んでいく感じに始めはイライラしてたけど、今は調子が悪いときも、

まあ、そういうこともあるわな。

と思ってさらっと流せるようになってきたと思います。

 

相変わらず、低気圧にめっぽう弱いので、人間天気予報と言われるくらいにはあちこち過敏なのだけど、調子悪いな〜と思ったら、

おうちでヨガちっくなことをしたり、

銭湯に行って温冷交代浴をしたり、

アロマオイルを焚いたり、

というようなことで割と調子の悪さも乗り切れるようになってきた感じ。

 

 

うつになる前は、

「うつになるほど頑張り屋じゃないし、結構テキトーな性格してるから大丈夫だろう」

とタカをくくっていたのですが、周りの評価は割と「適当に見えて、かなり真面目。」といわれることが多かった。

実際、けっこう真面目だったな、と思います。*5

 

また、私は、結婚したことで仕事を辞められる状況が整っていてラッキーだったという自覚があって、正直なところ、こういう「うつ」のエントリーを書くことに迷いを感じることがあって、しばらく書いていなかったのですが、その後の話も気が向いたらちょくちょく書いていこうと思います。

 

 

『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』のタイトルは本当に秀逸だな、と思っていて、その通りだと思う。

今つらい人には読んでほしい1冊です。

 

あと最近ヨガっぽいことを家でやるようになったのですが(過去にスポーツクラブに通って挫折したダメな人)、その本がかなりよかったので合わせてオススメします。

ゆるいので、なんとなく続く気がする。

 

 

 

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)
 

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)
 

 

自律神経どこでもリセット!  ずぼらヨガ

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自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ

自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ

 

 

 

 

*1:途中の付き合ってる経過を過去に一度もしなかったため。社内で付き合ってるとごたごたしてめんどくさいのと異動リスクがあるため、こちらの判断で確かに報告しなかったけど怒ることないじゃん。。。実際、同じ形で報告した相方は怒られるどころか祝われてるのに!と思い、その前(うつになったとき)の諸々も思い出して、もうこういう人と働きたくないと切実に思う。

*2:というか1年くらい続けたら転職を考えようと思っていた。

*3:本当にいろいろあってマジで大変!!!変更、変更、変更の嵐。誰ですか、2人の好きなようにやったらいいって言ってた人!

*4:短期派遣でしたが。

*5:根本は楽天家なのですが、真面目の皮をうまく被れてしまう気が。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)を読んで →その1

はてブをたまにみていたら上がってきていた記事を見て、

 

あぁぁぁぁぁぁ..........!

 

と思った。

あるあるの宝庫で、こうやて本当に病んでいったのを思い出した。

そうなんだよね.....

 

toyokeizai.net

 

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わたしは長時間労働をしていたわけではなく、世間的に見ればものすごく恵まれていた労働時間で働いていた。

誰に言わせても、数字的に見れば、はっきり言ってホワイトな環境だ。(たぶん。少なくとも電通ほどは働いていない。)

残業はあったけど多くてもせいぜい45時間〜50時間くらいだった。

ただし、もともとは快適で働きやすかった環境は年を追うごとに悪化していき、

最後は顔を見ると吐き気がするくらいだったし、

上司の隣に座っていた時は上司のいる方の顎から首にかけてはアトピーっぽい感じを発症して仕事を辞めてからも1年くらい回復にかかったし、

上司のいる方の耳はほぼ聞こえてなかったし、

うつ病診断される直前は、仕事が終わってロッカーに引っ込んだ後、15分は電池が切れたかのように身体は動かなかった。

 

 

記事に書いてある通りの道を本当に体験して、そうして確かに、うつだと診断された。

当時の時系列を追ってみる。

 

 

2012.5:

春に崩した調子がぐずぐずと戻らず、しんどい中会社に通う。

ふと、ある日の出勤時、「この電車、飛び込んだら、もう会社行かなくていいのか。」と思いフラフラとホームを歩く。

体調を崩して朝会社に電話をして、病院に行って(行けと言われるので、行くこともあるが、実際には行ったことにしていかなかったこともあった。いったところで、うすうす内科の分野ではないと思っていた。)昼過ぎに会社に報告の電話(←当時は病欠のときには病院に行って、〇〇の診断を受けましたの報告を要求されていたので)を入れる、その一連の作業がひどく面倒だったし、しんどかった。

結局飛び込みはしなかったが、その日はさすがに会社に電話をして、その足で自分の落ち着くところへ逃避。

「やばいかも....」

『それはやばいね。っていうか、会社辞めちゃえば?辞めても生きていけないわけじゃないし、やりたいことやってごらん。』

少し落ち着きを取り戻したが、春先からの不眠で体力が辛い。

体力的につらいから、異動願いも積極的に出す気になれない。

 

 

2012.6:

不安定な体調は周りにも言われていて、産業医と面談。

不眠解消のクリニックを紹介され、紹介状もあったのでバックれるわけにもいかず、しぶしぶクリニックへ。

とりあえず”様子見”ということで、軽めの睡眠薬マイスリー)を処方され、少し落ち着きを取り戻すも、睡眠薬の処方に懐疑的な家族の目もあって医者にこっそり断薬。

以降、とりあえず低位安定な体調と戦いながらなんとか出勤する日々。

おそらく、産業医とクリニックの医師の見立ては”要経過観察”。

本格的にここで改善に動けばよかったけど、若さにまかせて一切無視。

 

 

2013.6:

騙し騙し仕事を続ける。

異常もあるが、非日常のイベントをスケジュールに組み込みまくることで、身体も心も麻痺させる方向へ向かう。

(まだ楽しいことがあればこの時期は一時的に頑張れた。)

転職を考え始めて、とりあえずリクナビNextに登録したり、他業界を見に行ったり。

少しジタバタしたものの、他業界のメンズにあまり魅力を感じなくて転職を思いとどまる。(←理由がひどいけど、けっこう本気だった。)

曲がりなりにも、そこそこ仕事とプライドはある人もそこそこいるので、他を見たときに「えー。」とものたりなくなってしまうという......。

......。

 

 

2013.12:

相方と遠距離恋愛兼社内恋愛(例えると、大阪⇆広島くらいの距離)を始める。

元々体力的に厳しいところ、わざわざ遠距離恋愛を選んだため(万が一社内恋愛がバレても遠距離なので噂が広がりにくい。なお、私は社内恋愛についてはやっといてなんですが反対派。女の子にとってプラスになることは一切ないから。その当時は、バレたら辞めると腹を括って社内恋愛を始めました。)ますます自分の首を絞める。

 

 

2014.3:

実家住まいだった状況も手伝って、自分が通う形式にしたため首が締まる。

徐々に通うのがキツくなり回数が減る。(なお元々は2週に1回会っていた。)

 

 

2014.5:

一向に改善されない状況についに音をあげた私は、dead or aliveな気持ちで異動願いを出す。

苦手な人と4年も一緒にやってどっちも異動しないなら、もうこっちが異動願いを出すしかない、、、という気分。

覚悟を持って、異動願いを申し出た。(つもりだったが、後日談。受けた方はそんなに深刻だと受け取ってなかったことが翌月判明する。)

付き合っていた相方は、あと1年くらいは異動がないと思う、という話で、ここから1年この状態が続くかと思うと体力的に続けるのは無理だから、と考え始める。

そのとき、

1)会社を辞めて相方の住んでる地域に引っ越して仕事を探す。

2)会社を辞めずに相方と別れる。

3)会社を辞めて新しい仕事を探すが、相方と続けるかはフィフティ:フィフティ。

4)会社を辞めずに仕事を続けて、相方とも別れず続けてみる。

5)会社を辞めて、相方とも別れる

と5つの選択肢をあげて、考えるテーブルにのせた。

たぶん、考えたことを図にするとこんな感じ↓↓↓*1

 

 f:id:iixxx:20170531141035p:plain

 

それで考えた結果、自身が取りうる選択肢は、 4ないし2≒5。

とりあえずすぐに判断するのめんどくさいから(←!)現状維持かつ放置を選択。

ただし、この時点では、体力が回復したら5の選択肢を取る可能性がかなり濃厚だった。

 

 

2014.6:

私の異動はなかった。

が。

全く予定になかったのに相方が異動になり、戻ってくるという。

「先月、1年異動ないって言ってたじゃん!」ととりあえず攻めておいたが、日々の緊張の糸がプツンと切れる。

会社に行っても涙が全然止まらず、いよいよやばい感じに。

職場でもさすがに察知されて、その日のうちに産業医面談になる。

「とりあえずやばそうな状況だから、かかりつけの心療内科に行って診断書もらってきて。」

ということで翌日、1年ほど前にちょっとだけ行ったところに行くと、「あー、うつだね。」となり、診断書を出してもらう。

 

 

 

長くなったので、その2へ続きます。

感想文ではなく自分の話になってしまった。

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)
 

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

 

 

 

 

*1: 読み返すとじゃっかん位置取り間違った感あるけど、直すの大変なので直しません....。